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2010年12月27日

デイトレを攻略する(1)

このブログでは、デイトレについて既に4年も書き続けてきましたが、ここでまた新たなシリーズ記事を書いてみたいと思います。
大事な事ははずせないので過去記事と重複する部分もあるかと思いますが、極力新しい視点・観点から書いてみたいと思います。
記事を書いていく都合上「株のデイトレ」をイメージした内容となりますが、
その云わんとする所は、先物でもFXでも全く共通ですのでご安心下さい。
ご質問等は勿論ですが、「こんな事が読みたい」みたいなリクエスト・コメントも大歓迎ですので、ぜひお気軽にどうぞ。


=====================

まず、

デイトレの何が難しいのか?

について書いてみたいと思います。
好きな銘柄を選んで、好きなタイミングでエントリーし、好きなところでエグジットする。
そして、遅くともその日のうちにエグジットできれば、それで
デイトレの完成!
です。

何か難しい事でも?

ところがどっこい、実際にやってみるとこれが難しい。
なぜ難しいかというと、エントリーする時点で「勝つ事」が前提になっているからです。

あなた、もしかして今、

勝つ事が前提じゃないデイトレって有るのか?

なんて思いませんでしたか?
もしそうなら、直ちに実弾を中止して、この記事の続きに注目して下さい。
気が短くて続きを待てない方は、このブログを一気読みしてみる事をおススメします。
デイトレが難しく感じられる場合、それはマーケットのせいでもなければ、あなたの経験や知識不足のせいでもなく、そもそものデイトレに対する認識が間違っている可能性があります。

例えは悪いですが、

カジキマグロを釣るのに、ヘラブナを釣る為の仕掛けで出かけて行って、釣果が期待できるでしょうか?

ヘラブナを釣るのに、カジキマグロを釣る為の仕掛けで出かけて行って、釣果が期待できるでしょうか?

みたいな。
真剣にデイトレに取り組んでいるあなたには、にわかには信じられない事かも知れませんが、もしかすると、あなたもこれに近い事をやっている可能性があるのです。
私も最初の1年以上の長きにわたり、デイトレに対する間違った認識で、時間とお金を浪費し続けました。
その間、書籍は200冊以上読みましたが、どこにもこんな事は書かれていなかったからです。

デイトレで稼ぎたいのであれば、まずデイトレに対する正しい認識を持って臨まねばなりません。
続きは明日書きますので、それまで、私がどういう事を書きそうか、あれこれ予想していて下さい。



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2010年12月28日

デイトレを攻略する(2)

デイトレを攻略したければ、まずはその大前提として、デイトレとその他のトレードとの違いを明確に区別しておく必要があります。
なんて書くと、ややこしい話になりそうですが、実は簡単です。

デイトレ = ザラ場では何も考えないトレード

これです。
悟りを開いた高僧でもない限りは、何も考えないでトレードする事など不可能です。
実際には次から次と、様々な事を考えてしまうのは避けられないでしょう。
ただ、その考えがエントリーとエグジットに一切影響しない事が求められます。

ああなったら、こうする。

こなったら、ああする。

と、事前に決めておいた行動予定から一切ブレない売買行動が必要とされるのです。
通常の「投資」であれば、いろいろ調べたり考えたりしながら結論を出して売買します。
でも、そのノリで安易にデイトレに手を出せば、ほぼ確実にやられます。
デイトレでザラ場に何を考えたところで、プラスになる事など無いからです。
考えているつもりが、本能の言いなりになって、どんどんマイナスに引き寄せられてしまうのです。

テクニカル分析するからには、考えるだろ?

おっしゃる通りです。
実際には、日足を見たり月足を見たり、銘柄Aと銘柄Bを比較したり、トレンドラインで判断したり、ボリンジャーバンドで判断したり、デイトレでも常に
「考え」てはいます。
ただ、例えば

・そろそろブレイクしそうだからエントリーしちゃえ!
・まだ上がりそうだから、様子を見てみよう。
・ここまでくれば戻すに決まっている。ナンピンで逆転してやる!
・あっりゃ~、含み損が10万超えちゃったよ、家賃払えね~よ!
・今利食えばΩが買える。でも、あの板さえ割れればロレックスだ~!
・昨日勝たしてもらったから、今日もこれで行ってみよ~!
・これで勝ったら10連勝だぜ。俺って天才?
・ここで売れれば、カリスマデイトレーダーだぜぃ!
.................................................


みたいな、欲望や恐怖によるイワユル「人間的」な思考は極力排除し、完全には排除しきれないとしても売買行動には一切影響させないという意識が必要になります。
私が1年以上の長がきにわたって右肩下がりのトレードを続け、絶望感の中で打ちひしがれていたある日の事、自分のトレード日誌を振り返ってみて、

ピン!

とくるものが有りました。
私は、勝てる方法を知ってはいるのです。
チャートを一瞥(いちべつ)するだけでチャンスかどうか見分ける事もできるようになっていました。
なのに、それでもなぜ右肩下がりなのか?

私は、自分の思考に依存して売買していたのです。
もっと言うと私は、自分にとって「やり易い」売買行動しかできていなかったのです。

「やり易い売買行動とは何か?」

例えば、エントリーサインが出ても、少しだけ様子見する事。
例えば、エグジットサインが出ても、ネット上で反転する可能性を示唆する記事の探索に没頭して現実逃避する事。
例えば、「大引けで手仕舞い」という前提でいるのにパソコンを閉じる勇気が出せず、ザラ場の小幅な戻しで振るい落とされてしまう事。
そして極め付けは、デイトレなのにオーバーナイトに逃避する事。
........................................

