クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.

メイン

基礎 5 アーカイブ

2008年12月22日

デイトレーダーの常識?(1)

夜明け前が一番暗い?」という一連の記事は、私の「テクニカル一辺倒」の判断に加え、米金融当局の辣腕ぶりに対する畏敬の念にも似た信頼感から書き始めたものでしたが、その後の市場の流れを見れば、リーマンショックは「夜明け前」どころか、「夕方」に過ぎなかった事が次第に明らかとなってきました。
デイトレーダーデイトレで稼ぐ上で、こうした予測は必須のものではなく、たとえ予測が180°間違っていたとしても、デイトレの基本から外れない限りは、トータルの収支でマイナスになる事はありません。
なぜなら、デイトレードというものは極論すれば「上がる確率の高いサインが出たところで、後出しジャンケンで買い、下がる確率の高いサインが出たところで、後出しジャンケンで空売りする。そして、一定のルールに従って手仕舞いする。」という事になり、売買判断に予測が影響する余地が殆ど無いからです。

とは言うものの、デイトレーダーと言っても日々のデイトレで口座残高を増やすだけが能ではなく、余剰資金はしかるべく安全・着実な運用に回す必要があります。(当然「株」に限定すべきではありません。)
そしてその為には、ある程度経済について明るい方が有利な事は間違いありません。
そうした認識はあったものの、ついつい目先の利益追求にうつつをぬかし、私にとっては難解な「経済」を勉強する事を後回しにしてきたのですが、今回ばかりは「これじゃ、いかん!」と思って、久しぶりに「ダー」と本を読み漁ってみました。
この人だ~れだ? 例えば、
「なぜ、悪いニュースが出る度に円高になるのか?」
という疑問がありました。
ドル安・円高という現象は、(相対的に)アメリカ経済が弱くて日本経済が強い時に起こるのであれば、何の疑問もありません。
でも、現在の下げ相場(株式)で、米国よりも日本の方が下げ率が大きい(つまり日本の方が弱いと見なせるはずなのに)のに、なぜ一方的に円高に振れるのでしょう?

こんなの、経済に明るい人であれば「ジョーシキ」以前の愚問なのかも知れませんが、デイトレばっかりやってると知らないまま通り過ぎてしまう人も少なくないと思います。
ここ一ヶ月ほど本を読んで、「へー」とか「なるほど」と私が思った事を少し書いてみたいと思います。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、お願いします!

デイトレーダー生存率向上ブログ・トップ
> デイトレの基礎知識
> 基礎 5
デイトレーダーの常識?(1) >デイトレーダーの常識?(1)

2008年12月28日

円高の理由

リーマンショックに限らず、世界のどこかで何か悪い事が起こると、判で押したように円高・ドル安にふれるのはなぜなのか?

私は先月まで、こんな基本的な事も知りませんでした。
まあ、デイトレーダーは経済音痴でも十分務まるので問題ありませんが、やっぱり知らないよりは知ってた方がベターだと思います。

日本のバブルが崩壊した1990年以降、国内の景気回復の為に「ゼロ金利政策」が長く続きました。
お金が国内で潤沢に流れれば消費や投資が上向くと考えられるのがその理由です。
ところが、それは日本限定の見方であり、実際には日本は国際社会の一員である事を忘れています。
地球上に金利1%の国があり、また別の所では金利5%の国があるとする。
だったら金利1%の国でお金を借りて、金利5%の国で運用すれば、労せずして4%の利益を得る事ができます。
更に、金融の世界ではレバレッジという魔法の杖が使えるので、年利4%の商品をレバレッジ10倍で運用すれば年利40%の儲けになります。
1億円借りて、1年で4千万円の利益が出せれば、誰でもウハウハですよね?

円を借りてドルに替える。
そのドルで中国やインドの株を買ったり工場に投資したり、石油や金などの商品相場で儲ける。
アメリカの投資銀行やヘッジファンドは、これで稼ぎまくっていたらしいのです。
今年、日本の漁師さんが燃料高騰の為に漁に出るに出られない事がニュースで流れていました。
「中国などの需要が高まっているからだ!」
みたいな尤もらしい見解もありましたが、実際には日本の低金利政策が生み出した「金利の歪み」が原因であり、その原資は他ならぬ「円」だった訳です。
円は日本国内を潤さないで、海外の投機家達を潤していたと言うのです。

この低金利の円を借りてドルに替えて儲ける事を「円キャリートレード」と言います。
この円キャリートレードで儲かる条件としては、日本の金利が低い事と、円安ドル高傾向が続く必要があります。
ところが一たび「円高」に傾くと、儲けの構造は損失の構造に早変わりします。
これはFXでスワップ狙いでドルを持った経験のある方なら、経験的に理解されているはずです。
「円高だ!」
という事になれば、一刻も早く逃げるしかありません。
ガソリンを買っていたのなら、さっさと売って現金化し、借りていた円を返す必要があります。
「円キャリートレード」は、世界のどこかで歯車がちょっと狂うだけで、今度は我先にとドル売り円買いの一方通行的な流れとなり、止め処ない円高トレンドが起こります。
これを「円キャリートレードの巻き戻し」と呼びます。
一旦巻き戻しのスイッチが入ると、連鎖反応的に世界のあらゆる投機市場で巻き戻しが繰り返されるのです。

世界的に異常なまでの低金利政策を続けてきた結果、世界の投機家達に「低コストのマネー」として利用され続け、そのツケが連鎖反応的なまでの円高として日本に帰ってきているのが、現在の状況です。
最近米国が大幅な利下げに踏み切った事から、「円キャリートレード」による「儲けの公式」はとりあえずは崩壊したと考えられますが、金利のアンバランスは長年続いていましたから、まだどれほどの「巻き戻し余力」が世界の投機家のポジションに残されているのかは見えません。
今後何か悪いニュースがどこかの国で起こってまた円高に振れたら、「巻き戻し余力」がまだ残っていたと理解して下さい。

今本屋に並んでいる関係書籍の殆どは上記の説明で問題ないのですが、藤巻健史氏の「マネーはこう動く」(光文社刊)では否定されています。
「リスクの高いヘッジファンド等に低金利で貸し出す銀行などは無い。」
というのが氏の論拠です。
藤巻さんの本は面白くてためになるので、今までにも何冊も読んできました。
でも、この本ではサブプライムローン問題を完全に読み違えてますし、昨今の激烈な円高傾向は、「円キャリートレードの巻き戻し」説が正しい事を裏付けていると思われます。
次の本で何を書かれるのか、ちょっと意地悪ですが楽しみにしています。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、お願いします!

2009年1月10日

円高一服の理由

リーマンショック以来の急激な円高・ドル安トレンドが、今年に入って少し反発し小康状態にあるように見えます。
かなり有能そうなオバマ新大統領に対する期待感と、どう覆い隠そうにも隠しきれない日本政府の無能・無策ぶりが、世界のマネーを円売り・ドル買いに向かわせているとか、いないとか?
おかげで、超安値圏にあった輸出関連株のブレイクアウトで、一足早く給付金をマーケットから受け取ったデイトレーダーも少なくないと思います。
まさか麻生さんの無能ぶりが、円安という形で日本経済に貢献するとは、お釈迦様でも予想できなかったのではないでしょうか?
かなりのブラックジョークです。

しかし、くどいようですが、サブプライム問題を契機とした世界的金融危機の衝撃は、まだまだこれからが本番の可能性が高いです。
それは単に最近出版された、今回の金融危機に関する書籍10冊ほどの、ほぼ共通する結論であって、私が実地に調査分析して歩いたものではありません。
しかし、私みたいな経済のど素人が推測しているのではなくて、著名なアナリストやファンドマネージャーや経済学者の意見が「最悪の事態は、これから」みたいな方向に収束しているとすれば、よっぽど恐ろしい話として理解して頂けるのではないでしょうか?

ですから超割安株(PBR<0.5みたいな)がブレイクしたら、条件反射的に買うのはデイトレーダーとして当然の事ですが、レバレッジ目一杯きかせてホールドなんてのは、勿論大勝する可能性もあるかわりに、即刻退場をくらう可能性もある訳で、十分注意された方が良いと思います。
まあ、そんな事は平常時でも常識であって、ましてやこの恐慌の最中に全力買いしようというほどの猛者の方には、こんな記事の助言は屁のツッパリにもならないでしょうけどね?


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、お願いします!

2009年8月28日

基本を守るとは?(1)

その日のデイトレ結果をメールで送ってきて「論評下さい。」みたいなメールが時々きます。
時間があれば返事する場合もあるのですが、兎に角こういうトレード結果に対する論評というのは、いい加減な事を書く訳にはいかないので、結構私には負担になるのであり、丁重にお断りさせて頂いたりもしています。
ただ、そういう場合でも実は、一通りはチャートを見たりはしているのです。
パッと見て「優等生」的なトレードと感じればそれを伝えてあげたいですから。
でも、殆どは「何を根拠に?」みたいなトレードです。
それは私には「何を根拠に?」みたいなトレードであっても、実は私のスタイルと違うだけで何か私には未知の根拠で優位性あるトレードをされているのかもしれないし、或いは単に「デイトレーダー」という実体の有るような無いようなイメージだけでトレードされたものかも知れません。
そこの判断が微妙な場合は、「折角メールを頂きましたが、時間の都合がつかず、、、」みたいなお返事をついお送りしてしまう訳です。
もしかして未知の優位性あるトレードを、根拠も無く「駄目だし」して潰す訳にもいきませんから。

ただ、そうしたメールを総合すると、やはり大した根拠も無いままデイトレーダーのイメージだけで売買されているケースが相当数含まれていると考えざるを得ないのです。
ですので、私がデイトレの「基本中の基本」と考えている事をいくつか明らかにしたいと思います。
その基本と違うスタイルのトレード(例えば、逆張り、スカルピング、、etc.)をされている方は、私に「論評」を求めないで下さい。
専門外の事柄に安易なお答えをしても、どなたのプラスにもならないと思いますので。
その基本と同じスタイルのトレードを自分でもしたいと思われている方は、この「基本を守るとは?」の一連の記事と自分のトレードをご自分で比べて見て下さい。
そうすれば、私に論評を求めるまでも無く、自分のやっているトレードが私の言う「基本」に沿ったものであったのか、反したものであったのかくらいは、直ちに判断して頂けるものと思います。
それでも、どうにも判断ができないような場合は、私にメールして頂いても結構です。

