デイトレを攻略する(2)

デイトレを攻略したければ、まずはその大前提として、デイトレとその他のトレードとの違いを明確に区別しておく必要があります。
なんて書くと、ややこしい話になりそうですが、実は簡単です。

デイトレ = ザラ場では何も考えないトレード

これです。
悟りを開いた高僧でもない限りは、何も考えないでトレードする事など不可能です。
実際には次から次と、様々な事を考えてしまうのは避けられないでしょう。
ただ、その考えがエントリーとエグジットに一切影響しない事が求められます。

ああなったら、こうする。

こなったら、ああする。

と、事前に決めておいた行動予定から一切ブレない売買行動が必要とされるのです。
通常の「投資」であれば、いろいろ調べたり考えたりしながら結論を出して売買します。
でも、そのノリで安易にデイトレに手を出せば、ほぼ確実にやられます。
デイトレでザラ場に何を考えたところで、プラスになる事など無いからです。
考えているつもりが、本能の言いなりになって、どんどんマイナスに引き寄せられてしまうのです。

テクニカル分析するからには、考えるだろ?

おっしゃる通りです。
実際には、日足を見たり月足を見たり、銘柄Aと銘柄Bを比較したり、トレンドラインで判断したり、ボリンジャーバンドで判断したり、デイトレでも常に考えてはいます。
ただ、例えば、

  • そろそろブレイクしそうだからエントリーしちゃえ!
  • まだ上がりそうだから、様子を見てみよう。
  • ここまでくれば戻すに決まっている。ナンピンで逆転してやる!
  • あっりゃ~、含み損が10万超えちゃったよ、家賃払えね~よ!
  • 今利食えばΩが買える。でも、あの板さえ割れればロレックスだ~!
  • 昨日勝たしてもらったから、今日もこれで行ってみよ~!
  • これで勝ったら10連勝だぜ。俺って天才?
  • ここで売れれば、カリスマデイトレーダーだぜぃ!
  • ・・・etc.

みたいな、欲望や恐怖によるイワユル「人間的」な思考は極力排除し、完全には排除しきれないとしても売買行動には一切影響させないという意識が必要になります。

私が1年以上の長がきにわたって右肩下がりのトレードを続け、絶望感の中で打ちひしがれていたある日の事、自分のトレード日誌を振り返ってみて、閃く

ピン!

とくるものが有りました。
私は、勝てる方法を知ってはいるのです。
チャートを一瞥(いちべつ)するだけでチャンスかどうか見分ける事もできるようになっていました。
なのに、それでもなぜ右肩下がりなのか?

私は、自分の思考に依存して売買していたのです。
もっと言うと私は、自分にとって「やり易い」売買行動しかできていなかったのです。

「やり易い売買行動とは何か?」

  • 例えば、エントリーサインが出ても、少しだけ様子見する事。
  • 例えば、エグジットサインが出ても、ネット上で反転する可能性を示唆する情報の探索に没頭して現実逃避する事。
  • 例えば「大引けで手仕舞い」という前提でいるのに、ザラ場の小幅な戻しで振るい落とされてしまう事。
  • そして極め付けは、デイトレなのにオーバーナイトする事。
  • ・・・etc.

なんて、個々に書きだしていったらきりがありません。
要するに、ザラ場でない時間に必死で組み立てた方法論を、ザラ場で自分自身が全てを踏みにじり、全く無意味化させていたという事です。


9割出来ていても、1割でも自分に負ければ、それだけでトータルはマイナスになってしまうものなのです。
世に言う「コツコツ・ドカン」です。
非常に厳しいですが、それがデイトレというものなのですから、どうにもなりません。

打開策なんて存在しないようにさえ思えました。

完全に袋小路に嵌まった格好でしたが、窮鼠猫を噛むの例え通り、必死の決意から解決の糸口を掴む事が出来ました。
依然として「やり難い」事には違いありませんでしたが、シンプルなのでやり通す事が出来たのです。

