ブレイクアウトでは勝てない?

「単純なブレイクアウトでは勝てない!」

確か、ラリー・ウィリアムズが彼の著書の中で言っていたと記憶しています。
でもこれは、

「ブレイクアウトでは勝てない!」

という意味では無いので、誤解しないで下さい。


株でもFXでも先物でも、昔も、今も、未来も、ブレイクアウトを利用して勝つ事は可能です。
ブレイクアウトが全く機能しなくなる相場なんて、有り得ません。

但し、ブレイクアウトはあらゆる時間枠で頻繁に起こっているので、闇雲に売買行動を起こしていたら、収支をプラスにするのは難しいでしょう。

単純なブレイクアウトでは勝てない!」

「単純な」とは、要するにブレイクアウトの信頼性を分析しないで、無暗に仕掛ける事を指すと、私は理解しています。

それでは

「単純じゃないブレイクアウト」

とは何でしょう?

それは、

『上位時間枠で明らかなトレンドが発生している最中に、
トレンドと同方向に起こったブレイクアウト。』

です。


例えば、

ブレイクアウト

典型的なブレイクアウトのパターンです。
が、このチャートだけ見て仕掛けるとしたら、ダマシで負ける可能性も低くはありません。
なぜなら、このブレイクアウトが「本格的な下げトレンドの開始点になる」という根拠が見えないからです。

 

 

 

でも、
ブレイクアウト
と、4時間足チャートで赤丸のタイミングでのトレンドを把握しておれば、勝てる可能性の相当高いチャンスであると推測できます。

 

 

 

 

 


更にエントリーの信頼性を高めるポイントとして、

(A)「小幅な横這いの値動きがしばらく続いた後のブレイク」

(B)「強固な(=誰の目にも明らかな)支持線・抵抗線のブレイク」

の2点が挙げられます。

(A)横這い期間が無ければ、水平な支持線・抵抗線が引けません。
斜めのトレンドラインブレイクも有効な作戦だと思いますが、水平な支持線・抵抗線のブレイクに比べると信頼性はかなり劣ります。
トレンドラインは、引く人によってまちまちになりがちですが、水平な線は誰が引いても同じになる可能性が高いからです。
(B)また、水平な支持線・抵抗線が引ける場合、その線にローソク足がはね返された回数が多いほど、より強固な支持線・抵抗線であり、だからこそそれが一旦ブレイクされると、ダマシになり難いと言う事ができます。

『ブレイクアウトが起こった事をしっかり確認してから、
その『押し目』を狙って仕掛けていく。』

という方法も確かに有効ですが、

「ブレイクアウトはもう古くて勝てないから・・・」

という思い込みでブレイクアウトでの仕掛けを全て封じてしまうのは、とても勿体無いと考えています。

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