2019年2月27日、午前9時55分、突然スプレッドが開いて、あっという間にロングのポジションが逆指値にかかってロスカットされました。
私はR証券のMT4を見ながら、H通商のシステムで売買をしているのですが、MT4では上の画像のように「ちょっと長め程度の下髭」が、H通商のチャートでは、下のチャート画像の通り、
その後の2時間以上経って、やっと到達する位置まで髭が伸びているのです。(5分足チャートを表示していますが、この下髭の急落は、ほぼ1分で起こっていました。)
ちなみに、MT4のチャートに表示されている緑色の横線は、Mパートナーズの同時刻のローソク足の最安値であり、黄色の横線がR証券の最安値、そしてずっと下の方にある赤い横線がH通商の最安値です。
Mパートナーズの最安値と、H通商の最安値では7Pipsもの違いがあります。
H通商には、
のJINさんの動画にもあるように、急騰・急落時や指標発表の時など、大きく値が動く時に、スプレッドが他の証券会社よりも大きく開くという噂がネット上で広がっていますが、今回は単に東京の中値の時間帯というだけで、他の証券会社では普段通りの値動きをしているのに、H通商では「小さな指標発表時」並みの大変動が起こりうるという事です。
一応H通商にも確認しましたが、彼らにとっては「正常の範囲内」の出来事との事でした。(過去1年ちょっとの間にも、MT4のチャートとは乖離したローソク足が出現した事を何度か目撃し、問い合わせたりもしてきましたが、今回のはさすがに看過できないレベルです。)
たかが7Pips、されど7Pips。私はまだ訓練中なので被害額も微々たるものですが、近い将来実戦モードに入る時には、この問題について重々勘案する必要がありそうです。ちなみに、
JFX(これ以上略しようが無い!)という証券会社も、H通商と同じシステムが採用されており、(私が調べた限りでは)データ的にも全く同じチャートです。
(補足)
上記動画でJINさんが大損したフラッシュ・クラッシュは、2019年1月3日の出来事ですが、同年11月にJFX株式会社(H通商の100%子会社)の小林社長がJINさんの動画に登場し、弁明されています。
日本では、多くのFX会社がDD方式(相対取引)であるのに対し、H通商とJFXは顧客の注文を、ディーラーを介さないで直接インターバンクに流すNDD方式を採用している為、仕組上不可避の出来事であったとの事です。
方式が異なれば、それがメリットとなる場合もあれば、デメリットになる場合も必ずあるという事です。
それを了解した上で、DD方式とNDD方式のいずれを選ぶかは、トレーダーの判断という事になります。
私の場合は、「スキャルピングOK!」というNDDのメリットを選んだ事を付け加えておきます。
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