なんて、個々に書きだしていったらきりがありません。
要するに、ザラ場でない時間に必死で組み立てたトレードプランを、ザラ場で自分自身が全てを踏みにじり、全く無意味化させていたという事です。

9割出来ていても、1割でも自分に負ければ、それだけでトータルはマイナスになってしまうものなのです。
世に言う「コツコツ・ドカン」です。
非常に厳しいですが、それがデイトレというものなのですから、どうにもなりません。
打開策なんて存在しないようにさえ思えました。
完全に袋小路に嵌まった格好でしたが、窮鼠猫を噛むの例え通り、必死の決意から解決の糸口を掴む事が出来ました。
依然として「やり難い」事には違いありませんでしたが、シンプルなのでやり通す事が出来たのです。

明日に続きます。




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2010年12月29日

デイトレを攻略する(3)

自分のデイトレを振り返ってみて、必ずしも自分で決めたルールが守れていない、ついついその場の状況判断を誤って利益を小さくし、損失を拡大してしまっている、という事に気づいているトレーダーは少なくないと思います。
そういう事に気づく事もないまま、あえなく退場していくトレーダーが多い事を思えば、千倍もマシだと思います。
しかし、「わかっちゃいるけど、ヤメラレナイ」で、生ぬるいデイトレで自分の本能を甘やかし続けているているなら、やはりマーケットに生息する狼のエサになり続ける他ありません。

「でも、どんなに決意していても、本番では違反してしまうんだよね?」

それも、よく解ります。
私も、自分のトレードが抱える病巣に気づきながら、それをザラ場での意志力で克服しようとして、もがき、更に資金の減少を継続してしまったのです。

そして本当に、「もう限界!」というところまで追い詰められて、新たに気づいたというか、決心した事があります。
自分のデイトレの欠点に気づいたり、改善を決意するのは必ずザラ場以外の時間の出来ごとであり「現場(=ザラ場)での訓練がまるでできていない」という事です。
だから、積極的に「ザラ場で自分を訓練する」という事に取り組む事にしたのです。

まず、ありきたりかもしれませんが、損切りの逆指値を100%励行し、それを一切変更しないルール。
エントリー時の予定ポイントより深めに設定するのです。
殆どの損切りは手動で行いますが、「最悪でも、ココで切る」という非常口がエントリ時に設定されている事で、手動の損切りの確度も高まり、なにより「放置=>塩漬け」という最悪のパターンが出なくなりました。
それまで、エントリーの時点では欲に目が眩んで、損切りの事を考える余裕など無かったように思います。
しかし、エントリー注文約定と同時に逆指値の損切りを置く事で、ポジションを取っている最中にも関わらず、欲でもなければ恐怖でもない中立的な気分を維持する事ができるようになりました。

また、自分のトレード記録を分析すると、明らかに、

含み益を抱えている時間 < 含み損を抱えている時間

という関係式が見て取れたので、これを改善するルールを作りました。
含み損を抱えてからの時間が○○分になったら、損切りポイントに達していなくても、強制的に切ってしまうのです。(「○○分」と伏字にしたのは、この長短を決めるのはあなた自身であり、いらぬ先入観をあなたに与えない為です。)
後から考えても、これは特に効果が顕著でした。
それまでは、必要に迫られているにも関わらず、それでも「今やるか?」とか「まだ待つか?」なんて思案の挙句(あげく)に実行していた損切りを、機械的に「スッ」と切る訓練ができたのです。

エントリーすれば、同時に逆指値を置く。
○○分経ってもマイナスなら、その瞬間に損切る。


このたった2つを自分に徹底して課し続ける事で、「思考しないトレード」という未知のトレード(の手掛かり?)に辿りつく事ができました。
勿論、追加や改善の余地は山ほどあるレベルです。
しかし、何をすれば改善になり、何をすれば改悪になるかという事の分別くらいは、既にできるようになっていました。
1年以上のドロ沼生活も、全くの無駄ではなかったと言う事もできます。(わざわざドロ沼生活に身を沈め無くとも、このブログを読むだけで気づける人は、それだけ「徳が有る」という事だと思います。そういう人が一人でも増えれば、回り回って私にも何か良い事があると信じています。)

次回は、更に具体的に書いて見たいと思います。




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2010年12月30日

デイトレを攻略する(4)

デイトレをやろうというからには、何らかの優位性ある判断に基づいて売買を繰り返していく必要があります。
よほどの自信家でもない限り、自分の運と勘だけで食っていけると考える人はいないと思います。
いたとしても、あっという間に痛い目にあって改心せざるを得ないでしょう。

だからトレーダーは、テクニカル分析の参考書を読んだり、講座を観たり参加したり、チャートとニラメッコしたり、自分で立てた仮説に基づいて延々とバックテストしたりするのです。
それらは、言うまでも無く勝てるようになる為に絶対必要なプロセスです。
そういう努力の質と量に応じて、相場力がついていきます。

でも、少なくともデイトレにおいては、それだけでは足りないのです。
当たり前みたいな事なのに、その必要性を理解していないトレーダーが少なくないのです。

何が足りないのか?

それは、「実習」です。

「俺は毎日実弾で実習しているから大丈夫!」

と思われたかも知れませんが、果たして本当にそう言いきれるでしょうか?
少なくとも私はココを勘違いしていた為に、客観的に見れば「勝てる」だけの知識やテクニカル分析の技能を身につけていながら、ズルズルと負け続けてしまったのです。

ちゃんと勉強もしているし、それなりの知識と経験も積んでいるつもりなのに、どうしても収支が上向かない。

そう感じている方は、次回をお見逃し無く。




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2011年1月 2日

デイトレを攻略する(5)

デイトレ攻略に欠かせない実習とは、損得の感情から距離を置いた注文を繰り返す事です。
自己のトレード日誌を振り返ってみて、自分の決めたルールと違うトレード、ズレたトレードを繰り返しているなら、ここらで断固決意して、デイトレ攻略の為の実習に取り組んでみることをお勧めします。
自分で選んだ手法、自分で決めたルールなのに、なぜ実戦では違う事をやらかしてしまうのか、考えてみた事はおありでしょうか?

