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2006年06月25日

空売は、本当に危ないか?

信用取引では、今後値下がりすると思う株を、現在の値段(例:1000円x1000株)でまず売り、将来思い通りに下がったら、その時の値段(例:800円x1000株)で買い戻す事によって、利益を上げる事ができます。(例の場合:(1000円-800円)x1000株=20万円) これを、空売りと言います。(信用取引では、買いの事を「空買い」というそうですが、これはあまり言いませんね。)

いろいろ面倒な仕組みがあって成立している「空売り」ですが、トレーダーはそんな事を意識する必要は無く、買いと同じ感覚でトレードできます。 (主に50代以上の)株式経験者の一部では、「空売りは危ない!」という認識があるようです。 危険 なぜかというと、例えば1000円の株を1000株買った場合、最悪の場合は株価=0円になる事ですが、その最悪の場合の損失額が予め決まっています。この場合100万円の損失です。 ところが、株価には下限(0円)はありますが、上限はありません。 1000円の株を1000株空売りしたとしましょう。 しかし意に反して、3000円に値上がりしてしまうと、200万円の損失。 10000円に値上がりしてしまえば、900万円の損失となります。 株価に上限はありませんから、可能性としては、損失が無限に膨らむ可能性があります。 (簡単の為、手数料とか、利息とか、税金とかの計算は省きました。)

買い =限定的損失と、無限の利益の可能性

空売り=限定的利益と、無限の損失の可能性

理論的にはこのようになり、「空売りは危ない」にも根拠がある事になります。 でもね~、これは「とことん損切しない」場合の話ですから、デイトレでこんなの気にする必用は一切ありません。

私は、とことん損切できないかもしれない!と思う方は、「空売り」に怯える前に

株取引そのものを止めた方が良いでしょう。



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信用取引は本当に危ないのか?

信用取引は、手持資金の3倍の取引が可能となります。 利益も3倍なら、損失も3倍。確かに無謀なトレーダーにとって信用取引は危険な罠かもしれません。 決して安易な気持ちで信用取引を始めるべきではないでしょう。 tenbin 信用取引を始めるのなら、やはりその仕組を熟知し、怖さも知っておくべきだと思います。こういう当たり前の手順を踏まないで、資金を短期で無くすばかりか、借金生活に突入してしまう人の割合が「現物」より圧倒的に多いのですから、「信用取引は危ない」と思われても仕方ありません。

このブログにある「e-本棚」では、新井 邦宏さんの「信用取引 実戦バイブル」を紹介しています。 信用取引の解説書として第一級の書であるだけでなく、トレーダーが知っておくべき様々な事がわかりやすく説明されています。 トレーダーなら、新井 邦宏さんの本は読んでおくべきだと思っていますが、その中でもこの本は一番のお勧めです。)

しかし信用取引は、既に優位性を獲得しているトレーダーにとっては必須といえるでしょう。 資金が3倍に活用できるだけでなく、「空売り」ができる事により、トレードの機会が2倍になります。 下げ相場では、多くのステレオタイプ・トレーダーが悲鳴を上げている最中に、「空売り」によって利益を上げる事が可能となります。 現物でのトレードに対して、600%のパフォーマンスを上げられる可能性のある信用取引を使わない手は無いでしょう。

補足:現物株の時価評価額の80%を、信用取引で売買する事ができます。 特に現物株と同じ会社の株を信用でも買う事を「二階建て」と呼びます。 証券会社により、「禁止」されている事も多いのですが、とにかく「二階建て」は止めましょう。もしかすると大成功するかも知れませんが、味をしめて繰り返していれば、早晩借金生活に突入します。最悪です。



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2006年06月27日

「買い」と「売り」は、チャート的に対称か?

