トレンドについて語ろう(4)

さて、前回は1分足チャート、


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(図A)

だけを見ると「買い」エントリーしてもよさそうに見えるけれども、同じタイミングで30分足チャート

ドル円、30分足
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(図B)

を見れば「買ってはいけない」事が1秒で判る。
という事を書きました。

では、今日は、

ドル円、30分足
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(図C)

をご覧下さい。
黒い四角で囲った範囲が(図A)で表示した部分です。
その上に赤い線が見えます。

ご存じ「移動平均線」です。

移動平均線(Moving Average、略してMA)は、とても便利で人気のあるツールです。
トレンドが直観的に把握できる上に、上値抵抗線・下値支持線としてもよく機能します。

図Cで表示させているMAは、1分足ローソク足720本分の終値の平均を表示しています。

1分足ローソク足720本分が何を意味するかと言うと、

720分 = 1分 X 60 X 12 = 半日

を意味しています。
よく5MAとか20MAとか言いますが、この5とか20には意味がある事をご存じないトレーダーが少なくありません。

日足の場合、5営業日で1週間のサイクルになっているので、その平均である5MAを見ているトレーダーが多いのです。
2倍の10MAなら、2週間。
4倍の20MAなら、4週間=約1ヵ月。

といった具合です。
また長期線の代表格としては200MAが有ります。
200日は「グランビルの法則」からきているそうで、あまりグランビルの法則を使わない私には、しっくりこないのですが、とにかく見ている人が多いという点で、機能する事は「論より証拠」です。
その半分の100日、更にその半分の50日、更にその半分の25日も、移動平均線の機能する数字として、多くのトレーダーに重宝されています。

MAが支持線・抵抗線として機能する事がよく知られているので、より多くのトレーダーが見ているMAほど、強力に支持線・抵抗線として機能するという、鶏と卵のような関係が成立しています。

日足だけではなく、分足も、例えば60分足の24MAは「1日移動平均線」なのでよく機能しますし、それを5倍した120MAは「週間移動平均線」なので、もっと良く機能します。(FXなら144MAが有力。)

ところがMAは磁石のように、ローソク足がMAに近いところでは反発力を持って壁のように働くのですが、ローソク足とMAとの距離が離れていると、反発力を持つどころか、むしろ引力を発生するようになります。

どれくらい移動平均線からローソク足が離れているかの指標である「移動平均線乖離率」を使って「下げ過ぎ」を買ったり「上げ過ぎ」を売ったりする手法もあります。
但しこれは一種の逆張りなので単純にはおススメしません。

とりあえずは、ローソク足がMAに接近した時だけ、それが壁になる可能性を考慮し、「MAの直下では買わない」、「MAのすぐ上では売らない」というルールで検証されてみる事をおススメします。

一つの時間枠のチャートに何種類のMAを表示させるのか?

また、どの期間のMAを選択するのかについて、一般的な「正解」は有りません。
トレーダー毎に工夫し、どれを選ぶか、何本表示させるかが、時間をかけて次第に決まっていきます。

ドル円、30分足
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(図C)

のようにMAを表示させれば、

ドル円、30分足
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(図B)

を見なくても「今、買ってはいけない」という事は判るのですが、MAを表示させれば、
「(図B)を見る必要が無くなる」と言う事ではありません。
(図C)に引かれた1本のMAより、ずっと多くの情報を(図B)は含んでいるからです。

とにかくチャートは、いろいろ見てみる事が肝心であり、MAを始めとする様々な指標やインジケーターが、トレーダーの手抜きの為に存在しているのではないと言う事は忘れないで下さい。

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