私が「基本中の基本」と考える事は、単に私個人にとっての事であって、どなたに強制するものでもありません。
私としてはお勧めの考え方である事は間違いありませんが、トレーダーの性格とか経験とかはまちまちですし、この基本に従わない方が稼げる人だってきっといると思います。
これを自己のトレードルールに採用するかしないかは、あなたの判断にお任せいたします。

それでは次回に続きます。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、ありがとうございます

2009年8月29日

基本を守るとは?(2)

私にとってデイトレの基本は、まずなんといっても、

「トレンドフォローの順張り」

です。
これ以外の考え方もいろいろあるでしょうし、それらと優劣をつけるつもりもありませんが、「基本」としての「トレンドフォローの順張り」は、一応全てのデイトレーダーが押さえておくべきポイントだと思います。

「基本」の要件の一つとして、「誰にでも理解されやすい」というのはとても大事だと思います。
しかし残念な事に、「トレンドフォロー」が大事そうなのは気づいているのに、
実戦ではハチャメチャなトレードになっている人が少なくありません。
それは、一口にトレンドフォローといっても、切り口は人により、時により様々な為に、何を重視しなければいけないかの順位付けが曖昧(あいまい)になっている事が一番の原因と考えられます。

「デイトレードなのだから、分足のトレンドを重視している」

大変ごもっともな意見だとは思います。
でも実は、これが最大の誤解の元かもしれません。
デイトレで最も重視すべきは

「日足のトレンド」

なのです。
日足のトレンドを無視して、今日現在のトレンドフォローもへったくれも無い、というのが私の意見です。
今日、今現在のトレンドが感じられるなら、それをトレードに生かすのは勿論結構な事ですが、それ以前の問題として、日足のトレンドに逆らっていない事が「基本中の基本」だと私は思います。

日足のトレンドは、以下で説明する通り誰にでも判断できる事です。
ですから、トレーダーはそれに従う自由もあれば、逆らう自由もあります。
そして日足トレンドに従う方が、逆らうよりは常に確率的な優位性があります。

「誰にでもできる事で、やりさえすれば優位性がある事」

これが「基本」のありがたいところです。
日足のトレンドを判定するのには様々な方法が有りますが、最近の私はボリンジャーバンドを主に見るようにしています。
他にも移動平均線の組み合わせとか、トレーダー毎にトレンドの見極め方のノウハウをお持ちだと思いますが、もし今まで日足のトレンドをおろそかにしてきたのなら、日足のボリンジャーバンドを見るだけでも即効でメリットがありますので、ぜひ使ってみて下さい。
ボリンジャーバンドの設定は、これも基本通り、基準線は21期間移動平均とします。
日足でも分足でも月足でも、全て基準線の期間はローソク足の21本分と決めておくと良いと思います。
意図的にこれを変更して使う場合もありますが、それは「基本」をマスターした後でやれば良い事です。
基準線以外には、標準偏差±1、±2、±3の線が基準線の周りを上下に3本ずつです。
これらも、殆どのチャートシステムで搭載されているボリンジャーバンドのデフォルト的な数値で、あえて変更する必要はありません。
これにあと1本だけ、5日移動平均を表示させて完成です。
慣れるまでは、ゴチャゴチャして眼障りに感じられるかもしれませんが、すぐに慣れますから心配はいりません。
デイトレの技法、ボリンジャーバンドと5MA
これは上記の設定による、昨日(2009/08/29)までの新生銀行のチャートです。
ボリンジャーバンドの標準偏差の線と5MAの線が同系色なので少し見ずらいですが、まあなんとかなるでしょう。
もしあなたがお使いのチャートシステムがこの程度の事にさえついてこれないようなら、すぐにカブマシーンの無料試用を試してみて下さい。
トレーダーにとってチャートシステムはダントツの最重要ツールです。
「口座を持っているのが○○証券だから」
なんて理由で、その証券会社のチャートシステムに縛られるのは「愚の骨頂」です。

さて肝心の「トレンドフォローの順張り」ですが、それはボリンジャーバンドの基準線と5MAの両方の上に株価がある時に買いエントリーし、両方の下に株価がある時に空売りエントリーする事です。
基準線か5MAのどちらかの下(両方の下を含む)に株価がある時に買いエントリーする事と、基準線か5MAのどちらかの上(両方の上を含む)に株価がある時に空売りエントリーする事を、「逆張り」とし、基本には反したトレードと理解して下さい。
無理にこのルールに従う義務も必要もありませんが、週間プラスもままならないレベルのトレーダーは、まずこの基本に沿ったトレードで週間プラスが身に着くまで頑張ってみる事をお勧めします。
上記ルールに従って、寄付きでエントリーし大引けでのエグジットを繰り返すだけでも、日足も見ないで闇雲に分足だけを頼りに出たり入ったりを繰り返すよりは遥かに優位性がある事を、他の銘柄のチャートを見るなどして確認しておいて下さい。

上記の説明で、あなたのトレードが順張りのトレンドフォローなのか、逆張りなのかの判断ができるようになったでしょうか?
何度も繰り返し言いますが、あなたがプラスを実現できているなら、この記事の「基本」などくそ喰らえで大いに結構です。
しかし、もしあなたがプラスマイナスの線上を綱渡りしているトレーダーであるなら、まずは「基本に忠実」になってみる事です。
あらゆるスポーツやゲームにおいて、まずは基本から入るのが上達への近道である事は例外すら無いほど明らかな事であり、トレードというゲームもまたその例外ではないのです。

次回は日足の基本に分足の優位性を加えて、更にトータルプラスを手元に引き寄せて頂きたいと思います。

(補足1)
今回の記事については、

「ボリンジャーバンドなど使わず、単に21MAと5MAさえ表示すれば事足りるではないか?」

という疑問を持たれた方もおられるでしょう。
おっしゃる通りです。
でも、1回分の記事で解説しきれる事には限度があるのです。
ボリンジャーバンドを使う本当の理由は、今後の記事でご説明したいと思っています。

(補足2)
この記事の「基本」を既に理解されている方には、退屈な記事になって申し訳ありません。
「こんなの、あったりまえちゃうのん?」
と思われるでしょうけど、これがトレーダーの人口比率で言えば当たり前でも何でもないから、最初は驚き、次第に消耗してしまうのです。
退屈に感じられる方は、しばらくの間こちらのブログランキングTop10でもご覧になっていて頂けますようお願いいたします。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、ありがとうございます

2009年8月30日

基本を守るとは?(3)

民主の勝利はともかく、ここまで自民が大負けするとは、さすがに想定外でした。
漢字もロクに読めない、本音が口から出れば
全て失言みたいな人物を1年近くも漫然と日本国のトップに放置した自民党の危機管理能力の無さに国民も怒りのノーを突きつけざるを得なかったという事だと思います。
そういう選択肢しか与えられない日本国民は誠に不幸という他ありませんが、今や与党となった民主が想定外にしっかりやってくれる事を祈るばかりです。
今や野党になった自民が、単に攻守入れ替わって民主の揚げ足取りに終始するのではなく、与党の大先輩として民主を育てていくような度量を見せる事ができれば、日本の未来にもささやかな光が灯ると同時に、国民はそういう本来あるべき政治家のスタンスを見落とす事は無いと思うのですが、、、?


さて、話を「トレードの基本」に戻したいと思います。
前回の記事を「手法」のように理解された方もあったようですが、それはちょっと勇み足すぎます。
新米トレーダーは、どういう売買が危険か安全かを判断する基準が曖昧です。
全てが危険な気もする一方で、欲望にかられて無謀なトレードに走る事もあります。
そういうトレーダーでも、「これだけは守りなさい」というルールが与えられていれば、「気がつけば退場していた」みたいな事態もかなり防げると思います。
前回の記事に挙げた「基本」の決めごとは、売買する上での安全フィルターと理解して頂きたいと思います。
あのフィルターを通して売買すれば、無意識であってもトレンドが友達になってくれます。
中途半端なエントリーでもトレンドに吹き上げてもらえる事もあれば、つい損切りし損なって塩漬けオーバーナイトとなって大反省していたのに、翌朝にはトレンドが復活して救われる事だってあるでしょう。
逆に、あのフィルターを無視した売買に走れば、トレンドが敵となって、思わぬ大損トレードに巻き込まれたりする覚悟が必要です。
もちろん「基本」に従ってさえいればどんどんプラスが積み上がっていくような甘いものではありませんから、「基本」の上にトレーダー毎に自分で納得できる「手法」を磨きあげていく必要はあります。
十分に実戦経験を積めば、基本から脱線しても良い場合も判断できるようになってきます。
基本の逆に動くリスクよりチャンスによるリワードの方が大きければ、敢然と移動平均線の上で空売りする場合だってあります。
でも、それは十分な実戦経験を積んでから可能になる事であって、まだ経験値が不十分な間から「基本」からはずれるようなトレードはするべきではありません。

自動車免許を取得した後も、1年間は「初心者マーク」を貼る義務があるように、十分にトレードの事がわかるまでは「基本」から脱線しないトレードを心がける事をお勧めします。
十分に経験を積んだ後でさえ、できれば「基本」に忠実でいた方が無難なのです。
何事も、しっかりした「基本」があってこそ、その上に花も咲き実もなるというものです。

それでは次回は、前回の記事で紹介した「基本」が、どういう理由で基本たりえるのか、簡単に解説させて頂きたいと思います。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 応援、ありがとうございます

2009年8月31日

基本を守るとは?(4)