「一儲けしたい」

とか

「絶対、損は嫌だ」

とか考えながらするデイトレから一度離れて、ルールを守る事そのものを練習してみるのです。
例えば、エントリーしたら、普段より少し深いところに損切りの逆指値を入れます。
そして、エントリー後ちょうど10分経ったら、スッと手仕舞いします。
10分以内に逆指値が執行されれば別ですが、それ以外、利が出ていても、損切りになっても、そういう事とは全く関係無しに「時計の針」のみに従って反対売買を行うのです。
「欲得」から離れた、100%あなたの理性に基づくトレードを、最初から最後まで十分に味わって下さい。
ポジションを取った後の、普段のあなたの心の内との違いを感じて下さい。
「機械的注文」「ロボットになる」とはどういう事か、実感してみて下さい。

まずは、何は無くともまず1回、騙されたと思ってトライしてみて下さい。
デイトレ攻略の為の、それまで見えなかったカギが見えてくるかも知れませんよ。



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2011年1月 3日

デイトレを攻略する(ちょっと補足)

エントリーしてから10分経過で、機械的にエグジット。

というルールですが、念の為に以下、補足しておきます。

・この方法は、ある程度デイトレを経験してきた人に向けてのものです。
一連の記事を読んでみて、自分に必要と感じられる方のみ、お試し下さい。
口座を開いて間もないような初心者の方は、多分この記事の意味が受け取りきれないのではないかと思います。
そういう方は、しばらくはオーソドックスにデイトレの経験を積まれる事をお勧めします。
いつかまたご縁があれば、この記事に戻ってきてみて下さい。

・エントリーする銘柄は、普通にデイトレで考えて勝機のあるものを選ぶ事。
売買行動と感情を切り離したトレードを体験するのが目的なので、どの銘柄でも適当に選べば良さそうにも思えますが、私はエントリーだけは普段と同じく、真面目に行いました。
エントリーまで無思考・無選択になると、もうそれはトレードでも何でもないと思えるからです。
ちゃんと真面目に考えてポジションを取る。
そのポジションを、無思考の状態で、時間が来たらスッと切る。
そうして初めて「完全に自分がコントロールしたデイトレ」を経験・体験する事ができるのだと思います。

・東証一部銘柄である事。
新興市場銘柄が絶対ダメという事でもないのですが、あまり動きの激しい銘柄はこの実習には向かないと思われます。
自分の意思でサクッとエグジットするのが目的なのに、逆指値にかかって自動でエグジットされては、目的の半分も値打ちが無いからです。
あくまでも逆指値は「緊急脱出用」の安全装置であり、めったには自動執行されない、と思える銘柄を選んでください。

・様々な事を、自分に課してみる。
あなた自身がデイトレで「苦しく感じる」とか「強い抵抗を覚える」事は、それを自分に課すことで強くなれる場合が多いのです。
時間でエグジットするのも、なんだかんだ理由をつけてエグジットが遅れがちな自分に活を入れる為の訓練でもあるのです。
あなたのデイトレを振り返ってみて、自分の弱点というか、分っていてもなかなか出来ない事があれば、あえてそれをやってみる事をお勧めします。
例えば、同時に5銘柄のポジションを持ってみる経験とか、エントリーからエグジットまで全て自動執行ツールに任せて、自分はパソコンから離れている等です。

あなたが今安定的に勝てているのであれば、無理に火中の栗を拾う必要はありません。
でも、どうも自分の思うようなデイトレができていないとか、「わかっちゃいるけど、、」などと言い訳しながらデイトレしているのなら、自分でよく考えて合理的と結論できる範囲内で、清水の舞台から飛び降りる事も必要だと思うのです。
デイトレにおける最大の敵は、自分の内側にある「本能」です。
デイトレーダーには、これを意図的に叩く覚悟が求められるのです。




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2011年1月 4日

デイトレを攻略する(6)

今日は、デイトレーダーへのお年玉みたいな銘柄が沢山ありました。

今日のイチオシ、日産自動車。
分足も、例のパターンで盤石です。

















この三菱商事も、日足、分足共にデイトレ必勝パターンです。

















ソフトバンクは、日足は良かったんですが、前場もたついたので減点です。
(スイングなら楽しみなパターン。但しパターン完成前ですが、、?)

















リコーリースはソフトバンクとは対照的に、いきなり上がり始めたので、よほど狙ってないとエントリーは難しかったかもしれません。
でも、予習では絶対押さえておきたいパターンであり、デイトレーダーなら、いきなりでも飛び乗れる俊敏さを身につけたいものです。

















「後講釈なんて聞きたくもネェーヨ!」
という方には、デザートに噴火前の銘柄でもどうぞ。
































探せば、沢山見つかるはずです。

「いつ、噴火するか?」

とか、

「明日は、何が上がる(下がる)か?」

を求めてはいけません。
デイトレに予測は必要無いのです。
(「予測は、期待するほどには当たらず、予測によって儲ける事はできない。(極一部の予知能力者や天才を除く。)」という方が、より正確です。)

ひたすら「チャンスの起こりそうな場所」を事前に沢山見つけておいて、
いざという時が来たら「ポンッ」と飛び乗り、「サラッ」と出れば良いだけです。
これが、「実際には難しい」と感じているとしたら、「デイトレを攻略する(1)~(5)」に挑戦してみる事をおススメします。
デイトレが簡単だと言うつもりは毛頭有りませんが、必要以上に難しくしているのは、あなた自身(=あなたの本能)である事に早く気づいて下さい。

「急がば回れ」

です。



株のチャートなら、最新のkabuステーションをおススメします。(2011/2/23)



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2011年1月 5日

デイトレを攻略する(7)

