思考の量

デイトレでは、エントリーしたらその日のうちにエグジット(=脱出)するのがルールです。
また、損切りにせよ利確にせよ、ルールで決めた位置まで動いたら、そのルールに従って反対売買を行う必要があります。
ポジションを取る時に、エントリーするべきか、しないべきかで迷う事はあっても、エグジットの時にルールに従ってエグジットすべきかどうかで迷い、ついつい違反をして、

「私には決断力が無い!」

とか言って悔やむのは、デイトレに対して持っているイメージ自体が、そもそも間違っている可能性があります。

どうなったら反対売買をして、ポジションを閉じるか?

これは、予めルールとして決めておくべき事です。

例えば、資金が3%減った時に損切りすると言うルールに決めたのであれば、実際のトレードでも3%減ったら、その時点で損切りの注文を出さねばなりません。

1万円マイナスになった時に損切りするルールなら、1万円マイナスになった時に損切りして下さい。

支持線を割った時に切るというルールなら、支持線を割ったところで切って下さい。
エントリー後に支持線を動かすのはご法度です。

5分足ローソク足でトレードしていて、

「9MAをローソク足の終値で下(上)回ったら、反対売買」

と決めたのなら、それに従って下さい。

(補足)MAとは移動平均線の英語の頭文字です。
9MAならローソク足9本分の終値の平均値を結んだ曲線を意味します。

トレイリング・ストップを採用したのなら、それのみに従って下さい。
購入したノウハウに従うにせよ、自分でルールを作るにせよ、脱出のルールはポジションの無い時に予めしっかりと決めておきます。
そして実際のトレードが始まりポジションを取ったら、事前に決めてあったルールに従う事だけ考えて下さい。

非常にシンプルな事です。
複数の要素を吟味せねばならず、必ず迷いに迷う必用があるような脱出ルールなら、そもそも、そのルールが間違っているのです。
脱出ルールは極力シンプルに。
それが鉄則です。

(補足)~~~~~~~~~~~~~
収支プラスが安定してきた後には、脱出ルールに一定の幅や奥行を持たせるという思考もアリになります。
なぜなら、その思考がブタ寄りなものか狼寄りなものかが経験で判断できるからです。でも、勝ち方を身につけつつある過程では、シンプルな脱出ルールに愚直に従い続けるに優るものは無いと考えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ポジションを抱えながら複雑な思考を行ったからと言って利益が増えたり、損失が軽くなるという事は殆どありません。
むしろ、考えれば考えるほどブタに変身していき、損大利小の傾向に傾いていってしまいがちです。

(補足)~~~~~~~~~~~~~~
個々のトレード単位では、ルールを守って裏目に出たり、ルールを破ってうまくいく事は当然あります。
でも、トレーダーとして稼ぐという事は、個々のトレードの結果に固執するのではなく、一貫性のあるトレードで利益を積み重ねていく事を意味しています。
個々のトレードに固執するのは、ブタである証しだと言っても過言ではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ポジションが無い時に、過去のデータやチャートを検証して納得のいく脱出ルールを考えるのは、いくらでも、好きなだけやって下さい。
でも、トレードの最中(ポジションを持った後)は、できるだけ無駄な思考を止めて下さい。
だって、脱出ルールは決まってるんですよね?
ところがブタトレーダーに限って脱出で思いっきり

「思考」

しています。

================(思考のサンプル集)
(ルールより)もっと利を伸ばすべきじゃないだろうか?
だって、この値動きは力強いから・・

いやいや「利食い千両」って言うくらいだから、含み益がある今こそ脱出すべきだ!
でも・・・?

あ~、反対に動いちゃった。もう損切りしなくっちゃ。
でも、先物は上がってるのだから、もう少し待てばこの株も反転するに違いない。
もう少しの我慢だ!

と思ってたら、更に下がってしまった。
でも、ここまできたら徹底抗戦しかないよな?
==============(思考のサンプル終わり)

含み益になろうと含み損になろうと、自分の持っているポジションについて、ず~~~~っと思考し続けてはいないでしょうか?
脱出ルールは、どこへ行ってしまったのでしょうか?
折角ルールを決めてあっても、その場その場で常に迷い、思考に思考を重ねた末に脱出しているのであれば、最初からルール無しで「上がりそう、下がりそう」の気分次第でトレードしているのと同じ事ではないですか?

こんな事は百も承知であるにも関わらず、毎日毎日、トレードが始まると、そして一旦ポジションを取ると、もう思考の奴隷になっていないでしょうか?

思考の奴隷を百日続けても千日続けても、ある時から上達が表面に出てきて収支がプラスになるという事は「絶対に無い」とまでは言い切れませんが、「殆ど無い」と言って良いと思います。
なぜなら、デイトレで稼ぐ為に必須である「規律」を破る訓練しか積んでいないからです。

裁量トレードというからには、裁量してエグジットする訳です。確かに、

「裁量 ≒ 思考」

ではあります。
でも、恒常的にタイミングが遅れに遅れたり、どちらに転ぶかその時になってみないと判らないような連続的な思考と本来の裁量トレードとは全くの別物である事に気づく必要があります。

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3 件のコメント

  • たかやんさん、こんにちは。
    質問なのですが、日足で持ち合いパターンを始値でブレイクし、結局終値で先程の持ち合いレンジに戻ってしまった場合、その持ち合いレンジをブレイクしたと見なして良いのかどうかがよく分かりません。
    この部分を教えてください。よろしくお願いいたします(_ _)

    • 始値でブレイクしたのなら、日足ローソク足の本体部分がブレイクしているので、レンジブレイクには違いありません。(ザラバにブレイクして、引けまでにレンジ内に戻ったのなら、ヒゲでブレイクしただけなので、レンジブレイクではありません。)
      しかし翌日以降にブレイクした方向に動いていくかどうかは、翌日以降の動きを見ていかないと判りません。
      当日が終わった段階では、ブレイクしたというプラスの事実と、そのブレイクが失敗したというマイナスの事実が拮抗する為です。
      ただ完全に五分五分に拮抗する訳ではなく、「ブレイクした」という事実が「失敗に終わった」という事実よりは若干勝っていると私は考えます。
      その勝ち負けの度合いは、どの程度レンジ内に深く(又は浅く)引き戻されて終わったかによります。

      • 詳しく教えていただきありがとうございますm(_ _)m
        その「勝ち負けの度合い」を測れるようになる、というのが自分の新たな課題になりそうですね。。。
        そこの所を自分で定義できるようにしたいと思います。

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