==========================
初歩の初歩と言える内容ですので、MAの知識の確認用にお読み下さい。

MA(=Moving Average=移動平均線)は、トレンドを把握する為の指標です。
MAのカーブが右肩上がりなら上昇トレンド。
MAのカーブが右肩下がりなら下落トレンド。
上昇トレンドを描くMAより株価が上にある時、上昇トレンドは現在も継続中。
下落トレンドを描くMAより株価が下にある時、下落トレンドは現在も継続中。
上昇トレンドのMAの上側で「買う」行為はトレンドに乗る行為、「売る」行為はトレンドに逆らう行為です。
下落トレンドのMAの下側で「売る」行為はトレンドに乗る行為、「買う」行為はトレンドに逆らう行為です。
5MAは短期トレンドの判定に、21MAは中期トレンドの判定に適します。
株価が5MAと21MAの両方の上にある時、短期トレーダーも、中期トレーダーも共に、現在株価は上昇トレンドにあると判断します。
==========================

MAに関して覚えておくべきは、

株価とMAは、磁石のS極同士が反発する事に似た斥力(せきりょく)
が働き、あまり近づきすぎると互いに離れようとする。

という性質があるという事です。

テクニカルの基本的認識としては、例えば上昇トレンドの5MAの上で「買い」エントリーした場合、意に反して株価が下ってきても、5MA近辺が支持線となって反発する事に期待できます。
逆に、もし5MAの上で「売り」エントリーした場合は、期待通り株価が下がってきても、5MA近辺が下値支持線となって反発する可能性があり、大きな利幅が期待できません。それどころか、トレンドに反しているのですから踏み上げにあうリスクが高いエントリーと言えます。
デイトレの技法、トレンドと株価の推移
(あんまり良い例ではないのですが、株価がMAにサポートされながらトレンドを継続しているのが見てとれます。)
であるならば、MAの上でさえ買っていれば「負けなし」なのかというと、残念ながらそうはいきません。
なぜなら「買った」時にはトレンドに乗っているつもりでも、トレンドがいつ何時方向転換をするのかは、株価操縦ができる仕手やインサイダーででもない限り正確な事はわからないからです。
現在のトレンドが続くのか、或いはもうすぐ終わるのか?
それを100%予測する方法は無いと理解して下さい。
100%どころか、50%を少しでも超えられれば大したものなのです。
だって、人間には予知能力など無いのですから。
しかし、その程度にしか未来が見えなくとも、トレンドにできるだけ長く乗り続け、いざトレンドが逆転し始めたと判断すれば素早く脱出する術を身につける事によって、勝ったり負けたりしながらも、トータルでは安定してプラスの収支を得る事が可能になります。

株価とMAが近づくと斥力が働く一方で、離れ過ぎると今度は引力が発生します。
トレンドが強いほど、MAと株価との距離が長くなりますが、永遠に続くトレンドなど無い為、離れすぎた距離は、いずれは訂正される運命にあります。
しかしそのタイミングも、事前に予想するのには限界があります。
その限界を推定する指標として、移動平均かい離率という指標があります。
デイトレの技法、移動平均乖離率
(21MAに対する移動平均乖離率を表示しました。どんなに勢いのあるトレンドでも、MAから離れ過ぎると引き戻される運命が待っています。)
移動平均乖離率は、それだけでもノウハウとして成立するような利用法もあるのですが、私はあまり使っていません。
RSIなどと同じで、乖離の程度を指示してはくれるものの、タイミングの判断材料としては時系列的な要素に欠けるところがあるからです。
そこで、私は5MAとボリンジャーバンドを併用しています。
デイトレの技法、トレンドと株価の推移
(見やすさの為に、ここでは5MAを非表示にしてます。)
ボリンジャーバンドで±3σを突き抜ければ21MAとの乖離しすぎと判断する等、利確の判断材料としては単独では利用できないものの、その銘柄の過去の推移から近未来の状態推測まで、かなり多くの情報を与えてくれます。
更に、この記事では書ききれませんが、バンドの拡張と収縮、±1σ、±2σ、±3σと株価の関係等はトレンドの判定は勿論、エントリーやエグジットの判断材料として大変重宝します。

ちょっと脱線してしまいました。
移動平均の上で買い、下で売るという事のどこに「トレードの基礎」というべきほどの優位性があるのか、今度はあなた自身で多くのチャートを見る事で確認してみて下さい。
これは自分で汗して納得する事に価値があり、用意されたチャートを見て「ふ~ん」と言ってるだけでは決して身に付きません。
重ねて言いますが、これはエントリー時に誤った方向に仕掛けない為のフィルターにすぎず、いざ実際に買いエントリーするポイント、売りエントリーするポイントを特定するものではありませんが、「トレンドを友」とするエントリーに徹する事が、トレードの収支に貢献するのみならず、トレーダーの精神安定にも寄与する事に疑いの余地はありません。
であるからこその「基本中の基本」として私は理解しています。

さて、次回は「長期は短期に優先する?」の巻きです。
今回楽しんで頂けた方限定で、お楽しみに。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ こんな「基本」でランキング急上昇してすみません!

2009年9月 2日

基本を守るとは?(5)


今日は日足パターンが不作でしたので「基本シリーズ」はお休みとさせて頂きます。
記事を楽しみにしてくれていた方の為に、ちょっとだけオマケ記事を書いておきます。

今日の日経225先物のチャートです。
デイトレの技法、先物の日足
寄りついた位置はかなりヤバいトレンドブレイクの形で陰線必至の状態ですが、そのすぐ下、10150円あたりにある下値支持線が強力な為、なんとか短いながら陽線で引ける事ができました。
私は今週月曜日の後場寄付きで、7月からホールドしていたスイング銘柄を全て売却・利確した(このタイミングはちょっと遅めですが、政権交代の大ニュースがない普通の状態ならホールドしているところです。デイトレとスイングトレでのフンギリの付け方が未だに試行錯誤の状況です。)のですが、昨日火曜日にまた資金の半分近くまで買い戻していました。
別に買うべきサインなどある訳もない状況ですが、日足・週足共に上昇トレンド継続中にノーポジを維持するのも、なかなか忍耐力がいるものです。
ところが今朝は大幅ギャップダウンで、全保有銘柄損切りの体制に入りかけた(実際1銘柄は投げたのですが、その直後に気が変わり、同値で買い戻しています。)のですが、10150円の支持線があった為、そこまでは我慢してみる事にし、結果的には投げなかったのが正解となりました。
週足を見ると基準線が右肩上がりで、今日の終値も+1σの線に腰かけた形ですので、上昇トレンドが崩れた訳ではありません。
(日足は、寄り付いた時点でBB基準線割れで上昇トレンド・ブレイクを示唆していますが、週足のトレンドは日足のトレンドに優先します。といっても普遍的絶対ではありませんが、、、)
明日ギャップアップするような事があれば、
デイトレの技法、ダブルボトム
のように「ダブルボトム」を形成して、更に上昇トレンドを継続する可能性が高いです。
でも、明日もギャップダウンでの開始となると、下落に勢いのついているところなので、一気に下値支持線を割る可能性が高くなります。
仮に寄付き段階で既に10150円を割り込んでいれば、典型的ダブルトップの完成となり、今度こそ大陰線を覚悟する必要があります。
デイトレの技法、ダブルトップ
今日は躊躇したのが幸いした結果となりましたが、明日は素早く断固とした損切りをしなければなりません。
円高はそろそろ止まっても良いレベルまで来ているのですが(22:27時点で92.4円水準)、トレンドは日足・週足・月足がそろって円高傾向にある為、92円割れの可能性もあり、もしそうなれば90円割れまで下値支持線が無く一気にいってしまう危険もあります。
いずれにせよ、明日朝もギャップダウンすれば、今日よりずっと深刻に思われます。
更にその先は、「なるようにしかならない」ので、あまり考えても仕方ありません。
良い時もあれば、悪い時もある、それが相場ですから。
上記は、スイングトレのポジションをイメージしながら書きましたが、デイトレーダーにはまた全く別の思惑があるはず。
常に自分の立ち位置も見失うこと無く、一寸先も見えないながらも、少しでも優位性ある行動を心がけたいものです。

こうして書くと長いですが、頭の中ではせいぜい30秒ほどで終わる考察です。
こうした分析にあまり時間をかけても大して優位性が高くなるというほどの事は無いという事を蛇足ながら申し添えておきます。
テクニカルの基本的な知識を仕込んだら、あとはパッパッパッと高速でチャートを見て回る訓練をお勧めします。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ こんな「基本」でランキング急上昇してすみません!

2009年9月 6日

基本を守るとは?(6)

前回の記事で引用したチャートの下値支持線が見事に機能しています。
デイトレの技法、先物の日足
その後の米株がプラスで引け、円高も一服しているので、月曜は少し持ち直して寄りつくのではないでしょうか?
テクニカル分析的に支持線を信じてポジションをホールドした人の勝利と言えるでしょう。

なんちゃって、私は木曜寄付き直後のドル安下ブレに大慌てで全て手仕舞い(スイングポジション)してしまっているのでした。

とはいえ、ラリー・ウィリアムズも、

「トレーダーが年間取引を15~20回に限定すれば、ずっとよいトレードが行われ、膨大な額を儲けることができるようになるであろう。じっと座って、相場の上昇力、あるいは下落力の終焉を辛抱強く待つ事さえできれば、優秀なトレーダーとなり得るであろう。(相場で儲ける法 P225)

と言ってる事ですし、上がらず下がらずの現状は現金が正解かもしれません。
「相場の上昇力、あるいは下落力の終焉」が見極められレバ?ですけどね?


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 格別のご贔屓、誠にありがとうございます!

