ネットとか書籍で、
『デイトレやスキャルピングは最も難しいのだから、素人が安易に手を出してはダメ!』
みたいな事が書かれているのをたまに見かけます。
これは私の推測にすぎませんが、株のスイングトレード等で長年やってきた人が、試しにデイトレをやってみてコテンパンにやられた、その経験を基にして書かれたものなのではないでしょうか?
また、自分の推奨してきたトレード手法がデイトレにはなじまない為に、自分の立場(例えば株式評論家みたいない)を守る為に「デイトレはダメ!」と決めつけている可能性もあります。
デイトレは明らかにスイングトレードとは異なります。
しかし、自分の考え方や売買根拠が当てはまらないだけで、
「ダメ!」
と決めつけるのは、全くどうかしてると思います。
大体、
「素人が安易に手を出しても大丈夫なトレード」
なんてものは元々有り得ないのですから、
「デイトレは難しい」
という事の根拠も相当いい加減なものです。
勿論私はデイトレが簡単だと言うつもりもありません。
ただ、トレードのポジションをキープする時間枠そのものに優劣がある訳ではなく、最適な時間枠はトレーダー自身が選び取るものであり、自らがその時間枠で最大限実力を発揮できるように訓練していく必要があるという事です。
デイトレにはデイトレのメリットどデメリットがあります。
当然、スイングトレにもスイングトレのメリットとデメリットがあります。
何事にも常にメリットとデメリットの両方が有るのであり、その片方だけ見て判断を下すのは、賢いやり方とは言えません。
また、例えば1時間足チャートをメインにトレードしている人が、
「自分は、わざわざ5分足チャートより難しいトレードをしているのではないだろうか?」
とか、
「4時間足チャートの方が、もっと稼ぎやすいのではないだろうか?」
などと不安に感じる必要はありません。
時間枠そのものに「稼ぎやすい」とか「稼ぎにくい」とかの優劣がある訳ではないからです。
でも、本当に自分に1時間足が合っているのかどうかは、その人自身が異なる時間枠のトレードと比較してみる必要はあります。
他人の言う事には常に耳を傾ける柔軟さを維持しつつ、常に自分の経験によって判断し、情報だけを鵜呑みにはしない事を強くおススメします。
必ず、お返事させて頂きます。
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