勝ちパターンを重視するのと同等以上に大切なのが、自分の負けパターンを良く理解し、一つづつ自分のトレードから追放していくという姿勢です。
安くなったらつい買いたくなる「逆張り心理傾向」とか、沢山の人が参加して暴騰している銘柄に飛び乗ってしまう「赤信号、みんなで渡れば怖くない症候群」とか、探せばいくつも見つかるはずです。
そうした中でも最も重大な負けパターンが、
「損切りせずに粘ってしまう」
です。
私を長く苦しめたのも、結局はコレでした。
損切りは、自分の外側で発生する事故を除けば「100%確実」になって初めてトレーダーとしてのスタートだと理解して下さい。
100回に1回でも、1000回に1回でも、損切りできずに粘ってしまうようなら、まだまだ半人前以下だという事です。
言い訳はいくらでも思いつくでしょうが、そんなのは全く無意味です。
トレーダーとして生き残っていきたければ、100%確実な損切りを自分ができるようになる為には、何をどうしなければならないか、真剣に考え、答えを出し、そして実行して下さい。
1日も早くです。
延期するのは自由ですが、それは自分をブタのまま放置する選択であり、他の何を頑張っても資金は減り続けるはずです。
自分が負ける理由を特定し排除していくのは、非常に困難な仕事です。
自分の本能に宣戦布告し、倒すまで頑張らねばならないからです。
でも、デイトレで稼ぎたいのであれば、避けては通れない関門であり、気合いを込めて突破するしかありません。
グズグズしていると、いつまでも延期したくなりますが、不退転の決意でぶつかれば、必ず突破できます。
しかも、今すぐにでも・・・(決意するべき時は、常に「今」しかありません。)
初回「デイトレは、狙い澄まして撃て!(1)」に戻る。
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