2009年9月12日

チャートは、分足、日足、週足、月足でワンセット


これは、先週木曜日の新日本建設の日足です。
デイトレの技法、新日建の日足

デイトレにせよスイングにせよ、かなり良いパターンです。
更に、いつも通り週足もチェックです。
デイトレの技法、新日建の週足

このチャートは先週金曜日終値までが表示されていますが、木曜日時点でもボリンジャーバンドの基準線(=21週移動平均線)の上にあり、株価トレンドは+1σを挟んで緩やかな上昇トレンドにある事が確認できます。
更に、月足も見ます。
デイトレなら特に月足まで見なくても良いようなものですが、カブマシーンなら銘柄リストのワンクリックで、自動的に表示してくれているのですから、たとえ「1秒」でも見ておいて損はありません。

デイトレの技法、新日建の月足

月足でもボリンジャーバンドの基準線(=21ヶ月移動平均線)の上に株価が位置している事が見てとれます。
更にボリンジャーバンドの幅が縮小してきているところ(=スクイーズ状態)での、基準線の下から上への突破ですので、大化けも「ありそう」な雰囲気をしています。
日足、週足、月足が揃って「買い」を示唆しています。
分足など見なくても急いで買い注文を出したいところですが、カブマシーンで既に表示されているので、分足もとりあえず見る事にします。

デイトレの技法、新日建の分足

これは、日足チャートで補助線を引いておいた部分の拡大図に相当します。
当然ながら、木曜日の寄付き位置(赤い矢印の位置)「思い切りの良い」ところにあるし、その下にある売買高も、ローソク足1本目から「やる気満々」である事を示唆しています。
ここまで「買い」の要素が揃っていれば、よほど買いタイミングを間違えない限りはデイトレでも勝てますし、スイングでも相当有望なエントリーという事になります。

ところが、新日建は私のマイツール(私のデイトレツール)の登録銘柄ではありません。
なので新日建の異変に気付いたのは、デイトレも一段落つきつつある
AM9:40ごろでした。
添付の分足チャートで言うと、赤い矢印から2本目の陰線のタイミングです。
デイトレであれば、こういうタイミングで買ってはいけません。
完全に「遅すぎ」です。
「上髭」を掴まされて損切りになる可能性の高いエントリーです。
でも、私は買いました。
始値から15円も上げた175円でのエントリーですが、スイング前提なら「まだ序の口」に思えたからです。(でも確かに「出遅れエントリー」は否めないので、4000株と超控えめですが、、、。)
当然のごとく、その日はオーバーナイト。
そして翌朝は期待通りのギャップアップとなり、197円までつけました。
デイトレ崩れのオーバーナイトですと、ここで利食っても良いところです。
日足ボリンジャーバンドで+3σを突き抜けてしまっているからです。
日足で+3σを超えていると、90%以上の確率で「出る釘は打たれ」て、少なくとも一旦は上髭になるのがお約束となっています。
しかし、これは「スイングトレ」ですから、日足の+3σ突破くらいで投げたりはしません。
ところが、後場に入ると225先物がその日の始値を割ってきました。
円高が原因です。
個別銘柄のトレンドがどうであれ、先物のご機嫌が悪くなれば話は別です。
ましてこの時は、ドル円が92円割れという節目を下抜けしつつありました
残念ですが、スイングトレは断念して投げ売りしました。
186円と185円で約定して、差し引き4万円ちょっとのプラスで終わりました。
デイトレの技法、新日建の買い
デイトレの技法、新日建の売り

まあ、どちらかと言えば期待はずれの失敗トレードで申し訳無いのですが、日ごろどういう事を考え、何を見ながらエントリーを決めているかの、ご参考にでもなればと記事にしてみました。
特に分足だけを見て「上がりそう」「下りそう」だけでデイトレしている方は、この記事にあるように、日足を中心に、分足や週足も考慮しながらエントリーの決断をされる事を強くお勧めします。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ 格別のご贔屓、誠にありがとうございます!

2009年9月18日

アイフル(8515)がストップ安気配


今年7月1日の391円を頂点に、ズルズルと下げ続けていたアイフルが

「私的整理」

とやらの理由でストップ安気配です。

「そろそろ反発かな~?」
「はやく買いたいな~」

なんて吞気に考えてましたからビックリです。
デイトレの技法、アイフルのセリングクライマックス
といっても、今週の日足チャートではオニール氏が指摘するところの下げサイン(確信犯が売っているサイン)が出まくりでしたが、、、

少なくとも証券会社の提供する銘柄情報やヤフーファイナンスの銘柄情報などからは読みようのない事態です。
安値を見るとつい買ってしまうような個人トレーダーは無数にいると思いますが、全くたまったものではありません。
こういう日が来る事を明確に「知り」、急に下げ過ぎないようにゆっくりと売り続け、今週はその総仕上げとしてラストスパートしていた「プロ」がいた訳です。
自分の足で情報を掴み、その情報を元に(こっそりと)利益が最大になるようにトレードするのは、プロとアマを問わず当然の事でしょう。
でも、もしこのニュースがブタを罠に追い込む意図で出されたものだったとしたら、、、?
ゴールドマンがこの日を境にアイフルのポジションを増やしたのか、減らしたのか?
もし減らしていたのであれば、しかるべき処罰があって当然なのではないでしょうか?
名だたる証券会社のレーティング情報が、利己的利益目的で操作されるなんて、風説の流布どころの騒ぎではありません。
それとも、こんな事を考えている事自体、テクニカル・バカの戯言(たわごと)なのでしょうか?
アドバイス、ご意見等ありましたら、コメントでお願いします。

(ゴールドマンがアイフルを買い増ししてたとしたらゴールドマンに申し訳ありませんが、実際どういう事をしているか知らないからこその仮定に基づく記事である事をご了承下さい。決して売りまくっていたと決めつけている訳ではありません。でも、もし売りまくってたとしたら、弁解の余地はあるのでしょうか、、、?)



ブログランキング
↑↑↑↑↑ 格別のご贔屓、誠にありがとうございます!

2009年10月 5日

基本を守るとは?(7)


早いもので、前回の「基本を守るとは?(6)」を書いてから、もう1ヶ月も経ってしまいました。
残念な事に、当時の下値支持線は、9月28日のギャップダウンをもって、上値抵抗線に変貌しています。
デイトレの技法、先物の日足

9月28日時点では、

「まだ1万円より上だから、反発する可能性もある!」

確かにそれは否定できません。
まだ1万円という心理的な大台より上にあるのですから、支持線が割れたというだけで全力売りに走るのはどうかと思うものの、10150円前後で機能していた強力な支持線が割れたのですから、もし買いポジ保有で頑張っていたのであれば、9月28日の寄りつき直後でフラットにしておくのが、テクニカル的には正解です。
結果的にもまさしく9月28日を境に上値抵抗線に変貌しており、その後1万円割れですから、上記の分析は正しかったという事になるのですが、「後講釈」と言われれば確かに「後講釈」以外の何物でもありません。
そこで確認しておいて頂きたいのですが、私のブログは「予測はしない」という事です。
私ごときの予測が大したものではない事は私自身が一番良く知っています。
そんな私が安易に相場の未来を占うような事を書こうものなら、勿論良い時も有るでしょうが、鵜呑みにされる読者に損失を与えてしまう場合も必ずある訳です。
それは全くこのブログの主旨ではないし、そういう誤解がなるべく無いような記事を心がけています。
それでは、なぜこんな「後講釈」な記事を度々書いているのか?
それは、あなた自身がテクニカル分析を使って、優位性の有る判断ができるようになってもらう為です。
あるいは、あなたがテクニカル分析の優位性について知る、又は興味を持つきっかけを提供する為です。

どんな予測や分析にも絶対はありません。
だからといって予測や分析に意味が無い訳では決してありません。
確かに世の中には「意味が無い」という立場で論ずる人たちもいます。
でも私は「明らかに意味がある」と確信していますし、どなたにも自信をもってお勧めします。
トレードで稼ぎたいなら、迷わずテクニカル分析を勉強してみて下さい。
人に頼っていては、一生稼げない可能性の方が高い事をまず理解して下さい。

ところで、見慣れない移動平均線が1本。
この移動平均線はこのブログ初登場です。
これについては、明日に続きます。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して下さって、誠にありがとうございます!

2009年10月 6日

基本を守るとは?(8)

すいません、昨日の記事の続きは明日とさせて頂きます。
(それにしても、ミノワマンには感動しました。)

ただ昨日の「謎のMA」については、気にされてる方もおられるようなので、ちょっと書いておきます。
調べた方もおられたと思いますが、あれは130日移動平均線です。
「月100万」の後継商品探しで出会ったe-Bookで、相場の基調判断に有効なMAとして紹介されていたのです。
で、実際に調べてみると、なるほどこれまで使っていた100、150、200日といった移動平均線よりイケテル感じです。
今日の日経平均の日足も、昨日に続いて、
デイトレの技法、先物の日足

と、良く機能しているように見えます。
(日本株が首の皮1枚のピンチという事になりますが、、、)
まあ、これだけじゃあ「たまたま」じゃないとは断言できませんが、、、、。
カブマシーンの弱点として、過去データがさほど豊富でない事があげられます。
なので130MAは表示できるものの、大して過去に遡れる訳ではありません。
ところがカブドットコム証券では、スーパーチャート(カブドットコム証券版)というツールも提供しており、こちらは十分な過去まで遡る事ができます。
カブマシーンに気を取られてこのスーパーチャートの存在に気づいていなかった方は、ぜひ試してみて下さい。
カブドットコム証券 のサイトにログインした画面で、「カブマシーン」の右にある「投資分析ツール」で実行させる事ができます。
リアルタイム情報ツールとしてはカブマシーンには全くかないませんが、過去チャート研究では相当優秀なチャートだと思いますし、カブマシーンを補完する目的で利用すればバッチリです。
更にスーパーチャートでは、他のソフトではめったにお目にかかれないテクニカル指標を表示する事もできます。
これについて有効利用できている人は1%もいないと思われるので、近く紹介してみたいと思っています。
(確証は無いものの、どうやらスーパーチャートはカブドットコムの口座さえ持っていれば常時無料でき利用できるようです。違ってたら「ゴメンナサイ」ですが、少なくともカブマシーンが使える状態だと、完全に無料で使えます。)


ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して下さって、誠にありがとうございます!

