昨日は「GM、破綻ほぼ確実に(専門家)」というニュースが流れていました。
なるほど、GM幹部は自社株を売却するは、業界の専門家は「破綻は不可避」と宣言するはで、GMの破綻がほぼ既成事実であるかのような空気が流れています。
これって、GM債権者をあきらめの境地へと追い込む策略じゃないでしょうか?
「あんたたち、GMが破綻したら元も子もないでしょうが。少しでも債権を行使したければ、交渉の席に戻った方が得だと思いますよ! このままでは債権は消滅しちゃうだけですよ!」
とか言われれば、渋々でも交渉の席に戻る他無いような気もします。
GM幹部が売却した株数が意外なほど少なく感じられたのも、もしGMが破綻しなければ納得できるのではないでしょうか?
まあ、それが正しくても間違っていても、GMの破綻リスクは日々マーケットに織り込まれ続けている点では気が楽になってきます。
上記ニュースが流れた当日も米株は上がったし、今日も前日終値をギャップアップして始まっています。
今さらGMの破綻が確定したとしても、3月の底値に戻っていくような動きは起こらないのではないかと思えてきました。
ところで、「GW明けが楽しみ(3)」で紹介した方法を試している方はいませんか?
もしいらっしゃったら、ぜひ戦果を教えて下さい。
私の場合、ツイテルだけでは到底説明不可能なほどうまくいっています。
相場全体が下げから上げに切り返して間もなくの現在のような状況において、最強の方法ではないでしょうか?(昨年来の混迷相場でデイトレが難しくなっていましたが、ここ2ヶ月ほどは通常の難易度に戻ってきています。指数がまだまだ弱いのが難点ですが、今は特に難しいというような状況ではないと思います。冬の時代に勉強や検証を開始したデイトレーダーは、やっとこれからが稼ぎ時です。)
既に方法は紹介しましたけど、更にコツとしては、買った後で強いと感じられた株は手仕舞うどころか買い増しで対応し、逆に、指数の上げよりも下げに強く反応するような銘柄(有名銘柄に多いようです)は即刻手放す事です。
銘柄数は、私の場合は10前後ですが、これは資金量やお好みで調整されるべき事で、「5銘柄では少なすぎ」とか「20銘柄は多すぎ」とか一概に決められる事ではないと思います。
10銘柄ほどでも低PBR銘柄を保有していると、日経指数が下がった日は1歩下り、指数が上がった日は2歩も3歩も前進する状況を楽しめると思います。
今日も指数は若干ギャップアップしたものの軟調に推移しましたが、低PBR銘柄群は平均で5%超の上昇を達成しました。
中でも今日は新日本建設(1879)が強かったです。
昨日の引け間際に買い増しておいたのが奏功しました。
この銘柄、今日は東証1部で上昇率ランキング1位でした。
ランキング1位というのはスイングを始めてから最初ですが、保有銘柄が20位以内にランキング入りするのはもう慣れっこになってきました。
低PBR銘柄の物色が継続的に行われている事を実感します。
新日本建設は、さすがに今さら手がけにくいとは思いますが、この銘柄のPBRとPERと利回りは今でも参考になると思います。
このような銘柄でまだ吹きあがっていないものを探してチョコチョコとでも拾っていけば、すぐにこの方法の強みを実感できると思います。
(投資は自己責任でお願いします。明日、エイリアンが攻めてきてアメリカも日本も壊滅するかも知れませんからね・・・)
最近のコメント