「空売は、本当に危ないか?」に頂いたコメントに対して、私は、 対称? 「売り」はテクニカル的には、完全に「買い」のテクニックを裏返しているだけで、同じといった事を書きました。 これには補足が必要でしたので、ここで書きます。

チャートを見て、それを根拠にトレードする事をテクニカル・トレードと言います。 ではテクニカルを根拠とするトレーダーは、チャートの何を見ているのでしょうか?チャートは、その株(先物、FXも基本は同じ)に資金を投じている人々の「欲望」や「恐怖」、あるいは「迷い」の縮図と考える事ができます。 そして、「欲望」が今後急速に高まる所で買い、「恐怖」が急激に強まる所で売れば、その後の勢いに乗って動き、適当に手仕舞う事で利益がでると考えます。

その「欲望」や「恐怖」が急激に強まるポイントとしての最有力候補が「ブレイクアウト」です。(と私は思ってます) この「欲望」や「恐怖」は人間の本能に基づく感情ですから、江戸時代の米相場でも、現代のネット・トレードでも変わらず有効であり、今後も有効あであろうと考えます。 「欲望」が「+」とすれば、「恐怖」は「-」であり、裏と表の関係にあります。 従って、「欲望」と「恐怖」が支配するポイントでは、上下が逆になるだけで、「同じ」と考える事は間違っていません。

ところが「欲望」と「恐怖」を比べると、人の本能に訴える度合いに違いがある事もまた容易に理解できるでしょう。 人は「欲望」で+1となるような刺激と同程度の「恐怖」には-3の反応を示すのです。 その為、通常ある値幅上昇する為に必用な期間に対し、同程度の値幅下落する為には1/3の期間で足りてしまうのです

例えば1000円の株が1500に上昇するのに3ヶ月を必要とするのであれば、1500円から1000円に下落するのに、1ヶ月しか掛からないという事です。 面白い事に、この株式のチャートの性質は、時間枠に関係なく機能します。 年足でも、月足でも、日足でも、分足でも、ほぼ同じように機能します。 (経済状況などで、長期的なトレンドが発生している場合等を除きます) つまり、(非常に荒っぽい表現ですが)「空売り」は「買い」より3倍の短期間で利益が出る可能性があります。

エントリーするポイントの判断材料としてブレイクアウトを使う限り、「売り」と「買い」は裏返しの関係にありますが、一定の利益を得るのに要する時間は「売り」の方が短くて済むと結論されます。(勿論、例外もありますよ。例外は常にあります。) ちょっとややこしい文章になってしまいましたが、大事な事です。 1回読んで「何言ってんの?」って思った方、もう一回読んで理解する価値あると思いますよ。



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2006年07月14日

トレードとダイエットの関係とは?

「自己の本能に打ち勝てば、利益が出る!」と書きました。「ふ~ん」と思った方も多いでしょう。「よっしゃ、俺もやるぞ~」と思って頂けたかもしれません。 でも、書くは易く、読むも易いのに、実行は本当に困難であり、相当の覚悟で取り組む必要がある事を知って頂く為に、この記事を書いています。 (「そんな事あるもんか。簡単じゃん。俺ならやれる。」と今思ってる方は、「自分だけは大丈夫」もぜひ読んでみて下さいね。)

------------------------------------------------ ステーキ

ダイエットは、飽食の日本にあって、非常に関心の高いキーワードであり、巨大なマーケットを形成しています。 だれしもスリムでありたいと思う一方で、どうしても太ってしまう人が無数にいるからです。 どうすれば痩せられるかは、誰でも知っています。 食べる量を減らして、運動を増やすと言う事。簡単すぎるほど簡単です。 じゃ、なぜダイエットという巨大なマーケットが維持されているのか? それは「食欲」という「本能」がかかわっている問題だからです。 理屈はよくわかっていても、「本能」を曲げる行動は極端に難しいのです。

無数のダイエット方法があります。 運動 こんにゃく、おから、りんご、お米、サウナ、ジム、ボクシング、断食、、、、、、 多くの「肥満」と感じている人々が、様々な方法を渡り歩き、お金を浪費します。 有効な方法も多いかも知れませんが、でも、決定的な方法なんて所詮有りません。 もし有れば、一気に肥満問題はその方法で収束し、日本中、みんなスリムになれるでしょう。 でも、そんな事は起こりそうもありません。

本当に大事なのは、「痩せるためには、(非常に困難だが)本能に打ち克つ努力が必要である」という「気づき」。 この気づきを得て、しかも実践できた人だけが、痩せられるのです。 ノウハウじゃないんです。 一旦は痩せられても、すぐ気を抜いてしまい、リバウンドする人も後を絶ちません。 結局いつまでたっても、「痩せたい」と思ってる人の数は減りません。 つまり、自分の本能に克つ事は、本当に難しいのです。 KONISHIKIさんなんて、切迫した命にかかわる問題である事を十分認識しつつ、様々なダイエットに挑戦しながらも、やっぱり痩せられないのです。 本能に打ち克つ事の難しさは、経験しないと分からないものだと思います。 私は幸い、太る体質ではありません。 だから、「そんなに痩せたきゃ、食べなきゃ良いじゃん。」と常々思っていました。 確かにそれは事実なんですが、それが本能がかかわっている問題である事を理解してあげる「やさしさ」に欠けた考え方だったと最近気づきました。

