「自分だけは大丈夫」は、人間の本能である。 と書きましたが、実際これは「正常化の偏見」とよばれる災害心理学の用語であり、災害時に落入り易い人間の心の傾向としてよく知られています。
ま、それはともかくとして、今日こんな記事を見つけました。
(該当記事は無くなってしました。2014/01/02補足)
長くない文章ですから、ぜひ読んでみて頂きたいのですが、特に面白いと感じたところを書き出して見ましょう。
(正常化の偏見とは)『つまり、危険であることは頭で理解できても、それが自分にふりかかるとは思えず、早い段階で避難をする判断ができない心理状態を指すようです。
早い段階での判断ができなければ、損害規模は大きくなります。
ハードな部分もさることながら心理状態による行動如何で、損害規模が大きく左右されてしまいます。
このような心理状態は、災害時だけではなく災害前にもいえるのではないでしょうか。
「自分は災害に遭うはずはないのだから対策する必要はない。」
このような心理状態では、自分で自分の身を守るための事前対策を取ることはしません。』
上記は、原文のままですが、「避難」->「損切」、「災害」->「損害」に置き換えてみて下さい。
私の書いてきた文章と、殆ど同じ意味になります。 (まるで私がパクッたかのようですが、誓ってパクッてませんので念の為。)
蛇足になる事はわかってましたが、災害時の心理学が、あんまりぴったり株式の心理学に当てはまるのが面白くて、ついご紹介しちゃいました。
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