目指せ、専業デイトレーダー?(6)

デイトレで安定的に稼ぐのに、どれくらいの期間が必要でしょうか?

当然、答えはありません。完全に、人それぞれです。
ただ確実に言える事があるとすれば、デイトレ未経験者が推測する期間より、ずっと長くなる可能性が高いという事です。
例えば私の場合、いきなり稼げるつもりで飛び込んで来ました。(そこのあなた、笑わないで下さい。)
しかし、さすがに「いきなり実弾」はマズイと思われたので、3ヶ月間みっちり本等で勉強しつつ、東証の日足データ約10年分をパソコンで分析しまくって簡単なデイトレのシステムを作り、4ヶ月目から実弾の発射を開始しました。
初月からプラスとなりました。
しかしそれは、私を泥沼の底に引っ張り込むためのマーケットの罠に過ぎませんでした。

「システムに裁量を加えれば、もっと楽に安定して稼げるに違いない」

と考え始めてしまったのです。

システムトレード+裁量トレード = ブタのトレード

これがようやくわかり始めた時には、既に1年以上が経過し、生活費を含まない純損質は300万円を超えていました。

デイトレを始める前には想像もできなかった、最悪以下の事態です。
もしこれが想定されるのであれば、決して会社を辞めたりはできなかったはずです。
まあ確かに、ここまで追い詰められたからこそ「腹が括(くく)れた」というのも否定はできませんが、まさに綱渡り人生です。
誰にも勧められたものではありません。
だから、あなたがもし現在仕事を持っているなら、デイトレで稼げる目途が立つまではその仕事を続ける事をお勧めします。

「仕事なんか止めて、デイトレに打ち込んだ方が速く稼げるようになる!」

と考えているとしたら、それは貧乏神にそそのかされていると思った方が無難です。

もし、現在デイトレする以外に収入の道が無いのであれば、すぐにも何かデイトレ以外の事も始める事をお勧めします。
とにかく月5万でも10万でも、新たな収入の道が作れれば、生存率は格段に向上し、ブタから狼に変身し終わるまで生きていられる確率も高くなります。

世の中には会社員以外にも、実は無数に「収入の道」があります。
例えば吉川さんのように、アパート経営を始めてみるとか・・・。
何かあなたに知識や経験があるなら、今こそやってみる時かも知れません。
デイトレのみに24時間を捧げても、比例して見返りが期待できる訳ではありません。

もし私が、デイトレ以外で誰かにアドバイスできる事があるとしたら、ネットビジネスという事になります。
私の場合、「時間が空いたから」という消極的な理由でテスト的に始めてみたのですが、もっと積極的に参入する価値があると思います。

ネットビジネスで月5000円以上稼げているのは、全体の5%以下だ!

みたいな事がよく言われていますが、これは本当だと思います。
なにしろ他の仕事と違って、パソコンさえネットに繋がっていれば、それ以外1円も先行投資する必要がないのです。
参入障壁が無いのに誰でも稼げるなんて事は、到底ありえません。
だからといって「ネットビジネスは稼げない」と考えるのは短絡的すぎます。
確かに月5000円以上稼いでいるのが全体の5%以下かもしれませんが、月50万円以上ネットから稼いでいる人は日本だけで何百(何千?)人もいるはずです。(正確な数字は把握していませんが、ゴロゴロしている事は確かです。)

競争はあります。

それはデイトレと同じ事です。
でも、本気で取り組んでみるとわかりますが、デイトレに比べるとずっと難易度の低い競争です。
なにしろ初期投資ゼロで開始できるので、殆どの人はちょっと試しにサイトを作り、試しにペタペタ商品バナーを貼り、「なんだ、稼げないじゃないか!」と言い捨てて去っていきます。
ネットビジネスの成功者から学び、月単位で試行錯誤を継続するような本気のライバルはめったにいないのです。
本能に逆行する必要もありません。
ただ「稼ごう」という情熱を保って作業すれば、稼げてしまうのです。

1000人が参加する相撲大会で上位入賞しろと言われたら、自分には難しいと感じるかもしれません。
でもそれが、幼稚園児の相撲大会だったら?

このブログのようなコンテンツ系だけが稼ぐ方法ではありません。
単にネットビジネスと言っても、その種類はリアルの仕事並みに沢山あり、その中からあなたの得意な分野で頑張れば良いのです。

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8 件のコメント

  • 今日はタカヤン
    アドセンスで稼ぐを購入するさい貰えるオマケの事でききたいのですが。
    トレンド方向に買いエントリーぜんていで、徳山式か、寄り引け成り行きトレードに参考になるオマケがあればおしえてもらえますか。

  • 徳山式は、徳山式から学んで下さい。
    どちらかと言えば「人の行く裏に道あり、花の山」系ですから。
    又は、寄りも引けも成り行きですか?
    引け成りはともかく、常時寄りつきも成り行きで稼ごうとは、私なら考えませんので、それに参考になるようなオマケを書いた覚えもありません。
    でもまあ、一番近いところでいれば
    「テクニカル分析講座(たった2つのパターンを探せ)」
    になるかと思います。
    でもやっぱり、寄り成りは危険すぎるかと、、、、?