肥満体質の人にとっては、「食べる」というのは、「呼吸」にも等しい欲求なのだと思います。 息を長くは止めていられないように、「食べる」という衝動が抑えがたいものなのだと思います。 これは「痩せ体質」の人間にはなかなか理解できない感覚なのです。 ただ、幸い「食欲」は「呼吸」よりは、まだコントロールし易い事も確かです。 努力を継続し、スリムになれる人も、比率的には少ないものの、確実に存在します。 ぜひ、この事に気づき、がんばってスリムになって頂きたいと願います。 テレビで、あるデブタレが、 「私って、水を飲んでも太っちゃうんです~。」 と言っていました。 気持ちはよく分かります。でも、やっぱり言い訳です。 確実に、人よりも多く食べていると思います。  (じゃなきゃ、それは「奇跡」です。でも、そんな変な「奇跡」は無いと思います。神様も暇じゃありませんから。) 言い訳している間は、絶対に痩せる事はないでしょう。

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私が何を謂わんとしているか、理解して頂けましたか? 実は、過食、拒食、ダイエット、アルコール、タバコ、ギャンブル、クスリ、、、、 わかってはいても、人が自分の心をコントロールできない事柄は一杯あるのです。 禁煙 「早い利確と遅い損切」も、人間の習性として生まれつき備わってしまっています。 実生活で、その事が不利益につながる事はまずありません。トレード以外は。 だから、いきなりトレードでだけ「遅い利確と早い損切」を実行しようと思っても、予想外に難しいのです。

あなたは、どんな事でも一旦決心すれば、それを貫いてきましたか? 例えば、スパっと禁煙できた人は、トレードでもスパっと本能を逆転できる可能性が高いと思います。 逆に、何度も禁煙したけど、未だに喫っているという人は、トレードでも、苦労するかもしれません。 「だから駄目だ」なんて言っているのではありませんよ。 ただ、相応の困難に立ち向かわねばならないと言う事を、予め正しく認識しておくべきだと思うのです。 マーケットから退場していくトレーダの殆んどは、この事に気づいてすらいません。 長くなりすぎました。これに懲りず、また来て下さいね?



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2006年08月14日

利確(1)

生き残っているトレーダー達にとって「損切」はもはや当然の事であり、そのタイミングや損切水準について多少の個性はあるものの、そんなに大きな方法上での違いはありません。 トレード経験の少ない、まだ「生な本能」を有している初心者にとっては真に難しい「損切」ですが、「損切」できないトレーダーは「時間の問題」で確実に淘汰されてしまいますから、逆に言って、生き残っているトレーダーにとっては、既に「損切」は「空気」とか「税金」のような「あたりまえの存在」にすぎず、そんなに前向きに興味・関心の持てる事柄ではありません。(たまには失敗して「ギャ~」なんて事もありますが、、、)

しかし、「利確」については、それこそ千差万別、トレーダーの数だけ利確の方法があるといっても過言ではありません。 コツコツと小幅ながら着実な利益を積み上げていく方法もあれば、週足、月足などの長期チャートを根拠とするものまで、無限のバリエーションがあります。 長期の究極はバフェットでしょう。何しろ「買ったら、売らない」そうですから。 林輝太郎さんは、「空売り」ポジションを数ヶ月から1年以上もホールドするといいますから、これも凄いですね。 (売りのテクニック(林 輝太郎)) 私にはとてもマネできそうもありませんが、「考え方の枠」を拡げられるという意味では大変参考になります。

結論からいって、「これが最強の利確方法だ!」なんてのはありません。 どんな方法にも一長一短があり、どれを選ぶかはトレーダー次第です。 でも「利確」とは、折角マーケットで生き残っても「ビンボー・トレーダー」で終わるか「スーパー・トレーダー」になれるかの分かれ目、エントリーと並んで全トレーダーの最重要研究課題だと思います。 私なりの「利確」は既にあるものの、その説明はちょっと後回しにして、「自分の為にも」ここで「利確」について再検証し、まとめて見たいと思います。



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2006年08月16日

利確(2) セルフ・テスト

ここで質問です。 あまり深く考えず、あなたの直感で選んで下さい。

Q1)含み益が10万円あります。 今すぐ利確すれば10万円の利益です。 でも、大引けまでホールドしてから手仕舞いすれば利益が14万円になる可能性があります。 ただし、20%の確率で利益がゼロになるリスクが伴います。 あなたなら、どちらを選びますか?

