投機のギャンブルに対する優位性(後編)

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もしエントリーした後に「またビョーキが出ちゃった!」と気付く事ができた時には、その場で直ちに、問答無用で、含み損益とは関係なく、そのポジションをクローズしてしまう事をお奨めします。

「あっ、またやっちゃった~」

なんて思いながらも、利が乗れば「ヨシヨシ、シメシメ」、含み損になってきたら「戻れ~」みたいに、ポジションの行方を見続けているのは、ビョーキから脱する事を自ら放棄してるのと同じです。
これを繰り返すほどにビョーキは慢性化し、治癒が益々難しくなっていきます。

確かに、エントリーした後から振り返ってみると「根拠に乏しいエントリー」と思えるのだけれど、エントリーする寸前までは「今こそ、チャンスだ!」と確信できているような事はままあります。
こういう場合に「せっかくエントリーしたのだから、とりあえず様子を見よう」というのではなく、違反があったと気がついた時には直ちに病根を切除する勇気が大切です。
この考え方をするデイトレーダーは、少数派のハズです。
少数派しかできない事というのは、ほぼ間違いなく優位性が伴います。

間違った行動を起こしながら、それを意思の力で停止させる事なく、結果が出るまで見守って、

「結果オーライ (V^-°)」

だったり、

「やっぱり、ダメだったか~! (;´д` )」

なんて、ブタそのものじゅないですか?

「自分のポジポジ病を治さねばならない」

と考えるのは簡単ですが、本気で治したいのなら、気がついた瞬間に切る事を自分に課して下さい。
これが徹底できれば、慢性のポジポジ病であっても、次第に快癒へと向かうはずです。

更には、エントリーにおいてもエグジットにおいても、何かルール違反をした事に気がついたら、もうその日のデイトレはそこで終了してしまう事を強くお奨めします。

「ルール違反したのに儲かっちゃった。ラッキー!」

もブタなら、

「ルール違反で大損しちゃった。よ~し、気合いを入れて取り返すぞ~!」

というのも、ブタそのものです。
いずれにせよ、ルール違反した直後に新しいトレードを始めるというのは、ルール違反がトレードに対してどれほど悪性の病であるかが、まだよく理解できていない証拠です。

デイトレで自己規律が破れたら即免停!(少なくとも、当日だけでも。)

それくらい規律違反に対して深刻に受け止める事なく「ルールを守るぞ!」なんて考えているだけでは、自分を変えていく事など到底できません。

(補足)こうみえを切ってみても、やっぱり私にも「ナンチャッテ」はあります。さすがに株ではめったになくなりましたが、FXではあります。明らかに経験の差が出ています。でも、これを経験不足と言い訳していては、いつまで経っても株との差は埋まりません。禁煙と同じで、決めた事は決めた瞬間から即実行。また失敗する事があったら、また本気で再開すれば良いのです。
「今度から」「来週から」「来月から」と、嫌な事だからと先送りにするのは本気力不足です。

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10 件のコメント

  • たかやんさん、こんにちは。
    今日は、実弾はやめておこうかと思ってたのですが、マツダに逆U字が出ていたので空売りしました。
    ビョーキが治るまで勝てたら勝ち逃げします。