  • アドバイスありがとうタカヤン。
    タカヤンのブログの読者になって1年くらいになり、何から何までタカヤンのブログのせわになってるしだいです。
    私は脳に軽い障害があり人より能力がおとるんです。
    ですので、まず本気力の損切りをみにつけたいのです、ですからできるだけ簡単なエントリーで損切りに集中できそうなエントリーこれかな?などとかんがえたしだいで、デイトレーダーがなんで日足なのか?で寄り成りでを見てこれかなと思いまして、この方法で下ひげのないよう線だけでもぬけないか、できれば下ひげのよう線もしねブレイクでぬけたらな~、あとは100%損切りでなんとかなるかとおもったんですが危険なんですね、わかりました作戦かんがえなおします。

  • 「寄り引け成り行きトレード」
    という言葉から、ザラ場の値動きを監視できない立場(例えば一般的なサラリーマンとか)の方からの質問コメントであると勝手に理解してしまいました。
    でもこれは、私の推測が間違っていたようです。
    なぜなら、「ザラ場で損切りが可能な方」である事がわかったからです。
    ですので、その前提で再度書いて見ます。
    私のようにトレンドフォロー派で「ブレイクアウト」によるエントリーを作戦の柱としている者にとって、ギャップアップによる寄り値がその日の高値になってしまうような値動きは天敵ともいえるものであり、この天敵の攻撃をなんとか可能な限り避けて、素直にギャップアップして、更にそのまま上がっていく銘柄を買いたいものです。
    勿論、この天敵を100%回避できる方法などありませんが、単純に寄り成り一本でエントリーするよりは、ずっとマシなトレードが可能になると思っています。
    そのヒントとして「テクニカル分析講座(たった2つのパターンを探せ)」のP.17は、特にご参考にして頂けると思います。
    このPDFで解説した通り、デイトレは、日足でまず獲物(=銘柄)を絞り、更に分足で安全確認してエントリーする事が大切です。
    寄り成りでは、この「分足で安全確認」ができないので、私としてはお勧めできない訳です。
    それから、ザ・シークレットさんのコメントを読んでると、どうも
    「いきなり実弾」
    を前提にされているような気がするのですが、、、、?
    まず大体のルールを決めて、その通りに「つもり売買」をしてみて下さい。
    つまり、証券会社に発注しないで、ザ・シークレットさんの頭の中だけで、「今、1000株買い!」とか「今、利確♪」とか「やられた~、損切り!」とか、お金を賭けている「つもり」で売買し、その結果を何日もかけて集計し、
    「これなら勝てそうだ(=トータルならプラスにできる)」
    という事が確認できてから、実際にお金を賭けた実弾トレードに進む事を強くお勧めします。
    まずは「こう売買すれば、結果はプラスになる」という手法を自分の中に確立する必要があります。
    この手法も定まってない状態で、「損切りを身につける為にエントリーを繰り返す」など、お金をドブに捨てているようなものです。
    もし、私の説明に不明な点などありましたら、ご遠慮なく何でも、何回でも質問してきて下さい。

  • タカヤンありがとうございます、心のこもった説明で目が覚めました。
    手段が目的になるとこでした、コメントの失敗談を読んで考えすぎすぎました。
    たった2つの、検討してみたいとおもいます。

  • 私も勢いでやめてしまった口でして(苦笑)。
    大変勉強になる記事をいつもありがとうございます。
    私は現在デモと少量の実弾で、ルール通りに売買している初心者なのですが、成績は何とかトントンといったところです。
    ひとつ質問があるのですが
    システムトレード=狼のトレードという解釈でよろしいのでしょうか?

  • システムか裁量かで、ブタか狼かが決する訳ではありません。
    システムでも裁量でも、それぞれにブタもいれば狼もいます。
    欲や恐怖という人間的な心理に沿って行うのか、或いは、そうした心理とは意識的に距離を置いて、何らかの優位性あるルール(=バックテスト等による検証されたルール)に従って淡々と行うのか、トレーダーによって分かれます。前者がブタ、後者が狼です。
    本来システムトレードとは人間的な欲や恐怖とは無縁なトレードであるはずですが、注文ボタンを押すのが人間である限りは、必ずしも狼のトレードになるとは限りません。
    一方で、裁量トレードとは常に人間の頭で売買の判断をしていく訳ですから、いかにルールを守ろうとしても、自然と欲や恐怖の影響を受けやすくなると言えます。
    しかし、その心の仕組みを良く理解した上で十分制御し、純粋にマーケットから集金する方向にのみ裁量する事ができれば、立派に狼にもなりえるのです。
    単に、システムトレードと裁量トレードを優劣つける事は不可能です。
    どちらを選ぶにせよ、ブタのトレードに流されないよう、どうすればもっと自分が狼になれるか?という事を追及し続けていく必要があります。
    全てはトレーダー次第という事になります。

  • 丁寧な御回答ありがとうございます。
    私は現在、正の期待値が出るはずのルール(お恥ずかしながら自分で考案したシステムではなく購入したシステムです)に従ってIFDO注文を入れて、完全放置をするというスタイルでトレードをしています。
    マシーンのようにトレードいるつもりでしたが、サインが出ても裁量でIFDO注文を入れるべきか、入れないべきか考えてしまっていることにきづきました。
    確率を上げようと思っているが、実のところ完璧(聖杯)を求めているのかもしれません。
    まだまだ狼のメンタリティには遠いですね。
    それではまた新たな記事を楽しみにしております。

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