もの凄く基本的な事ですが、こういうのも参考にして頂ける場合もあると思うので、紹介しておきます。
またも、カービューです。
一昨日のチャート。
昨日のチャート。
わかります?
このチャートに示された移動平均線(以下MA)、ただものじゃないですよね?価格の節目とか、前日の終値とか、一般に知られている支持線、抵抗線よりも遥かに「いい仕事」してます。
銘柄によって相性の良し悪しがあるので、「信憑性」の高いMAを見付ける事が大事ですが、少なくともこのMAとカービューは、相当相性が良いみたいです。
で、下が今日のチャート。
前日終値とMAにはさまれて、動きの取れない前場。
しかし、午後2時前からこのMAをブレイクしたり、戻したり、揉み合ってます。
こういう揉み合いに全て付き合っていては、良くても手数料損になってしまいます。
まあ、13:40分の動きは、騙されても仕方ないという気はしますが、、、
できれば右端に見えている大陽線の初動を捕まえたいところですね?
でも、当日高値は823000円だし、820000円あたりが抵抗線みたいに思えるしで、初動を捕まえるのは難しそうです。
でも、ずっと値動きを監視していて、私には820000円の手前で「ブレイク」を確信しました。
そのタネあかしは、「Time&Sales」です。
今日のこの株はもみ合ってる間はずっと、1株とか、3株とか、「子供買い(売り)」を繰り返しています。
でも、大事な局面では5株以上の「大人」が顔を出します。「2桁」だと、この銘柄だとちょっとした巨人です。
そういう「大人」が顔を出す瞬間を待伏せるのです。
14:40分に、遂に「大人」が出て来ました。
①で、814000円と815000円の板、合わせて8枚が一気に食われました。
「オッ、来たかな?」
といったところです。
そして続けて②で816000~818000円の板、合わせて14枚が一気に食われました。
ここで「ほぼ確信」。
③で「ほぼ確定」となります。
(この判断は、チャートとセットでのものです。どっちか一方だけだと「片目」でボクシングしている状態になります。)
820000円の14枚を見届けないと行動できないというのは、この状況ではもう「鈍クサイ」と思わないといけません。
①から③まで、1分かかっていません。
MAの上にある時には「ブレイク」の可能性があるのですから、①~③が出る前から、スタンバイしておく必要があります。
杓子定規に、当日高値などのブレイクを狙っても、効率の良いデイトレができるとは限りません。
RSIとか、MACDとか、ストキャスとか、そういうのがどれほど効果があるか知りませんが、こうした「銘柄と相性の良いMA1本」と、「Time&Sales」というシンプルな武器でも結構勝負はできるものです。
ぜひ、お試し下さい。
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