2009年10月 7日

基本を守るとは?(9)

トレンドというものが実際に有るのか無いのかと問われれば、存在するとしか答えようがないし、どこでエントリーするのも脱出するのも完全にトレーダーの自由だし、証券会社に電話して売買していた頃に比べれば手数料は100分の1程度。
それなのに参加者の90%以上が損失の山を築き、早晩退場の憂き目を見るトレードとは一体何なのか?
(その答えは、このブログの読者なら既にご存じのはず。)

トレードを知らない、やらない人に限って、「トレードなんて危険なギャンブルだ!」と言う。
なるほど参加者の90%以上が資産を失い退場させられるのだから、確かに「危険なギャンブル」と言われても仕方ない。
しかし、「トレードの何が原因で危険なギャンブルなのか?」という疑問を持つ人は稀だし、まして答えを用意している人など殆どいない。
だから、その「なぜ?」に対する答え、あるいは心構えを用意した上でトレードに参戦する事は、ただ闇雲に「自分だけは大丈夫」で参戦してくる90%以上の新参者に比べて、遥かに有利なスタートが切れる事は間違いないと思われる。

市場はプロだらけで、素人などは常にカモにされるだけだ!

少しは正しい。
確かにマーケットには、何年も生息しているプロが沢山いて、ブタ(素人)を罠に嵌めようと狙っている。
でも、結局これは負け組の言い訳にすぎないと思う。
トレーダーは、罠にかかる選択もある代わりに、罠を見抜き回避する選択も可能だし、罠の中に入って利益をもぎ取って生還する選択すら可能である。
確かに最初のうち、一度や二度は罠にかかって痛い目に合う事もあるだろう。
しかし常に「勝つ事もあれば、負ける事もある」という当然すぎる前提をもってトレードしている限り、一度や二度の負けくらいで資金を枯渇させるはずもなく、むしろ貴重な経験として自らの血肉とし、より強いトレーダーとして成長できるのである。
どこの誰がマーケットを素人ばかりの仲良しクラブと思って参加してくるだろうか? マーケットが戦場である事なんて、誰にとっても常識のはずだ。

マーケットには悪い奴が沢山いる事は否定できないが、どんなに悪い奴だといっても、あなたから強制的に資金を奪う事などできない。
全ては、欲や恐怖につけこまれ、損するべくして損するようなトレードを繰り返しているから損するのであって、「誰それが悪い」などと自分の損失を他人に転嫁するような事を言い出すようなら、少しでも資金が残っているうちにさっさと撤退するのが身の為である。

それではなぜ、儲ける事が目的で参戦してくる人の90%以上が、その意に反して損失ばかり積み重ねてしまうのか?
あなたがこの問いに今すぐ答えられないのなら、自分でもよく考えてみた上で次回の記事を読んでほしい。

(補足):今回を含めて数回続くであろう記事は、既にこのブログを熟読して下さっている読者には既知の事であると思われます。
それでもなぜまた書くのかというと、何にも増して重要な事だから。
このブログの1日のアクセスの50%以上は初めての訪問者であり、その殆どは二度とこのブログに帰ってくる事はありません。
だから、あらためて大切な事について書いておく事にしました。
また、このブログの常連さんなら、今回の文体に違和感を持たれた方もいらっしゃるでしょう。初めてですから。
これへの賛否両論も、コメントでお待ちしています。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して下さって、誠にありがとうございます!


2009年10月 8日

基本を守るとは?(10)

トレードに何の戦略も無いまま、競馬などのギャンブルと同じノリで

「一攫千金」

を夢見て参入してくる人が少なからずいる。
新規参入組の30~50%は、多少毛色は異なっても、結局はこのグループに属していると思われる。
「生粋のブタ組」である。
このブログのような地味な内容は一顧だにしない。
途中で損失の痛みで目を覚まさない限り、時間の問題でマーケットから撤退していく運命にある。

上記より少しマシな参加者は、トレードはギャンブルと違い、

運任せではなく、何か優位性あるノウハウを知る事ができれば勝てる

と思っている。
私も当初はこのグループに属していた。
トレードには、確かに有効なノウハウというものが存在する。
しかも無数にある。(偽物も多いのでご注意を!)
自分で研究して見つけるも良し、多少は自己投資してノウハウを買うも良し。
それだけでも「生粋のブタ組」とは格段に生存率は上がっている。
しかし、そこで参加者は新たな敵と遭遇する事になる。

新たな敵とは、自分自身の本能である。
有効なノウハウを獲得しても、それが本物であればあるほど、そのまま実行するのが実に難しい。
これは経験した者でないとわからない。
この点で、マーケットとは実によくできていると感心してしまう。
(もし有効なノウハウだけで誰でも勝てるようになるのであれば、猫も杓子もトレーダーになってしまうではないか!それでは人類が滅亡してしまう。)

負けトレードと決まっても、「つい」粘ってしまう。
少しでも利が乗ると、「つい」利確してしまう。
「これぞ!」と決めたノウハウを実践しようと頑張っても、すぐに「つい」がでてきて脱線してしまう。
この「つい」「本能に理性が負ける瞬間」だ。

しかし、何度かの負けトレードから、その負けた理由が自分の弱さにある事に気づくトレーダーもいる。
その問題を克服するには、結局は本能に打ち勝っていく他にないのである。
言うは易く行うは難しとは、この事の為にある言葉かもしれない。

「損切りとは、ナイフで自分の手の平を切り裂くような行為である」

というのを読んだ事がある。
なるほどと思ったものである。
しかし、思い通りに損切りもできないようなトレーダーには結局のところ明日は無い。
どんなに難しく感じられようとも、この壁は超えて行かねばならない。
(実際、トレードの本質が理解できれば、損切りなんて体にとまった蚊を「パチン!」とやっつける程度の事に過ぎないのだが、、、、。)

そして遂には、規律を身につけ一貫性のあるトレードが実践できるようになるトレーダーもいる。
結果として週間プラスが実現したりする。
遂にこのトレーダーはハッピーエンドを迎え、勝ち組の楽園に入ったのだろうか?

断じて違う。

週間プラス達成は、マーケットから「脱初心者」の免状をもらったにすぎない。
初心者を脱しただけでも立派な勝者ではあるのだが、まだその足元は薄氷を踏んでいるのである。
安心するのは早すぎる。

実はここからが、本能との真の戦いの始まりなのである。

(つづく)


ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して下さって、誠にありがとうございます!


2009年10月10日

基本を守るとは?(11)

「週間プラス達成」の価値を軽んずるつもりは毛頭無い。
これの達成なしに、トータルプラス生活など有りえないのは自明の事である。
しかし、これをトレード生活の最終目標であるかのように考えるのは間違いだと思う。
前回の記事に書いた通り、「週間プラス達成」は単に初心者を脱する階段を一段上ったにすぎないのである。

全くの初心者であっても、数ヵ月も正しい方向に努力し続けさえすれば、何が正しくて何が間違っているか、どういう時に何をすべきで、また何をしてはいけないかについて学べるものである。
その学んだ事を日々のトレードに忠実に再現できるトレーダーであれば、いとも簡単に「週間プラス」などは達成してしまうのである。
だからあなたも、「週間プラス達成」を究極の目標のように考えるべきではない
誰でも、基本的な知識を学んでおれば、あとは損大利小に傾いている本能に打ち勝つ「本気」を出すだけで、週間プラスはすぐに達成できても何の不思議も無い。

確かに本気の出し方がわからないまま長期低迷するトレーダーも少なくは無いが、こればかりは本人の自覚を待つより仕方がない。
「来月からと言わず、来週からと言わず、明日から言わず、今この瞬間から本気を出せ!」
とアドバイスする事しか私にはできない。
「そう言われても、、、? 本気を出すって?」
みたいな方は、あらためてこのブログを読み返してみて頂きたい。

いずれにせよ、「週間プラス」というのは、あなたが来週にでも達成すべき

「目の前の目標(最も身近な目標)」

なのであって、本気を出せばすぐにも達成可能なものと考える(信じる、確信する)べきであり、間違っても

「究極の目標」

のように到達困難な目標として「仰ぎ見る」ような事をしてはならない。
それでは潜在意識を益々甘やかして、本気を出しにくくなってしまう

かくいう私の場合を告白すると、トレードを開始して半年と少し経過した時、突然連戦連勝状態に突入し、丸2週間にわたって「全勝!」という事が起こった。(こんな奇跡は、それ以来起こらないし、起こせない。)
突然の僥倖に私が有頂天になった事は用意に想像できるだろうし、まさにその通りであった。
しかしなんと、その月のトータルはマイナスで終わり、更に半年近くも「週間プラス」が達成できなかったのだ。
喜びすぎた直後だけに、この現実はなかなか受け入れられないものだった。
何がなんだかわからないうちに、マイナスばかり積み重なっていくのである。

「週間プラス」なんて、実はこの程度のものなのだ。
どんなトレーダーであれ、とりあえずは「週間プラス」を目標にして頑張るのは間違ってはいないが、それだけを目標にしていると、私の二の舞になりかねない。
実際、私と同様の経験をしているトレーダーも少なくないはずだ。

「週間プラス」は大切な事には違いないが、決して「凄い事」のように考えるべきではない。
稼ぐつもりで参入したからには、当然通過すべき事が起こったに過ぎないのだ。
しかし、実際にはなかなかそれでは済まないからトレードはややこしい

(つづく)



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して下さって、誠にありがとうございます!