   (A)今すぐ10万円の利益を確定させる

   (B)リスクはあるが、大引けまで待つ

Q2)含み損が10万円あります。 今すぐ損切すれば10万円の損失です。 でも、大引けまでホールドしてから手仕舞いすれば、さらに損失が14万円まで拡大する可能性があるものの、損失がゼロになる可能性も20%あります。 あなたなら、どちらを選びますか?

   (A)今すぐ損切し、10万円の損を確定する

   (B)20%の「チャラ」の可能性に賭けてみる

 それぞれ(A)か(B)か選んでから、[次に進む]をクリックして下さい。

=====================[ 次に進む ]

2006年08月19日

利確(3)

損切ポイントの設定」には2種類あります。

(1)エントリー前に、予めポイントを設定しておく。

(2)エントリーしてから様子を見て、ポイントを設定する。

このブログの読者なら、私が(1)をお勧めしている事はご存知でしょう。 これ以上詳しい説明は、ここでは省きます。

利確ポイントの設定」には3種類あります。

(1)エントリー前に、予めポイントを設定しておく。

(2)エントリーしてから様子を見て、ポイントを設定する。

(3)トレイリング・ストップで追跡する。

 「損切」が2パターンであるのに対して、「利確」には3パターンあります。 「損切」では明確に否定される(2)が、「利確」では必ずしも否定しきれないところが、「利確」の難しいところです。 経験によって、「引くべき」と判断して、その後の利幅の減少を防げたり、「強気」で粘って大きな利幅を獲得できる可能性も否定できないからです。 実際、チャートには「典型的なパターン」というものがいくつもあります。 本などで勉強したパターンを、実際のチャートで探していると、自分なりに「確実」なパターンを会得できてきます。 これはやはり「財産」となります。 これについては、また別の機会に書きたいと思います。 (1)も否定はしません。エントリー後の「本能」の誘惑に左右されず、マイ・ルールに従って機械的にトレードする事には「優位性」があると思います。

しかし、私なら(3)を強くお勧めします。(私は基本が(3)で、限られたパターンでだけ(2)を使います。)

 トレーダーの「予想」なんて、たかが知れています。その株がどんなに下がるか、上がるかなんて所詮だれにもわかりません。 指数がどうの、トレンドがどうのと考えてみたところで、「セルフ・テスト」の結果が示すように、ザラ場での「思考」というものは、「利小・損大」にしか働かないと理解すべきです。 (B・Aの才能のある方は別でしょうが。でも、本番ではA・Bに豹変しないとも限りませんよ。)

ヤッター!!  「含み益」が出た時は嬉しいものです。 板をみつめながら、「ヤッター!!」「今いくら儲かってる」「どこで確定しようかな~」なんて、トレーダーの至福の時と言えるでしょう。 でも、あなたは「利益」を最大化する為にトレードをしているのであって、この至福の時を楽しむ為にトレードしているのではないに気づいて下さい。

 含み益が発生したら、

「利益の50%のトレイリングストップで追跡する」

という戦略には、「本能」の付け入る余地がありません。 だから、非常に強力な戦略です。「やりにくい」「楽しくない」のですが、だからこそ実践する事には価値があります。3回に2回は、みすみす含み益を無駄に半減させてしまうかも知れません。でも、残る1回の利益が、その無駄を一気に挽回してくれます。 私がトレードを始めた最初の1年間は、ずっと(2)でした。 有効な戦略がある訳でもないのに、(2)を選ぶと結果は最悪です。