  • はじめまして。
    いつもためになるブログをありがとうございます。
    今日はタイムリーな話題だったため、たかやんさんの考え方を聞かせてもらいたくて、初めてコメントさせてもらいます!
    昨日エントリーはルール通りだったのですが、ルール違反の早すぎる損切りをしてしまいました。
    昨日の場合は結果的に多少のPipsをセーブできたとはいえ、過去の経験からいえばトータル収支にマイナスの影響が出ることは検証済みです。
    そこで、気持ちが焦って客観性が無くなってきたのでトレードを終了し、反省しながら就寝しました。
    ルール違反をした場合、そこからのエントリーは当分無しとのことですが、自分がルールを違反しようと守ろうと、マーケットは気にかけちゃくれませんよね?
    で、ルール違反をした後に、まさに自分のルールどおりのパターンが来たとします。
    それでもエントリーは無しですか?
    わたしの目指す心理は、熱くなること自体すでにダメで、何があっても影響されず規律を守ることですが、自分の都合でエントリーするしないを決めることも罪なのだと認識していました。
    ルール違反をした日にエントリーをしないのは、ルール違反への罰というか、ルール違反は悪だということを頭に刷り込ませるためのものということでしょうか?
    それとも何にも影響されない境地って言うのがそもそも無理な話なのでしょうか?
    ルール違反をした後もルールを守るのかという、なんとも初心者丸出しの質問で恐縮です…。
    よろしくお願いします。

  • ルール違反と一口に言っても、その違反の程度は微小なものから許容不能なものまで様々であるはずです。
    裁量トレードをする限りは、実は100%満足のできるトレードの方が少ないものであって、多少不満が残るトレードであったからといって一律に「違反」と断じてトレード免停処分にまでしていては効率が悪くなりすぎる心配があります。
    多少予定より浅い損切りをしてしまう事等は、トレーダーの勘が働いたのかも知れず、トレード単体で見れば違反のようであっても、実際には上達の階段を上がっている可能性すらあります。
    反省すべき点はきっちりとトレード日誌に記録する事にして、免停処分の必要は無いのではないかと思います。
    私がイメージする「免停に値する違反」とは、例えば最初に設定した損切りの逆指値注文位置を、執行を延期する方向に動かしてしまった場合などです。
    こういう原始的な違反の場合、それでそのトレードではたまたま損切りにかからずに損失を免れたとしても、その罰は必ずその先のトレードで受ける事になります。
    ルール違反をしておきながら、むしろ助かって、更に何事もなかったように更にトレードを続けるなら、違反を反省する機会を失い、自分に違反体質を植え付ける事になってしまいます。
    それよりは、重大な違反をしたと自覚できた場合は、その日はトレードを停止するほどに、違反した自分のトレードを深刻に反省すべきだと思います。
    一方、違反トレードで損失を更に拡大させてしまったような場合、普通の神経であれば「取り返してやる~」という意識が働きます。
    こういう平常心を失った状態でトレードしてうまくいく事はまずありません。
    仮にうまくいったとしても上達とは程遠く、悪い癖をつけるだけになりがちです。
    つまり、どちらに転んでも更に傷を拡大するのがオチです。
    と言う事で、その違反が単なる「おでき」ていどのもので、薬でもチョイチョイと塗って済ませられるものもある一方で、一見大した事ないような事でも、「常習性が認められる」とか、「プロを目指す者としては、あまりに程度が低い」と判断した場合には、その日は免停にした方が良い場合も少なくありません。
    ポジポジ病なんてのは、「ついつい」なんて言ってる間は永久に治りません。
    「また、やらかしってしまった!」と気がついた瞬間に罰として決済し、その日は免停!
    それくらい自分に厳しくできる事がトレーダーには求められます。
    トレードという仕事は自分が最高責任者で、うるさい上司はいません。
    自分を律するものは自分だけです。だからこそ厳しいのです。
    「ここまでやるか?」
    と思うくらいの事が平然とできて、やっと並みのプロです。
    どこに線を引くかの判断も、トレーダーがしなければならず、万人に共通の答え等はありません。
    >ルール違反は悪だということを頭に刷り込ませるためのものということでしょうか?
    確かにそういう側面はあります。
    シートベルト無しで運転しても違反は違反ですが、それ単体で免停にはなりません。
    でも100キロオーバーの速度違反なら、一発で免停でしょう?
    犯した違反の軽重によって免停期間や罰金が違ってきます。
    トレードの違反の軽重は、本人が判定しなければなりませんが、それだけに軽くなりがちであり、狼になりたければ自分に厳しくなる必要があります。
    >それとも何にも影響されない境地って言うのがそもそも無理な話なのでしょうか?
    そもそも無理だと思います。
    ただ、訓練でレベルを上げていく事に限界は無い、とも思います。
    >ルール違反をした後もルールを守るのか?
    常習性のある違反の場合、少なくともその日はそこでトレード中止。
    それくらいはしないと、歯止めのかけようも無いと思われます。
    トレード日誌をしっかりつけて、反省すべきは反省してぐっすりと眠り、新しい日を迎えたら、また新たな気分でトレードを再開して下さい。