2009年10月13日

基本を守るとは?(12)

先物が先週末で1万円台に復帰したので、そろそろまたスイングの仕込みでもしようかと今朝から狙っていました。
それで数銘柄買ってはみたのですが、先物に全く勢いが感じられなかったので前場で全て手仕舞いしてしまいました。
(別に公表するようなトレードでもないのですが、この記事では恒例となっているので一応書いておくと、
西松建(1820)145円買い、141円ナンピン買い、142円損切り
新日建(1879)161円買い、160円損切り
アイフル(8515)143円買い、151円利確。)

デイトレの技法、先物の日足
なにしろ、このチャートに引かれている抵抗線は、今年9月2日9月6日10月5日の記事などで再三登場している由緒ある抵抗線です。
終値で10150円を超えてきたら「上昇ムード再開!」という感じにもなりますが、それ以下ではなかなか買いポジをオーバーナイトできるチャートではありません。

アイフルは100円近辺の安値でも買う理由が思いつかず買えなかったのですが、チャートを見ているうちにPBR=0.1以下というのは「ダメモト」で賭けて見るには面白いと思って手を出しました。
でもこういうのは私的には邪道トレード(=ほぼ、思いつきトレード)の部類であり、勝ち負けに関係なくやるべきトレードではなかったと判断し、西松建と新日建の穴埋めにという理由をつけて手放しました。
後場更に10円ほど上がっていきましたが、まあ「私のトレードではない」という事で気にはしていません。

ところで、手放しはしたものの、新日建の板は面白かったです。
160円の板が割れると同時に160円に特大の売り板が登場したのです。
売りも買いもせいぜい5000株程度の板なのに、突然50000株超の売り板出現ですから。
更に異様なのは、159円以下の買い板に逃げる気配もないし、特に売り注文が優勢になる訳でもない事です。
ただ、異様に厚い売り板が「ドン!」と存在しているだけです。
これをどう読むかですが、現在紹介中の「トップディーラー育成プログラム」のP.22の解説で書かれている現象だと思いますので、購入された方はしっかりチェックしてみて下さい。

いずれにせよ、「9000円台で買いそびれた~!」なんて後悔しているようでは一生稼げません。

「高くなったところで買い、更に高くなったところで売る」
「安くなったところで売り、更に安くなったところで買い戻す」

これこそがスタイルにかかわらず優位性あるトレードの基本中の基本となりますので、これが極自然に実践できるよう理解を深めて下さい。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ こんな「基本」でランキング上位にして頂いて申し訳ありません!

2009年10月17日

基本を守るとは?(13)

鉄板かと思った上値抵抗線が支持線に変わり、いよいよ勢いがつくかと期待したのですが、まるで湿気た花火みたいに勢いがありません。

デイトレの技法、先物の日足

下げ止まりは確認できたものの、一目でいえば「まだまだ雲の中」の相場が続きそうです。
これについては、次回に繋ぐとして、今日は基本を守るとは?(11)までの内容に区切りをつけたいと思います。
(危うく、ウッカリ&尻切れトンボになるところでした。)

============================================

1日単位でプラスになったりマイナスになったりするのは普通の事だが、週間プラス達成となると、それなりの実力が伴ってきた証拠ではあるし、参加者の9割を占める負け組から離脱できたのだから、おめでたい事には違いない。
これがロボットであれば、「勝つ為のプログラム」のインプットが完了したのだから、その後も毎週トータルプラスが実現できる可能性は高い。
しかし人間はロボットとは違い、そんなに単純ではないのだ。

仮にも週間プラスを達成したという事は、「銘柄の選定」、「エントリーのタイミング」、「利確の判断」、「損切りの判断」、、、、、等々あらゆるトレードの部品が総合的に「合格点」に達したからであると思われる。
それは、そのトレーダーの絶え間ない努力と、本気で本能に対抗する意志力(=本気力)との賜物である。
しかし、そのスタンスはあくまでも
マイナスの世界からプラスの世界へ移る事
に集中して達成されたものであり、
「プラスの世界にい続ける」
という事に対しては生まれたばかりの赤子に等しい事が認識されねばならない。
これはどういう事かというと、例えば「銘柄の選定」を例にとれば、トータルマイナスのトレーダーにとって、「勝てる銘柄の選定」は難しいものであり、少しも気を抜く事ができない作業であるはずだ。

「安易な銘柄選択では、また痛い損失トレードをやらかしてしまう」

という恐怖心があるから、全力で勝てる可能性の高い銘柄を探す。
寄付き前の銘柄探索や、エントリータイミングの絞り込み、手際の良さ、、、、、全てが「恐怖」をバネにして研ぎ澄まされている。
トレードの隅々まで「油断」の反作用としての「痛み」を知っており、それを避ける事でトレードが成立しているのである。
ところが週間プラスを達成した途端に、トレーダーは

「気が大きくなってしまう」

のである。
トレードのあらゆるパーツが「痛み」を回避する前提で組み立てられていたものが、週間プラスを達成した事を機に「快楽」を追求するトレードに変容してしまうのである。
或いは別の表現をすれば、トレードのあちこちが「ユルむ」のである。
この、トレードの足場が変わってしまって調子を悪くしてしまう現象は、なかなか本人には自覚できないから始末が悪い。
以前と同じようにトレードしているはずなのに、なぜか負けが込んでしまうのである。

これと全く同一ではないが、かなり近い例として「5月病」というのがある。
一流大学を目指して受験勉強に集中してきた子に限って、志望校に合格したというのに、その志望校に通うという当たり前の事ができなくなってしまう。
(一方、ろくに受験勉強をせずに三流大学に入った子は、めったに5月病にはならず、水を得た魚のように遊び始める。要するに、真面目な子だからこそ5月病になるのだ。)
志望校に入学する事のみを究極の目標にしてしまうと、いざそれを達成した段階で次の(本来の)目標を見失ってしまうのである。
これがもし、一流大学に入る事が目的ではなく、一流大学に入って法律を勉強するとか、経営について学ぶとか、何か一つの事について深く研究するとか、入学してからの事を目標にしていたならどうであろうか?
夢にまで見た大学での生活が始まるのだから、5月病になっている暇など無いはずである。
トレーダーに対しても同じ事が言える。
「週間プラス」などという低い目標を究極の目標のように考えてはいけない。
トレードで稼ぐ為に参加してきたからには、週間プラスなどは単なる通過点に過ぎない。
(「週間プラスなどは単なる通過点に過ぎない」と言っても、通過しない事には話にならないのは当然である。早く「本気」を出して達成してしまう事。 しかし最終目標とは程遠いという認識も、また必要なのである。)
週間プラスを単なる通過点とする為には、もっと高く大きな目標を設定し、それに向けて全力で取り組むべきである。

大成功したトレーダー達の著書を読むと共通しているのが、彼らにとって勝つ事(=週間プラス)はトレードを始めた当初から「当たり前」の事にすぎないという事である。
大成功したのだから「勝つのが当たり前」と考えがちだが、まだヒヨコの段階から「勝つ事が当たり前」「負ける事が異常」という前提でトレードしたから大成功に至ったと私には思える。

常に高い目標を持ち、少々の利益には常にクールである事。

「大敗けした直後にトレードしない」というのと同じくらい、「大勝した直後に安易なトレードをしない」というのも大切である。
(とか言いながら、今でもよくやってしまうのである。反省!)
勝ちトレードが嬉しいのは当然だが、常に心の底には

クールな自分が鎮まっている

という状態を意識する事。
これは、あなたがどのレベルのトレーダーであるとしても忘れてはならない。
勝ち続ける事の難しさは、実際に勝ち続けてみないと解らない事ではあるものの、この心構えを予め知っているのといないのとでは、結果が大きく違ってくる事だけは疑いの余地が無い。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ こんな「基本」でランキング上位にして頂いて申し訳ありません!


今、株系でイチオシのノウハウ!

関連記事はコチラ!

2009年10月27日

苦あれば楽あり?

最近トレードを始めてみた方は、

「え~~、トレードってこんなに難しいのか!」

って驚いてるかも知れませんね?
そう、このブログでも再三繰り返しているように、トレードって

「イッチョ、俺も稼いでやろう!」

なんて、武器も持たないでマーケットに飛び込んで来た人が思い通りに稼げるほど甘い世界ではありません。
とは言うものの、、、、

デイトレの技法、225平均の日足

ここ2週間弱の相場(丸で囲んだ範囲)は、さすがにチョ~~厳しいです。
これでは、スイングトレなんて動きようがないし、デイトレにしても

「損が出ないだけでも、御の字(おんのじ)

だと思います。
いかにトレードを安易に考えてはいけないとはいっても、現在の相場を

「普通」

と考える必要はありません。
だから、決して焦らない事。
この相場で勝てないのは、あなただけではありません。

相場には稼ぎやすい時もあれば、稼ぎにくい時もあり、現在は

稀に見る稼ぎにくい相場

に違いありません。 こういう時に焦ってトレード数を増やすと、さらに消耗する可能性が大です。
こういう時はじっくり自分のトレードを見直したり、うろ覚えになっているノウハウを再検証したり、過去のカリスマトレーダーの書籍を読んで、マーケットにトレンドが戻った時の立ちまわり方でもシミュレーションしてみる事をお勧めします。

今は市場全体が狭いレンジの中で閉塞していますが、これが永久に続く事はありません。
レンジを抜ける日は、遅かれ早かれ必ずやってきます。
群衆が我先にと同じ方向に突き進む時が、いずれはやってきます。
(上へか下へかは知りませんが、、、、、)
その時になって、「高いから買えない」とか「安いから売れない」なんて
(ブタの)
寝言を言って置いてきぼりを喰らわないように、トレンドフォローの
概念とノウハウをしっかり勉強しておいて下さいね。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して頂いて、本当にありがとうございます!


今、株系でイチオシのノウハウ!

このe-Book専用のオマケPDF、鋭意作成中!
インフォトップからのメールは、絶対に捨てないで下さい。
関連記事はコチラ!

2009年11月10日

苦あれば楽あり?(2)

勢い良くギャップアップしたものの、結局は力無く陰線で終了。

デイトレの技法、225平均の日足

長めの上髭が悲しいですね?
一般論として、

髭=否定

と覚えておいて下さい。
今日の場合だとマーケットが、

「1万円など、今の私にはめっそうもございやせん。」

と、髭で謝っている格好です。
上を見れば、抵抗線が目白押しです。
一目均衡表で言えば、雲の中ですらない、土砂降りの雨模様。

いつになったら晴れてくるのやら、全く今は気配も知れませんが、まあこういう時こそコツコツ・デイトレに徹して、トレンドが復活するまで、なんとか生き延びねばなりません。

カブマシーンで業種別指数のチャートが見られる事を読者の方から教えて頂いて以来、毎日見るようにしているのですが、「銀行」の日足がちょっと期待できそうな形になってきています。

デイトレの技法、業種別「銀行」

典型的な「ペナント」を形成しつつあり、上か下かはわかりませんが、「ペナント・ブレイク」しそうなところに来ています。
この日足だけだと、上方ブレイクか下方ブレイクかは解りませんが、私は
「上方ブレイク」の可能性の方が高いと見ています。
というか、下方ブレイクした場合は見送ります。
なぜなら、この業種別「銀行」の月足チャートを見ると、現在が2003年の大底と同水準にあるからです。
今年3月にその下値支持線の寸前で反発した経緯もあり、下値余地は限定的と見ます。
下に行けないのなら、上に行くしかないでしょう?

