「空前の買い場、来(きた)る」なのか?(前編)

今日は、戻しましたね~。

いくらデイトレが「マーケットが動いてナンボ」と言っても、あの調子で下げ続けられては、日本丸の乗員であれば誰でも心配になります。
あの勢いでは、2003年の安値7600円さえ突き抜けかねない感じでしたから、今日の戻しは日本国としても、いろんな意味で非常に大きかったと思います。

デイトレーダーは群衆心理を利用はしても、巻き込まれてはならない
しかし、下げっぷりもパニック売りなら、上げっぷりも見事なパニック買い。
確かに、純資産倍率が1倍を割っている優良企業がゴロゴロしている訳ですから、みんなが買いに回れば自分も買いたくなっても無理はありませんが、一斉に同じ方向に動く集団の中の1人になっても、あまり良い事はないと思いますよ。

主に米国政府が決めた2500億ドルの資本注入が好感されたようですが、世界に散らばった不良債権の総額に比べたら「雀の涙」にすぎません。
このお金がどこまで生かされるのか、今後の米国政府の腕の見せ所ではありますが、「戦後最大の上げ幅」というのは明らかに過剰反応だと思います。

マーケットの動きを利用して稼ぐのがデイトレです。
決して、マーケットの動きに流されてしまってはいけません。
特に、「全力買い(売り)」はもっての他。
もし自己資金を何かに一点張りしたくなったら、

自分は頭がおかしくなっているぞ!

と正気を取り戻して下さい。
勿論、勝つ事もありますよ。しかも、大きく。
でも、それに味をしめてしまうと、必ずいつかは破産します。

負ける可能性も考慮されたトレードを繰り返す以外に、マーケットで生き長らえる方法はありません。

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3 件のコメント

  • 暴騰したので個人投資家からの電話
    がよくかかってきてると
    NHKでカブどっとコムの人が言ってましたね。
    あれなんか見ると個人投資家はまだまだ
    安くなったら買ってやろうと思ってるみたいですね。
    まだ下がりそうだなーと思って見てましたw

  • 本日は空前の買い場では無かったようです。
    もしかして戻ればどんどん売りたい、空前の売場なのでしょうか?・・・。

  • 全世界が、目の前にあいた穴の深さ、大きさに気づき、恐る恐る覗き込んで、ゾッとし始めたところです。
    リーマンショック以前は、まだどこか他人毎でした。
    リーマンショックで全員が覚醒したところで、AIGをスマートに救済し、返す刀で75兆円規模の不良債権買い取り策を打ち出し、「断固金融市場を守る」というアメリカのシナリオ、姿勢に期待したのですが、「議会否決」という逆サプライズで、一気に暗転してしまいました。
    改めて可決とはなったものの、すんなり可決されていた場合と比べると、効果は雲泥の差です。
    日本は、サブプライム問題では殆ど無傷であり、サブプライムの直撃を受けた米・欧に代わって世界の相場を牽引する立場に躍り出る事をちょっと夢想してしまいましたが、輸出で成り立っている日本が、お得意様の重病を尻目に踊り出す訳にもいきませんものね。
    でも、中国なんかとは比べるまでもなく「品質」では世界一であり、それが見直されて買いなおされても不思議はありません。PBR<1は魅力であり、これを売るのは理論的にも不合理というものです。
    だから、今が売り場とは思わないのですが、トレンド反転が確認できないうちは、機会損失の可能性はあるものの、デイトレが無難です。

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