デイトレは、狙い澄まして撃て!(最終回)

勝ちパターンを重視するのと同等以上に大切なのが、自分の負けパターンを良く理解し、一つづつ自分のトレードから追放していくという姿勢です。

人間の本能の殆どが、トレードではマイナスに機能する事が解っています。

安くなったらつい買いたくなる「逆張り心理傾向」とか、沢山の人が参加して暴騰している銘柄に飛び乗ってしまう「赤信号、みんなで渡れば怖くない症候群」とか、探せばいくつも見つかるはずです。

そうした中でも最も重大な負けパターンが、

「損切りせずに粘ってしまう」

です。
私を長く苦しめたのも、結局はコレでした。


損切りは、自分の外側で発生する事故を除けば「100%確実」になって初めてトレーダーとしてのスタートだと理解して下さい。
100回に1回でも、1000回に1回でも、損切りできずに粘ってしまうようなら、まだまだ半人前以下だという事です。
言い訳はいくらでも思いつくでしょうが、そんなのは全く無意味です。

トレーダーとして生き残っていきたければ、100%確実な損切りを自分ができるようになる為には、何をどうしなければならないか、真剣に考え、答えを出し、そして実行して下さい。
1日も早くです。

延期するのは自由ですが、それは自分をブタのまま放置する選択であり、他の何を頑張っても資金は減り続けるはずです。


自分が負ける理由を特定し排除していくのは、非常に困難な仕事です。
自分の本能に宣戦布告し、倒すまで頑張らねばならないからです。
でも、デイトレで稼ぎたいのであれば、避けては通れない関門であり、気合いを込めて突破するしかありません。

グズグズしていると、いつまでも延期したくなりますが、不退転の決意でぶつかれば、必ず突破できます。
しかも、今すぐにでも・・・(決意するべき時は、常に「今」しかありません。)

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1 個のコメント

  • お世話になってます。
    いつも勉強させてもらってます。
    トレードをはじめて、ひと月もたたないひよっこです。

    今回の記事は、ぼくにとっては非常にタイムリーです。
    とにかくいまは、ロスカットの猛特訓をしているからです。
    もちろん、リアルマネーを削ってです。
    100株を買っては、−3ティックで売り逃げる練習。

    これまで、高値つかみやひたすら逆張り、あげくの果てにはロットを増やして一獲千金など、愚行を繰り返してきました。

    やっぱり気づきますね。
    自分の手法が、なんだか腑に落ちないと。
    なにかがちがうんだと。

    それからは、負けパターン(勝ちパターンの構築はまだまだ先なので)を徹底的に精査し、ノートブックに思ったことをひたすら書き出しています。
    ちょっと考えたことは、株は心理に深く根ざしているのではないかと。

    ぼくなりのロスカットの課題は、押しなのか下げなのかの見極めです。
    押しでロスカットしてしまっても、また買い直せばいいだけの話なんですけど。

    とにかく、もう1〜2週間はロスカット練習をつづけます。
    もちろんチャンスがあれば攻めます。

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