デイトレというと、ザラ場でチャンスの発生しそうな銘柄を探しまわったり、その場その場で考え、状況を読みながらエントリーとエグジットを重ねていくようなイメージがあるかも知れませんが、それは(少なくとも、私の理解においては)誤解です。

私のイメージするデイトレとは、大雑把な数字ですが、

・予習(復習を含む)60%
・当日の待ち伏せ
(監視)25%
・注文執行能力15%


という配分です。
「思考が無い」と言えば嘘になりますが、極力「条件反射」的に売買を完結できる事を理想とします。

パブロフの犬

をご存じの方も多いと思います。
犬にエサを与える直前にベルを鳴らす事を習慣化させると、エサが無くてもベルを鳴らすだけで犬がヨダレを垂らす事を指し、生物の条件反射の典型例として有名です。
デイトレにおいても、探したり、比較したり、思考したりするのではなく、前日の予習でピックアップしたチャンス銘柄が、当日の値動きによってテクニカル分析的な売買サインを出す時、条件反射的に(思考を経由せずに)売買注文を出せる事を理想とします。
当然、デイトレは犬のヨダレより遥かに複雑な行為ですから、完全に条件反射的に売買を完結させる事は不可能でしょう。
しかし、デイトレの理想を条件反射に求め、極力思考に頼らないトレードを心がける事には、ヘタに頭を使うよりも明白な優位性があります。

ちょっと荒唐無稽な話に聞こえるかもしれませんが、毎日2時間以上、200銘柄以上のチャートをとニラメッコし、支持線・抵抗線、トレンドライン、チャネル、ペナント、フラッグ等のテクニカルパターンを予習し、翌日それがどうなったかを復習していけば、3ヶ月後には、そう無茶な話でもない事が理解できてくるはずです。

考えてみれば、どんな職業においても、プロフェッショナルのレベルが高いほど、余計な思考が省けている、と言えるのではないでしょうか?
例えば「思考の権化」みたいなプロ棋士の世界においてさえ、思考に頼るのではなく、直感的に手が見える(瞬間的に数十手先の詰みが見える、みたいな)、つまりパターン認識力が「強さ」の源泉であったりします。

あなたのデイトレのスタイルを規定するつもりはサラサラありませんが、
「頑張っているのに、なかなか勝てない」
と嘆くのなら、まずはテクニカル分析能力を「秒速レベル」にまで鍛え上げ、そして次に、売買判断を「できるだけ考えない」でもできる方向に持っていくように心がけてみて下さい。

デイトレーダーは、あまりに考え過ぎていると、私は思います。


(毎日200銘柄のチャートを見るといっても、マケスピみたいなツールを使っていては土台無理な話です。テクニカル分析の学習効率がチャートツールの善し悪しで大きく左右される事を甘く見てはいけません。本気でやる気があるならkabuマシーンのご利用をおススメします。その違いは、使ってみればハッキリ解ります。使ってみないと全然解りません。)



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2011年1月 6日

デイトレを攻略する(8)

デイトレで毎日200銘柄のチャートを見るといっても、全てを均等に見る訳ではありません。
まずは、自分の好きな銘柄で良いので10個選んで、この10個については特に念入りに見るようにします。
この10銘柄を「一軍銘柄」、その他の190銘柄を「二軍銘柄」と呼びます。
これら一軍銘柄については、日足は当然として、およその月足と週足の状況まで頭に入れておくようにします。
一軍を構成する銘柄は、できるだけ業種はバラバラの方が望ましいです。
日によって活気のある業種がまちまちだからです。
一軍二軍共に、チャートのキレイな銘柄を選ぶようにして下さい。
銘柄は沢山あるのですから、わざわざチャートの汚い銘柄を選ぶ理由などありません。
実際にデイトレするのも、できるだけこの一軍銘柄の中から選ぶようにし、
二軍銘柄については、チャートパターンで、よほど良いものだけ厳選して
デイトレするようにします。
まずは、「気心の知れた銘柄」というか「得意の銘柄」を1個でも2個でも増やしていく事が、デイトレのコツを掴む上で重要です。

「この銘柄で、このパターンが来ればしめたもの」

みたいな感じが掴めてくれば、それこそがデイトレーダーの貴重な戦力となります。
そういう感覚というかパターンを一つづつ積み重ねていくようにします。

そして毎週末に、必ず全てのトレードの結果を見直します。
鮮明にトレードした時の状況を思い出せるように、トレードした銘柄の日足、
30分足、5分足等のチャートをしっかり毎日保存しておくようにします。
エントリーやエグジットのポイント、更にはその判断理由や、自分の心境もできるだけメモして、いつでも記憶がよみがえるようにしておきます。
チャートを画像として切り取るソフトは、「キャプチャーソフト」で検索すれば無料で良いものが沢山見つかりますので、気に入ったものを使うようにして下さい。

二軍銘柄の中のトレードで、うまく勝てた銘柄があったら、順次一軍に昇格させていきます。
一軍銘柄は、最終的には30銘柄ほどが目標となります。
といっても、無暗に数を増やすのが目的ではなくて、あくまでも「お得意様」と自分で思える銘柄でなければいけません。
連敗したような銘柄は、一軍から二軍に降格させて下さい。

この考え方は、「オズの実践トレード日誌」の「補足部分」から学びました。
400ページを超える分厚い本ですが、あっという間に読み終えられるほど、面白く参考になる本です。



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2011年1月 8日

デイトレの優位性(1)

人は、

「よしっ、デイトレで儲けてやろう!」

と思うからこそ、マーケットに参入してきます。
あなただって、そうですよね?
勿論、私だってそうです。
では、何を根拠にそう思ったのか?

...........................................!

