デイトレを攻略する(5)にちょっと補足です

エントリーしてから10分経過で、機械的にエグジット。

というルールですが、念の為に以下、補足しておきます。

・この方法は、ある程度デイトレを経験してきた人に向けてのものです。
一連の記事を読んでみて、自分に必要と感じられる方のみ、お試し下さい。
口座を開いて間もないような初心者の方は、多分この記事の意味が受け取りきれないのではないかと思います。
そういう方は、しばらくはオーソドックスにデイトレの経験を積まれる事をお勧めします。
いつかまたご縁があれば、この記事に戻ってきてみて下さい。
・エントリーする銘柄は、普通にデイトレで考えて勝機のあるものを選ぶ事。
売買行動と感情を切り離したデイトレを体験するのが目的なので、どの銘柄でも適当に選べば良さそうにも思えますが、私はエントリーだけは普段と同じく、真面目に行いました。
エントリーまで無思考・無選択になると、もうそれはデイトレでも何でもないと思えるからです。
ちゃんと真面目に考えてポジションを取る。
そのポジションを、無思考の状態で、時間が来たらスッと切る。
そうして初めて「完全に自分がコントロールしたデイトレ」を経験・体験する事ができるのだと思います。
・東証一部銘柄である事。
新興市場銘柄が絶対ダメという事でもないのですが、あまり動きの激しい銘柄はこの実習には向かないと思われます。
自分の意思でサクッとエグジットするのが目的なのに、逆指値にかかって自動でエグジットされては、目的の半分も値打ちが無いからです。
あくまでも逆指値は「緊急脱出用」の安全装置であり、めったには自動執行されない、と思える銘柄を選んでください。
・様々な事を、自分に課してみる。
あなた自身がデイトレで「苦しく感じる」とか「強い抵抗を覚える」事は、それを自分に課すことで強くなれる場合が多いのです。
時間でエグジットするのも、なんだかんだ理由をつけてエグジットが遅れがちな自分に活を入れる為の訓練でもあるのです。
あなたのデイトレを振り返ってみて、自分の弱点というか、分っていてもなかなか出来ない事があれば、あえてそれをやってみる事をお勧めします。
例えば、同時に5銘柄のポジションを持ってみる経験とか、エントリーからエグジットまで全て自動執行ツールに任せて、自分はパソコンから離れている等です。

あなたが今安定的に勝てているのであれば、無理に火中の栗を拾う必要はありません。
でも、どうも自分の思うようなデイトレができていないとか、清水寺

「わかっちゃいるけど・・」

などと言い訳しながらデイトレしているのなら、自分でよく考えて合理的と結論できる範囲内で、清水の舞台から飛び降りる事も必要だと思うのです。

デイトレにおける最大の敵は、自分の内側にある「本能」です。
デイトレーダーには、これを意図的に叩く覚悟が求められるのです。

【補足の補足】
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2 件のコメント

  • 予定通り出来ました。
    結果も2円ですけどとれました。
    予定通り出来たことが何よりです。
    ======================(以下、たかやん)
    自分が信用できるまで、時々でいいですから、何度でもやってみて下さい。

  • >あなた自身がデイトレで「苦しく感じる」とか
    >「強い抵抗を覚える」事は、それを自分に課すことで
    >強くなれる場合が多いのです。
    よくわかります。
    武者修行中の試みとして
    「今週一週間はすべて逆指値を使って処理する」というのを
    やってみたことがあります。
    寄付きの成行きで買えばいいのにわざわざ逆指値で
    寄付き後の高値をしこまなければいけなくなったり、
    板を見れば即買いの一手なのにわざわざ逆指値を指定
    しなければいけなくなったり。。
    何を馬鹿なことをやってるんだろうと思いつつ、
    同時に発生する理不尽から派生するいろいろなことを考えたり感じたり気がついたり。
    やがて逆指値でやってはいけないシーン、
    逆指値でやるべきシーン、どっちでもいいシーン
    これが以前よりもくっきりとわかるようになりました。
    特に「逆指値の指値」の有効性に開眼したのは大きかった。
    おかげで、一週間の自分縛りを終えたあとは、
    それ以前に比べ、逆指値を自由に使えるようになりました。
    マネーマネジメントのルール固めをするときにも、
    仮のルール化→理不尽を感じて修正→次の仮ルール化
    →新しい理不尽を感じて修正→次の次のルール化
    とやっていったら、短期間に、かなり納得の行くスタイルを
    構築することができました。
    不便に気づくことが、便利に至る最短距離であり、
    不便に早く気づくためには、過剰なくらい縛りを入れて
    それを厳守するのが手っ取り早い近道なんですね。
    まさに、
      「苦しく感じる」「強い抵抗を覚える」事を、
      自分に課すことで強くなれる。
    ということを実感しています。
    =============================(以下、たかやん)
    まさに、おっしゃる通りです。
    でも、こうしてブログを書きながら多くの人の経験談等を目にしていると、負荷をかけ過ぎて、体調不良にまで至ってしまう場合も結構あるという事を知りました。
    だから最近はむやみに
    「やり難い事こそ、やりなさい」
    というアドバイスはしないで、極力自分の理性の範囲内で妥協の道が探せないか、考えてみる事をおススメしています。
    人は鍛える事もできるし、慣れる事もできるし、上達する事もできる、素晴らしいポテンシャルを秘めています。
    その一方で、少しでも健康に不安があると、出せる力も数分の一にまで退縮してしまいます。
    自分の体が何か注意信号を出していないかに十分気をつけながら、鍛錬していって下さい。

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