この世界には3種類の人がいます。
失敗するのが嫌だからです。多数派です。
失敗しても落差が小さいので、すぐに立ち直り経験値に変えてしまいます。
私は典型的なタイプ2でした。
今にして思えば自信過剰だったのであり、実弾トレードの前に3ヶ月ほど勉強期間を置いたのも、十分に慎重と思っていたのは私だけで、現実は遥かに厳しいものだったのでした。
ホント~~~~に、苦しみました。
家族にも、精神的・金銭的に重い負担を強いてしまいました。
初期資金が少し大目だったので何とか首の皮一枚で生き延びましたが、それは「たまたま」であったとしか思えません。
あなたにはなんとしてでも、私と同じ轍(てつ)を踏まないでほしいと思います。
その為の私のブログであり、私のメールセミナーでもあります。
ここでよく覚えておいて頂きたいのですが、人生の成否を分けるような決意や願望は、自分本位の思い込みだけで、
いきなり
達成できるようなものではありません。
「専業デイトレーダーになる!」
というのも、願望として設定したり、それを目指すのは素晴らしい事ですが、
そう自分で決めたからなれる、というものではありません。
では、どう考えるべきなのか?
失敗はしても良いのです。
新しい事に挑戦して失敗しない人などいません。
でも、失敗して、それですぐ諦めていたら、何も達成されないし、失敗した事も無駄になってしまいます。
資金が少なすぎるなら、まず資金を貯める事から始まります。
資金が少ないからって、無茶なレバレッジでリスクを取っても、結局は遠回りです。
テクニカル分析の知識や経験が足りないと思えば、参考書を何冊か選び、
いつまでに何回づつ読むかや、チャートの分析を毎日どのように、どの程度の時間をかけて訓練するかを決め、月単位でどの程度スキルアップしたかを自己評価していきます。
実際の売買の為には、細かくルールを決め、そのルール通りのデイトレを10回続けては、ルールの見直しを行い、また10回続ける事を繰り返します。
10回になる前に少しでもルールを破ったら、1回目からやり直すなり、罰金を自分に課すなり、何らかの罰を自分に与えて、
『ルール通りの10回連続トレード』
を何度でも繰り返していきます。
そのうちに、力がついてきた事が判れば、少しずつお金を賭け始め、日単位で利益の目標に向けて頑張ります。
この時には絶対に過剰な金額を賭けない事。
この段階はまだ「稼ぐ」のがトレードの目標ではありません。
デイトレで稼げるようになる為の、訓練の段階だからです。
こうして、一段づつ階段を上がるように、達成可能な目標を一つ一つ達成し、それを積み重ねていけば、いずれは自分が最初に設定したゴールに到達できるようになります。
デイトレに限らず、どんな事でも、願望と現実の間には、それをつなぐ階段(=プロセス)がある事を理解できる人が成功できる人です。
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