実は、そう大した根拠なんて無しに飛びこむものなのです。
これを「ブタ野郎!」とあざ笑うのは簡単ですが、まあ私も含めて殆どの参加者が、少なくとも最初は「ブタ野郎!」なのではないでしょうか?
飛び込んじゃったものは、しょうがありません。

「こんなはずじゃなかったのに~!」

って、嘆いてばかりいても仕方ありません。
明日もデイトレを続けるからには、デイトレのどこに優位性があるかを理解し、それをとことん使いつくす必要があります。
デイトレの優位性とは何かをちゃんと意識できているかどうかは、中長期的な成績に大きく影響するはずです。
あなたの考える「デイトレの優位性」とは何でしょうか?

「ポジションを抱えたまま日を跨(また)がない事で、不足の事態に巻き込まれるリスクを抑えられる。」

確かに。
でも100%当日決済したからと言って、稼げると決まった訳ではありませんよね?
大きく損するリスクと引き換えに、大きく儲けるチャンスも同時に放棄しているのです。
当てずッぽにエントリーしているのでない限り、むしろデメリットの方が大きい可能性すらあります。
まあ、ポジションを持たない方が「安眠できる」という事だけは確かでしょうが、、、、

「スイング等と比べて、売買経験を短期間で積み重ねる事ができ、スキルアップが速くできる。」

確かに。
スイングトレーダーが生涯かかって経験するトレード数を、デイトレーダーなら1~数年以内に達成する事も簡単です。
でも、経験トレード回数の多寡(=たか、多いか少ないかの違い)がデイトレーダーの強さを決めるなんて、あまり聞いた覚えがありませんよね?
一口に「経験を重ねる」といっても、その個々の経験に「重ねる」だけの価値がなければ、単なる回数には殆ど意味はありません。

「資金効率が良い。」

確かに。
でも、ポジションを解消すればすぐに資金が回復する先物やFXでは大きなメリットに違いありませんが、1日拘束される株式ではかなりかすんでしまいます。
それにこれは、スイングトレードに対する優位性であるとしても、デイトレ固有の優位性というには少し弱い感じです。
沢山トレードするほどに、手数料その等の費用が嵩(かさ)んでしまうし、デイトレは日足・週足・月足レベルの大きなトレンドに乗れる資金効率の良さとは無縁だからです。

私の考えた、デイトレ最大の優位性は、

「間違えても、すぐ逃げられる事。」

です。

「当たり前じゃないかっ?」

って?
本当にそうでしょうか?
もしデイトレ最大の優位性が、誰にも自明の事であるのなら、90%以上の参加者が1年以内に退場していくはずがありません。
逆に、これの意味を本当に理解する事ができれば、あなたのデイトレが一夜にして激変する可能性も有りえると思います。

ココは非常に重要なところですので、更に数日に渡り、ご一緒にじっくり考えてみたいと思います。



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2011年1月10日

デイトレの優位性(2)

あなたは、デイトレとは「予測に基づいてエントリー」し、その「予測が成就した時にエグジット」するみたいなイメージを持っていないでしょうか?
だとしたら、私のデイトレに対するイメージとは大きく異なります。

世の中には、数日から数週間、時には数カ月から数年間もポジションをホールドし続けるトレードもあります。
そういったスイングトレードの場合、いざエントリーするからには、予定ホールド期間に相応する入念な予測(調査・分析・考察等を含む)が必要であり、分足単位での株価の変動なんて殆ど全くと言って良いほどエントリーとは関係ありません。
でも、デイトレの場合は「将来どうなるか?」を予想するよりも、「今(=例えば「10分前~現在~10分後」という狭い時間幅を指す)、上下どちらに動きつつあるか?」を見極める方がずっと重要です。

トレンドというのは「有るような、無いような」、追えば逃げていく陽炎のように掴みどころの無い存在です。
勿論、トレンドそのものが存在する事には疑いの余地がありません。
日足チャートにせよ分足チャートにせよ、誰の目にも見えますからね。
でも、そのトレンドが「いつ終わるか?」は誰にもわからず、従って、見えているトレンドを利益に繋げる事は、未経験者が想像するほど単純ではないのです。

ではどうするか?

現に上昇トレンドが見えている株(先物でもFXでも同じ事ですが、)を買う事は、そのトレンドの終了する時期が解らない以上、一種の賭けにすぎません。
そのままトレンドに運ばれて利益を手にできるかもしれないし、いわゆる
「高値づかみ」で終わる可能性も同じほどあります。
だから、「今見えているトレンドに乗る」という単純なエントリーではなく、もう少しだけ手の込んだ判断を行います。
それは、、、、、

すいません。
話が私の予想以上に細かな所に入り込んできましたので、ここからは実際のチャートを使って説明したいと思います。
私なりのデイトレの具体的攻略法を解説したいと思います。
既に長くなりましたので、明日に続きます。


デイトレの優位性(1)で提起した、
デイトレの優位性=「間違えても、すぐ逃げられる事。」
についての説明もこの記事のシリーズの中で必ず解説します。
その準備として数回デイトレに関する解説記事が続く事をご了承下さい。





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2011年4月 3日

「勝ち」と「負け」と「デイトレ」と


なんとかして、勝とうとする。

なんとかして、負けまいとする。

デイトレとは「そういうものだ!」と思っていませんか?

あなたに必要なのは、しかるべきルールと規律と一貫性。
個々のトレードの勝ち負けには、あなたが思い込んでいるような意味は無いのです。
たとえば、
(A) 100円で買った株を、110円で利食う。
(B) 100円で買った株が、95円の逆指値で決済される。

(A)も(B)も、あなたが決めたルールに対して規律を守れたものであるなら、
ともに「勝利」です。(なぜなら、これを繰り返すことによって資産が増えるからです。増えないとしたら、ルールか規律か一貫性かに問題があるという事です。)

(A)も(B)も、規律に違反して得た結果であれば、ともに「敗北」です。(なぜなら、これを繰り返すことによって資産は確実に減っていくからです。規律違反を繰り返すデイトレーダーが生き残る確率は0%です。)

しかるべきルールと規律と一貫性だけで、あなたの収支曲線は右肩上がりとなるのであって、個々のトレードの勝敗は、収支曲線を虫眼鏡で拡大したときに見えるギザギザにすぎません。

これは、言葉の遊びではありません。
単純ですがデイトレの「本質」です。



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2011年4月 4日

デイトレの特効薬とは?

