レンドラインが支持線として機能した形にはなっています。
(こういうトレンドラインを「後講釈」と嗤っていては、いつまでたってもテクニカル分析は身につきませんよ!)
テクニカル的には、今日の終値より上に寄りつけば買い、下に寄りつけばトレンドライン・ブレイクで売り。
デイトレーダーとしては、方針の立てやすい楽しみなポイントに来ていると思います。
但し支持線が機能したとしても、今の相場は、まだまだ底を打ったという状況とは思っていません。
「ビッグスリーが年越しできた!」
という良いニュースの後、さほど悪いニュースが出ていないだけだと思っています。
オバマさんへの期待というのもあるのでしょう。
でも「百年に一度の・・・」というからには、「悪いニュース」が出てくるのは、これからが本番だと思います。
日本からではなく、海外から。
勿論アメリカの可能性が大きいですが、欧州だってかなりの深手を負っているので新たな火元になる可能性はあります。
何度も書いていますが、日本株は確かに大バーゲンセール状態であり、格安な状態で放置されているのは間違いないと思います。
つまり一旦上がりだすと、連鎖反応的に上がりだす可能性が高い。
でも、それはまだ先の事のはずです。
だから決して今、全力買いしてはいけません。
(あくまでも、私の私見に過ぎない事をご理解下さい。)
ちょっとした悪いニュースで円キャリートレードの巻き戻しが再開すれば、去年の安値を更新する可能性だって十分あります。
百年に一度の危機は、同時に百年に一度のチャンスにもできると思いますが、それは決して全力買いに走るのではなく、十分に考え抜いて行動した人にもたらされるチャンスだと考えます。
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