  • 早速の返信ありがとうございます。
    しかも、質問より回答の方が長いですね(笑)
    驚きの目をもって読ませていただきました。
    裁量トレードは100%満足ができるトレードの方が少ないのですか?
    口座残高が右上がりになれば満足という方程式はダメということですね。
    目標は口座残高の右肩上がりでなく、そのプロセスであるひとつひとつのトレードの洗練ということでしょうか。
    規律のあるトレードを繰り返すことで収支は自然についてくるとよく聞く言葉と重なり、目からうろこが取れる感覚でした。
    残高が気になるためか、今のわたしは損切りも利確も異常に早い状態で、最近Exitのルールを決めて心理面の軌道修正を図っているところです。
    ちなみに私の残高はずっとレンジを作っています…。
    常勝トレーダーは何にも影響されない心を築き上げた人の集団かと思っておりました。
    そして、その境地にたどり着けば、今ほど努力はしないで済むのかとも…(笑)
    勝っていても負けていても日々努力なんですね。
    ルールを守ることは苦しいのですが、投資が好きなのだから仕方ありませんね。
    どうせならプラスにしたいし、ルールを守り検証を繰り返し、トレードを精密に完成させていきたいと思います。
    お時間を割いていただき、ありがとうございました。

  • トレードという仕事は自分が最高責任者で、うるさい上司はいません。
    自分を律するものは自分だけです。だからこそ厳しいのです。
    上のコメントに感動いたしました。

  • 予知能力の無い人間にとって、一瞬先も見えないトレードで、後から振り返っても100%満足できるようなトレードなんて願っても出来得ない事だと思います。
    必ずどこかに反省すべき点や、改善すべき点を見つける事ができるものです。
    だから完璧なトレードを理想とすると、果てしなく遠回りしてしまう可能性もあります。
    いろいろミスを繰り返しながらも、そのミスを無駄にする事なく、少しづつでも前進して行けば、それで良いと思います。
    少しでも前進できている事の最も解りやすい目安が収支です。
    これが週単位・月単位で右肩上がりなら、とりもなおさず全体としては正しいトレードが出来ているという印と考えて良いのです。
    90%以上の参加者は、安定的右肩下がりのカーブを下り続け、最後に退場していきます。
    それを考えれば、「レンジ」だって立派なものなのです。
    好きなだけマーケットに留まって腕を磨く事を許された印が「レンジ」だからです。
    「損切りも利確も異常に早い」
    というのは、まだ本能の管理下でトレードしているという事です。
    自分自身が「やりたくない事」「なかなか出来ない事」をあえて自分に課していく「攻撃的」な姿勢にならないと、なかなかこの壁は越えられません。
    でも、安定的右肩上がりを実現する為には、遅かれ早かれ超えていかねばならない壁でもあります。
    であるなら、できるだけ早期に決心して、これを突破していった方が無駄な時間を節約できるという事になります。
    例えば、エントリーした後10Pipsの利が乗ったら9Pips下に逆指値して、そのままパソコンの前から離れる事はできるでしょうか?
    勿論、トレイルで追いながら、常にテクニカル分析を行い、最善のところで利確するのが理想ですが、そういう事を目指しながら、逆にいつも利小の結果となってしまうのなら「見ない」というやりにくい事を自分に課してみるのも一つの手です。
    「見ない」という事が見続ける事に対して常に優位性があると言うつもりはありません。
    折角の10Pipsが無駄に1pipsに減少してしまう事も、当たり前のようにあるでしょう。
    しかし、それでもあえて「見ない」事を実行してみて、なまじ見続けるより良い場合もある事を体験できれば、そこで初めて感じるもの、気付く事があるはずです。
    だらだらと似たようなトレードを100回繰り返すより、たった1回の「本能を逆なでするようなトレード」への挑戦の方が得るものが大きい場合だってあります。
    トレードの真理として「リスクを取らねば稼げない」というのがありますが、これがなかなか頭ではわかっても、いざトレードに生かすのは難しいものです。(だからって「危ないトレードをしろ」というのとは全く違いますので、誤解無きように。)
    その為の心理的なアプローチとして、私には「損させて下さい」と考える事が有効でしたが、だからって、これが万人に共通の特効薬という訳でもないでしょう。
    メイさんも、少々心理的な抵抗はあっても、どうすれば積極的にリスクを取っていけるか考えてみて下さい。
    そして、少しでも勝算があれば、断固としてやってみる。
    そういう葛藤を超え続けていくのがプロだと思います。
    「ここまで来れば、もう安心」
    なんてレベルは、どこまで行っても存在しないんです。
    トレーダーって、辞めるまで常に前傾姿勢なんですよ。
    さもないと、一気に転落してしまいます。
    (チェーンコメントになるので、本コメントへの返事は御無用です。またの機会をお待ちしています。)