多少なりともデイトレの基礎知識を学んだデイトレーダーが、なぜか陥ってしまうのが「コツコツ・ドカン」トレードです。
「コツコツ・ドカン」トレードというのは、コツコツと勝ちトレードを積み重ねる事はできるが、たまの大敗でそれらを一気に吹き飛ばし、マイナスに沈んでしまうトレードの事を言います。

あなたは、どうでしょうか?

トレードスタイルは人それぞれであり、様々な解決策がある事でしょう。
既にあなたが解決策を見つけ、それに取り組んでいるのなら、この記事は無視して、ぜひ忍耐強くその解決策に取り組んで頂きたいと思います。
でももし、あなたがこれといった解決法に出会えていないなら、以下の事について検討してみて下さい。

========================================

「コツコツ・ドカン」トレードに陥って収支がマイナスになるのは、あなたの選んだ手法に原因があるのではありません。
あなたの「心」に原因があるのです。
人間には、利益は一刻も早く確定し、損失はできるだけ先送りにして、あわよくば損失を回避したくなるという心の傾向を持っています。
頭が良いとか悪いとかの問題でもないし、トレード経験の長短の問題でもありません。
人間なら誰でも、そういう心の傾向を持っています。

「裁量トレード」

大いに結構です。私も裁量トレードをしています。
しかし、「裁量」と「自由意志」を混同してはいけません。
「自由意志」でトレードしたら、上記の心の傾向に従って、誰でもほぼ確実に「コツコツ・ドカン」トレードになってしまいます。
「裁量」というのは、確かにエントリーやエグジットのタイミングを自分の意思によって決定していくトレードではあるものの、その意思に優先してルールや手法があり、そのルールや手法は、取引対象(株なら銘柄、FXなら通貨ペア)の値動きに従属するべきものなのです。
ただ、その意思決定プロセスが複雑になりがちな為に、本人は「裁量」で売買しているつもりでも、実際には自由意志の介入を許し、結果として「損大利小」トレードを積み重ねてしまうのです。

極端な事を言えば、エントリーの方向が合っているか間違っているかなんて、大した事じゃないのです。
だって「コツコツ・ドカン」という事は、エントリーの方向が正しい確率は少なくとも50%はあるのに、トータルの収支ではマイナスになっているという事ですよね?
という事は、たとえエントリーの方向が正しい確率が50%以下であっても、それらを帳消しにできる勝ちトレードをたまにでも得られれば、トータルではプラスの収支にできるという事です。

エントリーの方向判断の正確さを一朝一夕に大幅に改善するなんて、無理な相談です。
それには、あなたの努力と忍耐と時間が必要です。
でもあなたが「コツコツ・ドカン」トレーダーなら、まず着手すべきは、

トレードから「心」の介入を排除する

という事です。
更に具体的に言えば、

限定された損失と、限定されない利益

を実現する事です。
あなたは今まで「心」の介入し放題のトレードを続けてきました。
その結果として、

限定された利益と、限定されない損失

を積み重ねてきました。明日から、その「逆」をいくのです。
エントリー注文が約定したら、条件反射的に逆指値の損切注文を出して下さい。
その損切ポイントの妥当性は、あなたのトレード日誌によって、じっくりと煮詰めていって下さい。
最初は「浅め」でも結構ですから、迷わず反射的に損切を自動化してしまう事を重視して下さい。
これだけで「ドカン」は無くなります。
やる気さえあれば、誰でもできますよね?

更に重要なのは、利確ルールです。
自分でトレイリング・ストップのルールを決めて、ポジションを取っている間は100%そのルールに従う事を決意して下さい。

『「もう」は「まだ」なり、「まだ」は「もう」なり」』

です。
あなたがあなたの感覚に従う事は、少なくとも今現在は、百害あって一利なしです。
トレイリング・ストップにしがみついて下さい。
トレイリング・ストップの幅は、含み益の50%から20%の間に、あなたの最適値があります。
トレイリング・ストップは、トレード単位では「チクショウ、含み益が減っちゃった」という事もあるでしょうが、幅を広く取るほど「想像もしなかった大きな利益」へとつながっている事を理解して下さい。
トレーダーそれぞれの個性に合う%を決めて、あとは従うだけです。

「それじゃ、ぜんぜん面白くないじゃん (`m´#)」

そうなんです。
トレードって、そんなに面白いものじゃないのです。
ひたすら淡々と、飽き飽きするまで、単調なルールに従う事で、利益を積み上げていく。
それが私のデイトレのイメージです。

このトレードをひたすら続けていくと、ある日を境に、それまでブレーキでしかなかった「心」がアクセルに変わっている事が意識できるようになります。
その日がいつ来るか?
1週間後か10年後か?
それはわかりません。人それぞれです。
ただ言えることは「生き残れなければ、その日も来ない」ということです。

(私のレポートをお待ちのモニターの方には、お待たせしております事、お詫び致します。一重に、内容の充実を計っている事が原因ですので、何卒ご理解の上、今しばらくお待ち下さい。)




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本能を克服する?

このブログでは「本能を克服する」なんて事を書いているものだから、

本能に打ち勝とう!

とか、

本能をどうやり込めるか?