私に限らずA・B人間が自分の裁量で「利確」すると、なかなか

 勝ちトレードの平均利益額 > 負けトレードの平均損失額

を達成する事すらできません。 最初の1年間に行ったトレードで、ダントツに大きな利益を達成したトレードが1つだけありました。 理由は簡単です。 含み益が発生したままで、携帯も持たずに「引け成り」で外出していたのです。 帰宅して損益をチェックすると、まるで見慣れない額の利益が発生していたのです。 たまたま「空売り」した株が、後場に悪材料が出たらしく、「東証一部値下がりランキング1位」になっていたのです。 嬉しかったのは勿論ですが、「ラッキー」くらいにしか思っていませんでした。

 利が乗ったトレードを放置するという事の「優位性」には気がつかなかったのです。 翌日からまた、「ワクワク、ドキドキ」の「利確」を繰り返し、結果は散々でした。

 何度もご紹介している「相場で儲ける法」でラリーは、

 「私の日計りシステムの成功は、幅の大きな損切※と大きな利益から生み出された」 

 「私の成功は「大引けまで持つ」という哲学によるものだ」

と言っています。 (※)ここにある「損切」は「誤訳」であり、「トレイリングストップ幅」が正解なのだと思います。原書をチェックしている訳ではありませんが、、)

私はこの本を、トレードを始める前から読んでおり、信奉しているつもりでした。 でも、ザラ場では本能のままのトレードを繰り返していたのです。 このブログを読んで、「ええこと書いてるな~」と感心してもらえるのはとても嬉しいです。 でも、それを実行に移さなければ、移せなければ、何の意味もありません。

あなたは、それでもやっぱり(2)ですか?もし来週から(3)に徹する事ができれば、それだけで「狼」が一匹誕生するのですが、、、(補足)トレイリングストップ幅については、トレーダーによって様々な「値」があり、その全てに対して「50%」が優位であると言っている訳ではありません。 この値については、自分の性格なども考慮して、よく検討して下さい。 勿論、幅を変更して良いのは「ザラ場以外」の時間限定ですよ。 



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「値ごろ感」でエントリーしてなぜ悪い?

あまりにも基本的な事で、書くのもはばかられる内容ではありますが、参考にして頂ける読者もいらっしゃるようなので、あえてご説明します。

肉屋で1000円の肉が売られていて「ちょっと高いな」と迷っていたら、目の前で店員さんが「10%値引き」のシールをぺタッと貼ってくれたので、「ヨシッ!」とばかりに買う。 牛 ありますよね。 今さっきまで1000円していたものが、目の前で100円引き。 鮮度に差がある訳も無く、ちょっと得した気分。 何の問題もありません。 でも、デイトレでこの感覚は禁物です。 ちょっと安くなったからって、お買い得な事などありません。

 なぜでしょうか? 答えは「あなたも、プロだから。」

肉屋は、精肉販売のプロであり、あなたは消費者です。 プロが「1000円では売れない」と思ったから「値引き」を提示したのです。 肉を消費するのが目的なら、勿論買っても問題ありません。 でも、あなたも「肉屋」のプロだったらどうでしょうか? あなたが肉を買うというのは、「プロ」である限り「仕入れ」なのであり、より高値で販売できる見込みがあるから買うのです。 目の前で10%値引きを提示されたからといって、喜んで買っているようでは、商売は成り立ちません。 それとも、どこかで1000円以上で売れる心当たりがありますか?

ここまで書けば「そうか」と気づいてもらえたかも知れませんが、初心者トレーダーは「プロ」の経験がありませんから、「消費者感覚」で「仕入れ」をしてしまうのです。 本人に「プロ意識」がなくても、そこはマーケット。 ごろごろいるプロがあっさり利益を持って行ってしまいます。

デイトレの基本戦略は「逆指値」の考え方です。(中・長期の投資戦略では「押目を仕込む」という事もあるようですが、、、、) 例えば現在値995円の株があって、1000円のところに厚い売板があるのであれば、その1000円の板が割れるのを待ち構えて仕掛けるのです。 間違っても1000円以下の価格で「仕入れ」るべきではありません。 目標とする価格まで高くなったから買い」、「安くなったから売るという事です。 これは「消費者感覚」でありえない発想でしょう。 でも「商売のプロ」なら、ましてデイトレの「プロ」を目指すなら、あたりまえなのです。 ではなぜ「逆指値」によるブレイクアウト売買に優位性があるのでしょうか? 次回はこれについて書いてみますか? 



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