  • コメントまで読ませていただきました^^
    収支レンジ…なんと羨ましい事でしょうか。
    自分の投資生活にレンジという収支が未だかつてなく、下がり下がり続けてこのブログ(読む薬)に出会いました。
    それからもしばらく退場に追い込まれ首の皮一枚で耐えしのぎ、ようやく薬が効いてきたところです☆
    「損切りも利確も異常に早い」…本当に本当にわかります。
    私も我慢できない時今でも時々あります。(ルール違反になるのですが…)
    自分の使う武器(優位性のあるエントリーなど…)を完璧に使いこなしトータルで勝てるようになり、何があろうと淡々とこなしていく。という事が自信になってから上向きになってきたように思います。(あくびが出るほどまではいっていませんが^^:)
    上司も部下もいないこの世界ですが、「最強の仲間は自分の心の中にいる自分を信じる心」ではないかと思います!共に頑張りましょ!
    たかやんさんこれからもよろしくお願いします^^:

  • 初めまして。
    最近ブログを拝見させていただいております。
    非常に芯の太い方だとお見受けいたしました。
    先月の記事にて、「損をさせてください」という言葉、非常に身に沁みました。
    私は勝手に「損をさせてくれてありがとう」と解釈してしまったのですが、その魔法の言葉で今、かなり助かっています。
    トレードでイライラすることが少なくなりました。
    本当にありがとうございます。
    ブログの更新、楽しみにしています。

  • マーケット参加者の殆どは、
    「儲けたい」「損したくない」
    といった本能丸出しでマーケットに参戦してきます。
    そしてその殆どが退場となり、極一部の人が生き残る訳ですが、その分かれ目になるのが、この「魔法の言葉」かもしれません。
    確かに、生き残ってる人でも「損させて下さい」と唱えている人はあまりいないとは思いますが、実はその人のトレードの中にこの「心」があるからこそ生き延びられているのだと思います。
    最初は何の事かわからないかもしれませんが、害もあまりないはずなので、しばらく使い続けてみて下さい。
    トレードを繰り返すほどに、ジワジワとわかってくると思います。

  • おはようございます。
    トレードは、実際は機械的なんですが、そこに「損させてください」という「心」があるから、生き延びているのですね。
    驕り高ぶらず、謙虚な気持ちを持って、これからも相場の世界で生き延びて行きたいと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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