偽りの本気(4)

『仮説と検証を繰り返しながら自分の手法を確立する』

この行為は、利益を得る事を目的とした実弾トレードと切り離して行うという前提の下であれば、当然、

「正しい」

です。

しかし、この行為と、利益を目的とした実弾トレードとが混ざり合ってしまうと、

「正しくない」

です。
その証拠に、このトレードを繰り返すほどに資金は消耗し続けます。

既に勝ち方を身に付けたデイトレーダーが、細部を調整する為に試しトレードを実弾で行うといった事は当然あり得ますが、
それは微調整に限られ、しかも取るリスクも最小限にして、利益をトレードの主たる目的にはしていないはずです。

データを集めてみないと、どんな結果になるかよく解らないような大きな変更を必要とする仮説の場合は、普通は実弾発射はせずに、検証だけを行います。

なぜなら、新規のアイディアが使い物になる確率はそう高くはなく、十分検証してOKなら実弾に移れば良いだけだし、結果的に使えないアイディアであっても、検証だけならコストが押さえられるからです。

製薬でも、機械でも、何か製造業の会社を思い浮かべてみて下さい。
試作品は少量だけ生産して、まずはいろいろと調べてみるのが常識であって、いきなり試作品レベルのものを大量生産して、

「大儲け!」

を狙うのが馬鹿げた戦略である事は、子供でもわかります。

ところが初心者は、毎回新作の手法で実弾発射してドキドキしているのです。
時々は勝つ事もありますが、収支はマイナスです。

的(マト)が外れているからです。

プロは自分の武器(ルール)を変える時には極めて慎重に事を運びます。
軽々に実戦に持ち込んで「試す」という事はしません。

一方、

デイトレで稼げるようになろう!」

と考えて参加してくる初心者の、少なくとも7割以上が、自分の唯一の武器である手法を「いじり」ながら、実弾で利益が出る事に期待しつつデイトレします。(ご存じの通り、私もその一人でしたが・・)

目先の、これからエントリーする1個のトレードの結果に関心の殆どが集まっているのが「ブタトレーダー」の典型的パターンです。

マーケットに長く生息し、安定的に利益を積み上げていくトレーダーで、目先のデイトレの結果に重きを置いているトレーダーって、私には想像できません。

勿論、目先のトレードを軽視しろと言うつもりはありません。
毎回、トレードは真剣であるべきです。

しかしトレーダーの未来には、次にエントリーするトレードも、10個先にエントリーするトレードも、

「均一なルールで望む事」

が、とりあえずの前提になっている必要があります。

(補足)~~~~~~~~~~~~~~~
トレンド相場とレンジ相場での手法の使い分け等はトレードルールの中に内包されるべきものであり、
「均一なルール」に矛盾する訳ではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もしも、

「勝てば結果オーライでその次も使う。でも負けたら、その理由を分析し改善していく。だから、10個先のトレードでは、どんなルールでトレードしているか解らない。」

みたいな考え方が正しいと誤解してトレードを繰り返していると、

「 十年一日 」

のごとく時だけが無情に流れ去り、トレーダーの進歩は止まったまま、という恐ろしい事が起こります。
なぜなら、トレードの本質を外し続けているからです。

ここで質問です。
トレードの本質とは何だったでしょうか?

次回に続きます。

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