今日でも、一応ザラバでペナント・ブレイクは起こってはいるのですが不発に終わりました。
ペナント・ブレイクは、寄りついた位置で既にブレイクしている事が望ましいので、今日の不発は、むしろ私には望ましい結果でした。

仮に上方ブレイクしたとしても、指数の位置は依然として月足でも週足でもボリンジャーバンド基準線の下にあり、ここで買う事は一応「逆張り」となるのですが、今はこういう事でも考えるしかないほど手詰まり感のある相場となっています。
(言うまでも無く、「銀行」という指数を売買できる訳ではありません。指数がブレイクしたらすかさず買う予定の銀行は、今から決めておいて下さい。上記は私の個人的な考察にすぎず、スットコドッコイな結果に終わる場合もあります事を予めお断りしておきます。)



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して頂いて、本当にありがとうございます!


今、株系でイチオシのノウハウ!

このe-Book専用のオマケPDF、鋭意作成中!
インフォトップからのメールは、絶対に捨てないで下さい。
関連記事はコチラ!

2010年1月 8日

デイトレーダーの思考?

月に数通ですが、ある日のトレードについての報告が書かれていてその後に
「私のトレードについて、ご講評をお願いします。」
みたいなメールを頂きます。
FXに関するものでは、
「利益幅○○Pipsに対して損切幅△△Pipsは大きいのか?小さいのか?」
みたいな質問が一番多いようです。
ある日の売買行動について、その妥当性に自信が持てなくて、私にアドバイスを求めたくなる気持ちは理解できます。

しかし、そういう内容のトレード自体が、私が「優位性あるデイトレード」として考えているトレードとは乖離したものである為、ご期待に添えるようなお答えができない事を理解して頂きたいと思います。

「デイトレード」という言葉のイメージが先行してしまって、目の前の値動きを凝視しながら「高い!」と思えば売り、「安い!」と思えば買い、「もう良いだろう」と思う所で利確し、「もう駄目だ!」と思う所で損切りする、、、、、
みたいに考えてませんか?
それはそれで、利益を出せるなら大変結構な事であり、私がなんと言おうと「それで正解!」と確信して頂いて良いと思いますが、私の「デイトレ」とは全く異なるものなので、その是非を私がどうこう述べる事はできないのです。

例えば、もう一度この記事を読んでみて下さい。
このブログで一貫して主張している事ですが、デイトレで最も重視するべきは「分足」ではなく「日足」であり、デイトレードとは日足のトレンドを見きわめて、そのトレンドが「ブレイク!」とか「継続!」する場面に居合わせ、的(まと)を絞ってエントリーする事です。
株の場合、多数の日足チャートを予習し、「ああなったら買う」「こなったら売る」という事を予め決めておいて、当日の朝に最も「ツボ」にハマった銘柄から仕掛けていきます。
当日の値動きを見ながら、あれこれ考えて売買しているのではありません。
人間だからあれこれ考えてしまう事を完全に停止できる訳ではありませんが、極力「考えない」トレードを理想としています。

「ああなったら、こうする」
「こうなったら、ああする」


という事を極力事前に決めておいて、当日はそのチャンスに自分が居合わせる事に100%努力し、更に最適なタイミングで最適な注文を出す事に集中するのです。
売ろうか、買おうか、あるいは見送りか、その場になってからあれこれ考える事はデイトレにとって大きなマイナスだと思います。

だからもし私に質問してくるとしたら、日足チャートにエントリーポイントとエグジットポイントを書き込んで添付し、「このトレードでどうでしょうか?」みたいな質問であれば、このブログ記事に沿った質問であると言う事ができるでしょう。

「期待値幅に対して、妥当な損切り幅は?」

というのは一見まともな質問のようでいて、テクニカルを根拠に売買するトレーダーがする質問ではありません。(システムトレードなら当然重視すべきポイントでしょうが、それはシステムの中枢とも言える部分であり、私からではなく「過去データーの検証」から妥当な答えを得るべきでしょう。)
損切りについては、単にで決めるのではなく、チャート上で「根拠のある損切りポイント(=支持線割れ)」を決めておいて、そこまで来たら迷わず切る事が鉄則です。(これについては、当日の分足で決める事も少なくありません。「根拠のある損切りポイント」までの幅が大き過ぎればエントリーを見合わせる場合もあり、この時確かに「考えて」はいるのですが、慣れてくると「瞬間的に答えが出る」状態になります。これは流石に一朝一夕では無理かも知れません。)
ロボットのように「迷わず損切れ」という事を書いているので、
「おまえ、勘違いしてるだろ!」
みたいに非難された事もあります。
正直、私だって利確は気持ち良く、損切りは不快です。
しかし、気持ち良いからすぐ利確したり、不快だから後回しにするといった、気分次第で売買ポイントが動くトレードは「ブタのトレード」であると私は結論しています。
切るべき時が来たら、それがいかに不快であれ迷い無く切る以外に、どんな優位性ある損切りがあるでしょうか?
(チャートから最適な損切りポイントを決める事にはある程度の経験と試行錯誤が必要と思われますが、常に自己トレードの反省と考察を心がけておれば、自然に身につける事ができるはずです。利確ルールについては、私の場合いくつかパターンがあって使い分けており、固定的なルールを決めている訳ではありません。しかし、ついつい「利小」になる傾向があるトレーダーは、分足割れや一定幅のトレイリングストップ等のルールを一つ選んで、その一つのルールを頑固に守ってみる時期も必要だと思います。)

更に続けるつもりですが、コメントによって内容も変わってきますので、ぜひどうぞ。
(FXについては、私の「ローソク足の格PDF」をぜひ参考にして頂きたいと思いますが、この特殊な時間帯を除けば「ビクトリーメソッド」が私の理想のFXトレード像である事を申し添えておきます。)



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して頂いて、本当にありがとうございます!

2010年5月15日

勝てるようになりました」メール

私のブログを読んで「勝てるようになりました!」というメールがたまにですが届きます。
勿論大変うれしいのですが、そのまま時が経つにつれ、全てが忘却の彼方に消えて行ってしまいます。
それでは勿体ないので、たまには記事でご紹介したいと思います。
なんだか取りとめのない事を書きなぐってるようなブログになってきていますが、大事な事から書いてきましたので、通して読んで頂くとご参考になる場合もあるようです。
だからぜひあなたも「初めての方へ」から読み始めてみて下さい。
あなたの「勝てるようになりました」メールを心からお待ちしております。

==========================
たかやん 様

初めまして。「デイトレーダー生存率向上ブログ」拝見しました。
すぐにプリントアウトし、毎日読み返していました。
当初の目標である月間利益プラスを達成する事ができましたので、感謝の意を込めて、メールさせて頂きます。

私は現在e-bookの製本、発送代行会社に勤めています。
職業柄様々なe-bookを見ることができるのですが、そんな中で知ったのが「FX」という存在でした。当初の私は「これはこのマニュアル通りに実行すれば簡単に儲かるのでは」 と考え、すぐさま口座を開きトレードを開始したのです。
もちろんロジック通りにうまくいくトレードもありましたが、気付けば月間収支は必ずマイナスでした。
その度に「このマニュアルは使えん、新しいのを試そう」と様々な手法に手をつけました。
しかし、決まって収支はマイナス、そんな時に出会ったのがこのブログでした。

私はこのブログから多くの事を学びました。
手法さえ学べば儲かると考えていた自分にはまさに目から鱗でした。

今現在、今まで得た知識(ブログ、書籍、e-book、失敗トレード)を活用できるよう1から試行錯誤し、自分なりの手法を構築し、当初からの目標であった「月間収支プラス」を達成することができました。
月間収支プラスといっても、少ない資金なので本当に微々たるものです。
しかし、たかやん様のおっしゃる「継続して利益をあげる」ための第一歩を踏み出したのであれば、これほど嬉しいことはありません。

今の自分の気持ちをありのまま綴ったつもりですが、まだまだ若輩者ですので失礼な言葉遣いなどあれば、申し訳ないです。
近い将来FXで成功し、多くの悩んでいるトレーダーに対してプリントアウトしたこのブログを「これを毎日何度も読み返せ」と伝えていけたらと思います。
突然のメール失礼しました。ブログ更新楽しみにしております。

ハルコウ

==========================
以前メールさせて頂いたYAです。
未だにたかやんさんのブログを毎日読ませてもらっています!!
本当にためになる他にはないブログをありがとうございます(*^_^*)

今日メールしたのは、あれから(たかやんさんにメールしてから)何カ月もたちましたが、ここ最近ようやくコンスタントに成績が出るようになったからです!
自分では何でかわからないのですが、たかやんさんのブログを読み続けた結果が今につながっているような気がしてなりません。
感謝とご報告をと思い今に至ります☆
成長したのかなんなのか実感がないですが、これからも毎日同じ気持ちで「儲けたいとも損したいとも思わない本気のトレード」をしていきたいと思ってます。

今日は久しぶりに最悪な日になりました。
引けてから今振り返って見ていますが優位性のかけらもない本能むき出しのトレードをやらかしてしまっていました。本当にロボットになるには、まだまだです(>_<)
たまにこういう悪魔の自分が出てくるのが本当に嫌になります…
それもあってメールしたのかもしれません。
勝手ですみませんw
ロング、ショートのブレイクだけのシンプルな取引をしていますが、単純に勝率50%というのになんと奥深い…痛感しています。