といった方向で頑張っちゃう人がいます。
これは、私のブログが原因なのかも知れず、そうであればお詫びと補足説明が必要という事になります。

あなたの本能は、あなた自身であり、あなたがあなた自身を敵視するなんて、新たな問題を抱え込むだけです。
確かに、本能に従ってデイトレを繰り返せば、損失は雪ダルマのように拡大し続ける事でしょう。
でもそれは、あなたの本能があなたを守る為に、良かれと思うからそうなるだけの事であって、本能には少しも悪気はありません。
また、あなたが意識的にどう頑張ってみても、巨大な無意識の領域に根をおろす本能を打ち負かせる可能性は低いと言わざるを得ません。

たとえば自殺を決意した人の事を考えてみて下さい。
本当に死を決意したのなら、吐ききった息を二度と吸わないだけで死ねます。
全く受身を取らないで、コンクリートの床でバタンと仰向けに後頭部から倒れこむだけで死ねます。
強い紐で首をギュッギュッと強く2回結んで固結びを作るだけで死ねます。

でも、そんな自殺方法なんて、聞いたことも無いですよね?

なぜ無いかというと、死ぬ直前まで意識的である必要があるからです。
死の直前で意識が本能と対峙すれば、意識には勝ち目の無い事を、意識の方が降参するしか無い事を、誰でも本能的に知っているのです。
だから本当に死にたい人は、死の手前で失神し、失神状態で自動的に死に至る方法を選びます。

自殺する事に比べれたら、デイトレは遥かに簡単なことに感じられます。
(そもそも、比べるべきものでもありませんが、、、、)
しかし、「真の敵は我にあり」という点で共通していますし、その敵があなたを守る事を願ってやまない「本能」であるという点でも共通しています。
デイトレの為に「本能を克服する」というのは、本能を敵視したり、本能をやり込めてしまうという意味ではありません。
そういう「心がけ」によって自己のトレードが改善されたという例も確かに有りますが、文字通り本能を打ち負かせた人は、まずいないと考えられます。

本能とは、意識から全容を見渡せないだけで、実に巨大、且つ強靭なものです。
そして更に理解しておくべきなのは、あなたが試みようとしている事があなたに有害で無いと本能が納得すれば、あなたへの協力を惜しまない存在である、ということです。
本能だって、あなた自身なのであり、あなたの自己実現を望まないはずはないのです。

「本能を克服する」というのは、あなたがデイトレに対して、心からポジティブなイメージを持つという事と、ほぼ同じ意味です。
あなたがデイトレの優位性を確信し、時々は出くわす損失も必然的なものであると同時にコントロール可能なものだと心から納得すれば、本能も次第にデイトレのルールに従う事があなたに危険の無いものであると理解するようになり、むしろ「狼トレード」に協力的になってきます。
株でもFXでも、スイングでもデイトレでも、何か一つでも勝ち方をマスターすれば、他の土俵でも容易に勝てるようになるのは、この事が大きいと考えています。
言い換えると、あなたが心の底でデイトレに対して恐怖や否定的な感情を持っている限りは、本能もあなたのデイトレにマイナスな影響を与え続けるのであり、生き残りたければ、そうした状況を変えていく必要があると言う事です。

とは言え、トータルマイナスの状況にあっても、心の底からデイトレにポジティブなイメージを持つなんて、可能なのでしょうか?
私は可能だと思います。
トータルプラスを実現しているトレーダーなら、意識しているといないとにかかわらず、そのトレーダー経歴のどこかで、デイトレに対するイメージの転換に成功しているのです。
ただ、それをどう説明すれば、理解され、実践可能となるのか?
現在作成中のレポートは、その点でとても苦労してるのです。




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2011年4月10日

デイトレと心理学


平成の日本で、

「よーし、俺もデイトレで稼ぐぞ~!」

なんて決意するのは、客観的に考えて、相当チャレンジ精神旺盛な人種と言えると思います。
確かに自分だけは大丈夫のココロで飛び込んでくる人が殆どだけれど、そういう人でもデイトレにリスクがつき物である事を全く知らない人は皆無なはずです。

多少のリスクは覚悟の上で、自己の可能性に挑戦する!

いいじゃないですか。
未体験の事柄について、そのネガティブな部分ばかり強調して安全地帯から出てこない人よりも、ネガティブな部分は承知の上で未知なる可能性に挑戦してみる人を、私は心から応援したいと思います。

でも、実際にデイトレを開始してみると、チャレンジ精神なんてものはどこかに消えうせてしまって、目の前のローソク足の上下動に心を奪われ、気がつけば大きな損失を抱えてしまっている。
というお決まりのパターンです。(勿論私もその一人でした。)

いいですか?
あなたはリスクを承知で、デイトレの可能性にチャレンジしに来たのです。
であるなら、「リスクを取る」という事にも正面から取り組む必要があります。

このところ、心理学に関する本を1日1冊のペースで読んでいるのですが、
その中から、最近まで知らなかった重要キーワードを見つけました。

「スコトーマ」

です。
日本語で「盲点」を意味し、本来は眼球に関係した生物・医学的な言葉ですが、心理学の用語でもあり、日本では苫米地氏の著書が有名であり、そのルーツは米国から来ています。

「デイトレにリスクはつき物だ!」

あなたにこの認識が備わっているとしても、実弾でポジションを取り、欲望恐怖という、脳の領域でも最も原始的な領域にスイッチが入るやいなや、

「リスクを取らねばならない」

なんてスマートで近代的な概念はスコトーマの領域に隠れてしまって、意識することすらできなくなってしまう可能性があります。
あなたは、

「俺はなぜ、こんな大バカトレードをやらかしてしまのだろう?」

なんて、後になって思う事がありませんか?
それは、欲や恐怖の為に(近代的な)理性が(原始的な)本能に道を譲り、平常心なら当然見えるものが、平常心を失うことでこスコトーマの領域に隠れてしまったと理解する事ができます。
バカだからとか、自制心が足りないとか、トロいとか、自分で自分を否定するような解答をしてはいけません。
それでは、ますます問題を悪化させてしまいます。

