デイトレーダーは、なぜすぐブタに戻ってしまうのか?(2)

デイトレで負けた直後に、

「リベンジだ!」

と少しでも思ったら、その時点で既にブタです。

仕事としてやっている以上、勝っても負けても、自分のルールに従ってデイトレできたのであれば、

「自分の仕事をした」

というだけの事です。
自分の仕事をきちんと終わらせたのに、なぜ「リベンジ!」なんて思考が浮かぶのでしょう?


それは勿論、個々のトレードの結果に拘(こだわ)っているからです。
勝つ事しか頭になく、負ける事は想定外のデイトレ、つまり負組の誰でもがやっているレベルのデイトレをしているという事です。

マーケットに対して「リベンジ」と発想すると言う事は、既に感情的になっています。
正気でデイトレしてさえ簡単に勝てる訳ではないのに、感情的になってしまっては、自分の優位性が削がれていく一方です。
だから大連敗!したりします。

ココがポイント
万が一、運よく勝ててリベンジできたと思えたとしてもそれは「感情に支配されたトレードの訓練をした」という事にすぎず、それで得た利益は、いずれ利息を付けてマーケットに払い戻さねばならなくなるでしょう。

一方、思わぬ大勝利を収めた時も、「喜んではいけない」とまでは言いませんが、それも感情の振幅が拡大しやすい時なので、傲慢になりやすく、枚数を増やすとか、エントリーの基準を下げるとか、とにかく危険な誘惑に負けやすくなります

  • 負けた時は冷静に
  • 勝ったときは、より冷静に
  • 勝って兜の緒を締める事

ブタに変身しない為には、ポジションをクローズした直後にも意識的に平静を保って下さい。
毎回そう心掛けていると、次第にそれが普通になってきますのでご心配なく。

(※)「復讐するは我にあり」とは「我(自分)が復讐する」というのとは殆ど真逆の意味です。これは聖書の一節であり「復讐なんて事は天(神)に委ねるべき事であって、人間がなすべき事ではないよ。」という意味だそうな。マーケットの女神も深くうなずいておられるご様子です。

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