デイトレにおける集中とリラックスとは?

何事にも集中する事は大切ですが、デイトレに関して言うと、間違った集中をしちゃってる人が多いみたいです。

(私は競馬をしませんが)自分が買った馬券を握りしめ、狙いの馬がジリジリ順位を上げてゴール寸前で競り合ってる時に、

「よーし、そこだ! もう一踏ん張り、いけー、いけー・・・」

なんて、競馬場で声を張り上げて応援してる人を想像して下さい。
確かにまあ集中してるとは思いますが、いくら応援したからって馬が余計に頑張る訳じゃなし、こういうのは単なる興奮です。

生産性のある集中には、まず頭が平静である事が求められます。
「脳がリラックスしてる状態」とも言い換えられます。

  • 寄り付き前に候補銘柄を物色している時
  • 狙うべき銘柄を見つけて、監視態勢に入った時
  • チャンスを見つけて、エントリー注文を出す時
  • ポジションを取った後の銘柄の動きを見ている時
  • 利確・損切り注文を出す判断をする時・・・etc.
デイトレしているからには、ある種の興奮状態がつきものだとは思いますが、度を越して興奮すればするほど集中からは遠ざかっているという事を常に意識していて下さい。


理想を言えば、デイトレのあらゆる局面において、あなたは利害(損得)とは別の所にいて、単に「最善のデイトレ」をするという事だけに集中するのです。

「ポジションをとってる最中に金勘定をするな!」

というのも、これに近いです。
あなたは儲ける為にデイトレしているのだから、儲かる事や損しない事を念じながらデイトレするのが当然と思っているかもしれませんが、それは競馬場で馬券握りしめて大声出している人と変わらず、収支にプラスに働く事は一切ありません。

「集中している」というのは言い換えると、

「集中している事以外は考えていない」

という状態の事です。
収支への雑念が止まった時こそ、デイトレに集中している時です。


あらゆるデイトレの局面でデイトレーダーは様々な判断を下していきますが、その判断を正しく行う上で「儲かる」「儲かった」「損する」「損した」という感情が「雑念」以外の何ものでも無い事を、改めて意識してみて下さい。

「ハラハラ、ドキドキ」している自分を感じたら、それはデイトレーダーとしては非常にマズい精神状態だという事です。

「買えば下がる、売れば踏み上げられる」

という事が頻発し、マーケットが敵に感じられた事があるでしょう?
でもどう考えてもマーケットにそんな(あなたに損失を与えようという)意識・性質はありませんよね?


全てはあなた自身の内側から必然的に導かれている結果なのです。
「正しいトレード」に集中しているつもりが、欲望や恐怖で興奮状態となり、いつの間にやら「本能」の命ずるままにデイトレした結果が、

「マーケットは敵だ~!」

と言う事になってしまうのです。
マーケットには、そういう「性質」は確かにあります。

集中したければ、リラックスしている事。

なぜリラックスできるか?

自分のトレードが信頼できるからです。
個別のトレードの損得を超越しているからです。
朝青竜が新弟子に稽古をつけてやる時の「余裕」みたいなものです。

なぜリラックスできないのか?

自分のトレードが信頼できていないからです。
ギャンブルみたいなトレードをしているからです。
「絶対負けたくない」なんて真顔で思ってるからです。
「マーケットは油断ならない」なんて思ってるからです。
「また損切りに失敗したらどうしよう」なんて怖がってるからです。


自分はどっちに属するのか?
今すぐ考えてみる価値があります。
退場させられてから考えても後の祭りです。
生存している今こそ、真剣に考えるべき問題です。

次回デイトレをしている最中に

「自分は今リラックスしているか?」

と時々自分に聞いてみて下さい。
大引け後に思いだす人の方が多いとは思いますが・・・

(補足)本能と理性の関係については、こちらのレポートで詳しく解説しています。
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