いきなりで解りにくかったかも知れませんね?
(それとも、何か「はっ」と気づく事があったとか?)
更に手を変え品を変え、説明してみたいと思います。




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2012年2月23日

デイトレのメリットとデメリット(1)


長所を意識する デイトレに取り組むからには、そのメリットについて十分理解し、常に意識し、最大限にそれを享受する事を忘れてはいけません。

中長期を前提としたスイング(中長期と言っても、それはデイトレーダーから見て言っているだけで、スイングトレーダーから見れば十分に短期なはずですが?)に比べてデイトレのメリットとは、

「単位時間あたりに経験できる場数が多い」

という事です。
ここで間違えていけないのは、

「場数が多いから稼げる」

とは、全く意味が違うという事です。
すぐに結論まで書いてしまっても良いのですが、上記の事についてぜひ考えてみてほしいと思ったので、あえて続きは明日書きます。

「場数が多いのはメリットだが、場数が多いから稼げる訳では無い」
とは、一体何を言わんとしているのか、あなたなりに答えを出してみて下さい。
確信に満ちた答えがすぐに用意できたなら、あなたはデイトレーダーとして地に足がしっかりついてデイトレできていると言えるでしょう。
そうじゃない場合は、、、、、?

それは明日のお楽しみです。
デイトレのデメリットも、その時に書きます。
(答えが用意できる人は、ぜひコメントに書いてみて下さい。今後書いていきますが、インプットだけじゃなくて積極的にアウトプットしていくという姿勢が何事によらずとても大切なんです。)



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2012年2月24日

デイトレのメリットとデメリット(2)


ついつい記事更新を遅らせていたら、遂にほぼ完全な答えを頂いてしまいました。
コメントして下さった皆様、どうもありがとうございました。

そうなんです。
デイトレが特に他のトレードスタイルに対して「稼ぎやすい」のではありません。
そうではなくて、

「稼げるようになりやすい」

という事をもっと意識してみてほしいのです。

デイトレに取り組み始める人の殆どがデイトレで「いきなり稼ぐ」事を目指します。
訓練もしないでいきなり稼げるのなら、誰でもデイトレーダーになってしまいます。
トレーダーとして、どういう時にどのようにエントリーし、どのように利確し、どのように損切りするか、全てはある程度の経験を積む事で「稼げるようになる」のです。
その為に必要な期間は人によってまちまちです。
万人に1人の才能ある人でも、最低2週間は「稼ぐ」のではなくて「稼げるようになる為の訓練」の期間が必要となります。
よほど天才的な人は別として、通常は「月単位」の時間が必要となるでしょう。
これを読んでがっかりする人もいるかも知れませんが、非現実的な甘い話を読んで、その場で良い気持ちになったところで、損失の泥沼に沈むのでは意味がありません。
私はその事が理解できていなかったから、「2年近く」の時間と、利益どころか300万円を超える損失を食らってしまいました。
これが現実なんです。
どんな職業でも、どんなにノウハウが確立しているビジネスであっても、知識としてインプット(学習)が必要なのは当然として、更に実地でアウトプットする期間を経なければ、絶対にプロにはなれないのです。

良いノウハウを獲得する事は確かに重要な事です。
しかしそのノウハウに従って、「無意識にでも実践できてしまう」と言える程になる為の訓練期間が、ど~~~しても必要なのです。

上記では「訓練期間の必要性」を述べたのですが、限られた期間の中でトレードの結果を出したければ、1トレードの完結に必要な時間が短いほど、まさにコメントでK18さんが書かれている通り、場数が多く踏めて有利であると言えるはずです。

トレードで「利を伸ばす」というのは非常に重要な要素である事は間違いありません。
でもそれは、正しくエントリーし、正しくエグジットできる技術(自分が選んだ売買ノウハウに照らして)をしっかり身に着けてから取り組んでも、決して遅くはないと思います。

デイトレーダーというのは、便宜的な概念と理解しても良いのではないでしょうか?
まずはデイトレで勝ち方を身に着けるのが、訓練期間の節約になります。
でも、一旦勝つ技術を身に付けたら(=とりあえず、1ヵ月間での収支が「運」ではなくて、明らかにプラスと考えられる場合)、その先はデイトレに固執する必要はありません。
勿論デイトレが性に合っていて、ずっとデイトレで稼ぎ続けるのも良いでしょうし、相場全体の流れを意識して適宜ポジションの維持期間を調節するのも、それがトレードの効率を高める数値的裏付けが得られているなら、積極的に取り入れれば良いと思います。






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2012年4月 5日

デイトレのプロになる、という事


高校や大学は勿論、専門学校とか、研修制度とか、道場とか、塾とか、
独学も含めると、「プロになる為に学ぶ」という選択肢は無数にあります。

人は、

「この道で収入が得られたらいいな?」

と思う道を選び、学校や制度を選び、入学・入門します。
そして、いよいよ第1日目、第1回目の授業が始まりました。

なにしろ初めての授業なので、ワクワク・ドキドキ、とっても刺激的です。

でもやがて授業時間も終わり、それを知らせるチャイムが鳴りました。

「キ~ン~コ~ン、カ~ン~コ~ン~
コ~ン~キ~ン~、カ~ン~コ~ン~~~」

その時、一人の生徒が立ち上がって、「はい!」っと手を挙げました。

先生が、

「〇〇君、どうしましたか?」

と聞くと、〇〇君は答えました。

「先生、私はお金を稼げるようになる為にこの学校に入ったのに、
 いつになったらお金を頂けるのでしょうか?
 今までのところ、お金が出ていくばっかりなんですが?」


あなたが先生だったら、この生徒にどう説明しますか?

私がなぜこんな記事を書いたのか、あなたは説明抜きで納得して頂けますか?




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