デイトレから1日でも離れると、すぐに感覚が鈍化した事に気が付きます。
特に何かが変わった訳でもないのですが、様々な判断要因をまとめ上げて、
「買い!」「売り!」
という最終判断に持ち込む、
「一瞬の判断」
において、微妙な迷いが出てしまうのです。
日ごろは訓練で押さえ込んでいる「本能」が、ブランクによって無意識のうちに、あちこちで雑草みたいに芽を吹き返しているという感じが近いでしょうか?
そういう時は、基本に戻ります。
できるだけ簡単なトレード、自分では、
「目をつむっても勝てる」
みたいな、得意のパターンに限る事で自信も回復し、調子を取り戻す事ができます。
たとえ負けトレードになっても、基本に忠実なデイトレでの負けであれば、調子回復には役立ちます。
なぜなら、ついつい忘れがちな「リスクを取る」という感覚が、基本に忠実なデイトレをする事によって戻ってくるからです。
それが「基本」のありがたいところです。
以前にも書いた事ですが目標の達成が困難になった時ほどジタバタしてはいけません。
理性が引っ込み、本能が幅を利かせやすい心理状態だからです。
ジタバタしたくなる状況というのは「アウェー」な心理状態です。
敵の土俵に上がる、という事です。
どんな時でも「自分の土俵」で相撲を取る必要があります。
さもなければ、自分の実力を100%発揮できないからです。
人の脳は「そのようになっている」のだから仕方ありません。
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