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4 件のコメント

  • 初めてのコメント失礼します。
    「ざら場では何も考えないトレード」
    について
    FXのトレードではどのように解釈すればよろしいでしょうか?
    FXでも当てはまるのか?はまらないのか?
    エントリーする前に、テクニカル分析で基本戦略を立てますが、実際にエントリーするタイミングを待っている間に、その決めていた基本戦略と違った判断でエントリーしてしまったりすることがあります。(予想と反したチャートの動きにつられて慌てるような・・・)
    そんなエントリーは優位性がなくなっているということでしょうか?
    ======================(以下、たかやん)
    今後の記事で、もっと解り易く書いていくつもりですが、、、、
    「デイトレを攻略する(1)」の記事にも書いたとおり、この問題は株でもFXでも、マーケットは関係ありません。
    殆ど全てのデイトレーダーに共通する問題です。
    (ただし、スキャルピングは対象外です。スキャルピングについては、ご参考にならいと思います。私がスキャルピングができませんので、)
    私と同じ事をやってみて下さい。
    つまり、トレード日誌をつけ、定期的にそれをまとめて検証するのです。
    トレード日誌には、後からでも判断できるように、売買判断に至る思考の過程まで書いておく必要があります。チャートを沢山キャプチャーしておきましょう。
    私はエクセルでやってました。
    今回の記事では書ききれていませんが、「思考」には理性的なものと本能的なものとがあります。
    テクニカル分析に基づく理性的な思考によって売買したものなら、勝とうが負けようが「デイトレ」です。OKです。
    理性的なトレードには感情の起伏がなく、平坦な感じがします。
    それが更に徹底していくと、判断は行っているのだけれど手と目が勝手に動いているような、水が自然に流れているような感じを覚える事があります。
    私のデイトレの理想の心理状態です。
    でも、本能的な思考によって売買したのなら、結果はどうあれ「ブタトレ」です。
    デイトレに「勝てば官軍」はありません。「ブタトレ」はがん細胞みたいなものであり、知らぬ間に増殖して、健康なトレードを蝕み続けます。
    それをどうやれば繰り返さずに済むか、自分のトレードから廃絶させるか、真剣に対策を立て、更にそれを実行していく必要があります。
    この先は、今少し私の記事を読み進めてみて、もし曖昧な所等がありましたら、ぜひつっこみを入れて下さい。
    よろしくお願いします。

  • たかやんさん、こんばんは。
    昨日たかやんさんのブログの「デイトレの基礎知識」を読んで、今日三井松島で取れました。
    トレンドフォローが心地よかったです。
    デイトレを攻略する(2)の内容は、自分に一番欠けている事が書いてあると思いました。

  • こんばんは。
    いつも更新を楽しみにしております。
    またまた私にとってタイムリーな内容で、非常に勉強になっております。
    リアルトレードを初めて一カ月が経ちました。
    勝率は6割くらいですが収支はトントンと言ったところなので、最近は損切り・利確ポイントを見直しております。
    トレイリングストップなど凄く有効な手法であると実感しているところです。
    負けトレードは振り返ってみると、自分に負けた時に損失を大きくし、利益を小さくしていることが判ってきましたので、やはりルールを必ず守る精神力が必要だなと感じております。
    初歩的な質問なのですが、デイ=ざら場では何も考えないトレード
    まさにその通りだと感じています。
    なぜかと言うと、最近スイングトレにも興味を持ち始めたからです。
    浅はかな考えですが、大きな値幅を得るには時間が必要で、その中でもリスクが少なく値幅を取れると考えたからです。
    スイングだとデイに比べ、ファンダメンタルの知識・情報も必要になってくると思いますが、正直デイに比べて参考にできる情報が少なく、どうしたらいいのか判らなくなります。
    今はデイトレですらままならないのにスイングなどできないという考えに立ち返り、デイトレを煮詰めて行きたいとは思っておりますが、たかやんさんはスイングについてどのようにお考えでしょうか?
    また、実際に行われておりますか?
    スイングだとデイのような損切りや利確のポイントが役に立たない事と、やはりリスクが大きくなるのでどのようにリスクを減らしたら良いのかが判りません。
    デイトレにも通ずる部分が多くあると思いますので、良いアドバイスなどありましたらご教授願えると幸いです。

  • スイングにはスイングのメリットとデメリット。
    デイトレにはデイトレのメリットとデメリットがあります。
    共通する部分もありますが、ま逆な部分も沢山あります。
    これを同時に訓練する事はおススメできません。
    Sで正しい事がDでは間違い、Dでは正しい事がSでは間違いといった事が沢山あって、トレード行動がマゼコゼのバラバラになってしまうからです。
    まず自分は、どちらを攻略したのか決めて下さい。
    そしてそれに専念し、余裕でプラスに出来るまで熟練して下さい。
    そうして完全に片方を攻略したと確信できたところで、もう一方にまだ興味があるなら、試し始めても良いと思います。
    SでもDでも、一つの事で確実にプラスにできる状態になった時には、不思議なくらい、もう一方をプラスにする事も簡単に感じられるでしょう。
    でも、両方で練習するのはダメです。
    一部の天才を除くと、人間というのは大抵は、本人が思っているよるずっと不器用なものだからです。

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