今回は目標についてです。
あなたは目標を持ってトレードしているでしょうか?
目標を設定する事は、とても大切な事です。
逆に言って、達成したい目標も無しに、何が達成できるでしょうか?
という話しです。
<< 目標、一億円達成! >>
結構です。
でも、
いつまでに?
どのようにして?
そうやってブレイクダウンしていくと、適切に目標が設定できていない人の方が多いはずです。
達成したい事の具体的なイメージが無ければ、何に向かって努力すればよいのかも解らず、あなたも、あなたの潜在意識も、持てる能力を発揮できるはずがないのです。
目標に金額を設定するのも結構ですが、
「自分が達成したいトレードのイメージ」
を設定してみるのも、一考の価値があります。
だって、「自分が達成したいトレードのイメージ」が無いのに、どんなトレードをしますか?
「儲かるトレード!」ですか?
それって、自分の尻尾を追いかけてクルクル回り続ける犬みたいじゃないですか?
いくら頑張って追いかけても、追いつかないです。
<< お金を稼ぎたい(≒損したくない) >>
結構です。
間違いは有りません。
でも、これと「トレード」とを直結して考えると、
「いつも勝つ。」
「負けてはならない。」
になりませんか?
これこそが「負組へのパスポート」だとしたら、どうします?
「利益合計 > 損失合計」
を目指すものであって、決して、
「損失 = ゼロ」
(という事は、利益ばっかりで、大儲け~!)
を目指すものではありません。
あなたも、こんな事は百も承知しているのですが、いざ本番になると、いつの間にか、キレイサッパリと忘れていませんか?
知識として持っていても、実践できていなければ意味がありません。
損失=負け=ダメ!
と考えている間は、なかなか収支プラスにはなりません。
大きな利益を上げる為には、小さな(数多くの)損失を避けて通る事はできず、
「損失トレードもビジネスの一環である」
という認識が必要です。
およそトレードにおいて「管理されない損失」ほど最悪のものはありませんが、と同時に、
「管理された損失」ほど肝心なものもありません。
この意味、解りますよね?
ビジネスは例外無く、仕入れや設備投資や商品開発等で、
「先に(お金や知恵等の価値を)出す」
という事が鉄則です。
そんな事は、駄菓子屋のおばあちゃんでもスーパーマーケットのおやじでも、鉄道会社の社長でも、およそ「経営者」の立場にある人なら全員が知っています。
稀に、そういう意識のないボンクラ(二代目?)社長もいたりしますが、そんな会社はハンで押したように儲かりません。
一方、主婦やサラリーマンは、むしろ知らない(解ってない)人の方が多いでしょう。
医師や弁護士等の高学歴・高収入の人も、自信過剰な割に経営は理解していない場合が少なくありません。
そういう人達がマーケットに立つと、あっという間にブタに変身してしまう訳です。
話しを元に戻します。
目標を設定する事は大切です。
そしてその目標とは、単に「1日3万円」とか「月収百万円」等の金額的なものより、
<< 経営者の視点に立った目標設定 >>
がおススメです。
「ちゃんとやってるのに、プラスにならない(涙)」
とお嘆きのあなた。
もう一度原点に戻って、自分のトレードを「経営者」の視点から見直してみて下さい。
だって、デイトレも間違いなく「ビジネス」なんですから。
必要なのは、クジ運でもなければ博才(バクサイ)でも
なく、経営者の感覚なのです。
~~~~~~(=超重要)
マイナスになってしまう原因が有るから、プラスにならないんです。
何かが間違っているから、手数料を遥かに超えるマイナスになるのです。
マーケットは、あなたを「負けさせる」つもりなんてサラサラありません。
プラスにならないのは、あなた自身が無意識のうちに、
「負けを拒んでいる」
という事が原因している可能性が極めて大です。
これに早く気づく必要があります。
ちょっと解り難かったかも知れないので、次回補足します。
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