ビギナーズラック(3)

実弾トレードを開始して最初の一ヶ月間、私はとにかく自分の作ったシステムのルールにしがみついていました。
毎朝、自作のシステム・ソフトが選び出す数銘柄を、寄り付きで仕掛け、大引けで手仕舞うだけのルールです。
これを文字として読んだだけだと、

「朝起きたら、顔を洗います。」

と同じほどに簡単に思えるでしょうが、これが実に

「キツイ !!」

んです、精神的に。
ブレーキの無い自転車で、岩山を直滑降する感じとでも言いますか・・・・?
何も安全装置をつけない状態で、リスクという大きな穴に飛び込んでいく感じです。
ただただ、恐怖でした。
でも、右も左もわからない超初心者で、すがれるものが自分の作ったシステムのルールしか無かったからこそ、目をつむってしがみつき、我慢する事もできたのです。
で、1ヵ月経って口座をみれば、

「50万円超の利益 !!」

です。
そこで私の考えた事とは・・・・
なんとそれは、

「もう二度と、あんな苦痛に満ちたトレードはご免だ!」

というものでした。
もう少し詳しく言うと、

「初心者(=知識と経験が不足)だから、あんな危なっかしいトレードしかできなかったのだ。
もっと勉強すれば、楽で安全・確実に稼げる方法があるに違いない!」

という事です。


「な・ん・て・お・馬・鹿!」

なんでしょうか?
現在の私から当時の私にアドバイスの機会が与えられるなら、1千万とて惜しくはありません。
でもそれは、決して叶わぬ願望です。
だから代わりに、あなたが聞いて下さい。

システムトレードというのは、簡単なルールだけに、

「簡単にできそう?」

に思われがちです。
ところがどっこい、これが精神的にもの凄く大変なんです。
あなたも試してごらんになればすぐ理解頂けるのですが、やらない限りは本当のところは絶対理解できないでしょう。
でもここは私を信じて頂いて、とりあえず理解して頂けた事にして先に進みます。

「優位性のあるシステム」を手にし、我慢して我慢して、なんとか1ヶ月、そのシステムに従えたのは、私が「超・初心者」だったからなのです。
何せ、他の選択肢が無いのですから。
その結果、利益を得ることができました。
そして次の月からは、

「もっと楽に、安全に、確実に儲ける方法があるに違いない」

という考えの下に「裁量」をどんどん増やしていって、どんどん負け続けたのです。
1年以上もです。

「もっと楽に、安全に、確実に儲ける方法があるに違いない」

と考える事自体は、人間である限り「自然」だと思います。
この考えそのものが悪い訳ではありません。(実は、トレードに安全・安心は無いのですが・・・)
この考えがあるからこそ、いろいろ勉強もするし、研究するし、進歩できるのだと思います。
しかし、この考えを

「ザラ場にまで持ち込んではいけない」

のです。

「もっと楽に、安全に、確実に儲ける方法があるに違いない」

というのは「本能の声」そのものです。
そして「本能の声」の言いなりになってトレードを行う事は、イコール、マーケットでは

「負ける」

事なのです。
出口の見えないトンネルの中を、1年以上もさんざん彷徨(さまよ)った挙句に、

「マーケットから楽にお金を引き出せる方法なんて、無いのではないか?」


「マーケットには、もともと、「安全・確実」なんて無いのではないか?」

こういう、今となっては至極当り前のことに気づく事ができて、ようやくマイナスが止まりました。
私は1年もかかってしまいましたが、これを読んでいるあなたには、こんな時間とお金の無駄は絶対にしてほしくないのです。

次回は、「ビギナーズラックについての考察(最終回)」をお届けします。
私と同じ轍(てつ)を踏まないための「まとめ」になりますので、お見逃しありませんように。

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