結果的に今日は勝ち負けを気にしてトレードしていたような気がします。
勝ち負けを気にしたトレードをしている時というのは、ことごとく負けトレードをやらかしてしまっていることに気付いたのも最近です。
たかやんさんからみれば、ため息が出るような文章かもしれませんね…

最後に
また明日からも気を引き締めて頑張っていきたいと思います!!
それを誓わせてもらって明日の自信につなげさせてもらいます!
勝手ですがまたブログ読ませてもらいます!
たかやんさんも頑張ってくださいね!
それではまた…

==========================
「お返事」の例です。

>たかやんさんからみれば、ため息が出るような文章かもしれませんね…

いえいえ、お互い様です。
少し勝って「自信を持ってもいいかな~?」と考えだしたりすると、ほぼ確実に甘さが出ます。
そういう時は、自分では気がつきませんが、きっと口元や目元も、だらしなくゆるんでいるはずです。

「勝っても負けても淡々と」

生き残っている限り続く課題です。

ま、勝ったり負けたりがトレードです。
全然、その調子で良いと思います。
頑張って下さいね。

たかやん

==========================

トレードで週単位、月単位でのプラスを記録する事は、全トレーダーに共通する「とりあえず」の目標です。
ここに到達するだけでも高い競争率をクリアした事は間違いなく、自信を持って良いと思います。

「何がどう変わったのかわからない。」
「実力がついたようには思えない。」


それで全然大丈夫です。
自分の中に自分では感じられない変化が起こったからこそトータルプラスが実現したのです。
週間プラスや月間プラスは(マグレの大勝利は別として)、決して偶然に達成されるものではありません。
トータルプラス=実力の証明書です。
しかし、人間は勝つと気が緩むという傾向が強くあります。
決してトータルプラス実現がゴールではないのです。
ここからが本当のトレードの始まりです。
トータルプラスを一度は達成しても、そこで油断して転落してしまうトレーダーの方が多いのです。
転落したら、また這い上がれば良いようなものですが、失敗は少ない方が良いに決まっています。
1回達成したトータルプラスを、飽き飽きして、退屈して、あくびが出るようになるまで繰り返して下さい。
欲が出て、いろいろ変えたくなりますが、まだ思いにまかせて方法を変えても勝てる力はありません。
とにかく、一度達成したレベルのトータルプラスを、当たり前のように繰り返せるようになる事を目指して下さい。
そうすると、期間は人によりまちまちですが、いずれ必ず

「!」

と感じられる日が来ます。
更に階段を一段上がったのです。その時、それまでの自分の実力が理解できるようになります。トレードに対する意識が変わる感じがします。
「無理しなくても勝てるんだ!」という事がとても自然に感じられるようになります。
そこからは、いろいろトレードの各部を変えてみて、更なる上達を目指す事ができます。
トレーダーにもそういう段階的成長が必要である事を自分に言い聞かせ、勝っても負けても淡々と、気を抜かないで頑張って下さい。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつものクリック、ありがとうございます

2010年5月20日

「マーケットさん、損させて下さい!」(1)

「たかやんさん、 「マーケットさん、損させて下さい!」というのは、どう理解すれば良いのですか?」

という質問メールがたまにきます。
その答えは既にこのブログで書いてきたつもりですが、あまりにも突飛な事なので、私が冗談でも言っているのかと誤解される場合も少なくないようです。

冗談どころか、大真面目です。
この感覚を理解する事こそが「ブタと狼の分かれ目である」とさえ考えているほどです。
ついでですが「損切りは、ロボットのように感情を切り捨てて行え」というのも、勿論大真面目に言っている事です。
人間ですから、利確すれば嬉しいし、損切りすれば嫌な感じがするのは当たり前です。
だからといって、損切らない事にどれだけ粘着的な執念を燃やしたとしても、マーケットは一切考慮してくれる訳ではありません。やっぱり、最初に損切りの位置を決めておいて、そこまで動いてしまったら、気持ちが良いとか悪いとかの上のレベルで「スパッ」と切ってしまえる自己規律が大切です。この自己規律が保たれているという自信があって初めて、負けトレードの直後にでも、優位性があると判断できるチャンスに遭遇すれば、まっさらな気持ちでエントリーしていく事ができます。
どうせ「スパッ」と切らねばならないのなら、いちいちナイフでえぐられるような苦痛を感じてないで、まるでロボットが動くように感情と別のところで損切りした方が楽に決まっています。

「ロボットになれ」=>「トレードと感情は切り離せ!」

というのを「嘘だ!」と決めつけるのはその人の勝手ですが、それを理想と理解して自分から近づくように努力し続ければ、次第にそれが自然に感じられるようになってきます。
どこまでいっても、利確が快で、損切りが不快な事は変わらないでしょう。
しかし、その感じとは全く別のレベルで淡々と売買の判断を継続している自分を、ある日突然発見する事は、断じて可能です(=感情が自己規律に一切干渉しない思考の仕組みを作る事は訓練により可能である)
「千里の道も一歩から」です。

さて、人間の本能のままにトレードを繰り返せば、損失が積み上がっていくようにマーケットが出来ているという事は、もう理解できているでしょうか?
「いっちょ、デイトレで儲けてやろう」なんて無謀な考えでトレードに参入してくれば、1ヶ月もしない間に誰でも身をもって経験する事ができます。
もし人間の本能が、トレードで勝てるようにできていたなら、世界のマーケットや経済システムは、現在のものとは全く違っていたはずです。
本能のままのトレードでは損失しか作れないからこそ、トレード以外の職業につく人が絶える事がなく、物が作られたり、運ばれたり、売買されたりして、あらゆる経済活動が維持されていけるのです。
この事は今までにも何度も書いてきたのですが、今日初めてこのブログを読む人はとりあえず、

「人間の本能のままに売買して、トレードで勝つ事はできない」

という事を鵜呑みにしておいて下さい。
鵜呑みが嫌で、ちゃんと理解したければ、このブログの過去記事を順に読んでいけば納得してもらえるようになっています。

人間の本能のままにトレードすれば、絶対に負ける!

が本当だとすれば、どうすれば良いのでしょうか?
それは、何らかの優位性ある手法を見つけてきて、厳しい自己規律の下で本能を抑制しながらその手法に徹したトレードを繰り返す事です。
言いかえると、どんなに優れた手法をもってしても、本能の言いなりになって手法から脱線したトレードを繰り返すなら、やはり勝てないという事です。

自己規律を守れ!

という事は、少しでもトレードについて学んだ人であれば、飽き飽きするほど既知の事であるはずです。
ところが、これがやってみた人だけ解るのですが、予想外に難しいのです。
なぜなら、トレードの判断を自分でする事を裁量と言いますが、裁量するのが自分の脳なら、本能の住みかも自分の脳であり、それらをシャッターを閉じるように完全に分離するのが不可能だからです。

一旦ポジションを取ったからには、どこかで閉じねばなりません。
その間あなたの頭の中では、どこで反対売買を行うかについて、めまぐるしい思考が繰り返されています。
が、それら思考の殆どは「雑念」です。
あなたが実行しなければならないのは「優位性があると認められた手法に従って、ルール通りのトレードを行う事」だけなのですが、なまじ裁量トレードであるが為に、膨大な雑念の渦によって判断が狂わされてしまうのです。
雑念で判断が狂う、つまり雑念がマイナスの効果を持っているのは、言うまでも無くあなたの本能が雑念の源泉となっているからです。

マーケットさん、私に損させて下さい。 ここに、魔法のおまじないがあります。

「マーケットさん、どうか私に損させて下さい」

です。
あなたの頭の中では、常に損大利小の傾向をもった思考が渦巻いています。
この「損大利小の傾向をもった思考」というものを分解・分析してみると、結局のところは
「利益は今すぐにも確定したい。損失はできるだけ先送りしたい。ああ、儲けたい儲けたい。損は死んでも嫌だ~~!」
という、原始的な本能の叫びである事が解ります。
それをこのおまじないが中和してくれるのです。

予定した利確位置はまだずっと上なのに、ちょっとローソク足が陰険な表情を見せるや、途端に「確実な利確こそ大事。見切千両って言うじゃないか!」なんてもっともらしい裁量判断が出てきて、つい利確してしまい、その直後から錘(おもり)がはずれたように上昇再開していくのを、あなたは何度見てきたでしょうか?
そうなる前に「損させて下さい」のおまじないを唱えてみるのです。

目の前には「含み益」という美女が横たわっています。
ただちにその美女をつかみ取る事は容易です。
でもそこで、
「マーケット様、どうか私に損させて下さい。私なんかには美女なんてふさわしくありません。トントンの女で十分です。」
と唱えて、美女の誘惑に(ちょっとマゾ的に)耐えてみるのです。
(「耐える」と言っても、実際にはルールを守っているだけですが、、、)
勿論、心の底から「損したい」と思う事なんて不可能ですが、今すぐ利確したいという本能の誘惑に対抗して、「こんな利益なんていりません。プラマイゼロに戻っても愚痴ったりしません。」というちょっとプロらしい意見を頭の中に誘致する事は、このおまじないで本当に可能になります。
(当然の事ですが、損切りの時が来ているのに「もっと損させて下さい」なんて念じて損切りを遅らせてはいけません。もしこのあたりの見分けがつかないようであれば、あなたはまだ実弾でトレードしてはいけません。)

なまじ粘ったばかりに、せっかくの含み益を失ってしまう事もあるでしょう。
しかも頻繁に。
でも、もしあなたが優位性ある手法を採用していて、且つその実行ルールが確立できていいてるのであれば、このおまじないを唱え過ぎるという心配は無用です。
このおまじないと共に、目先の小さな損を受け入れながら淡々とトレードを繰り返す事ができれば、あなたの相場感はあなたも想像できないほどプロ的なものに急速に洗練されていくはずです。
(但し、この記事に書いた事がとっくりと腑に落ちる為には、最低でも3カ月以上の真剣なトレードを続けた経験が必要であり、自分がまだそれ以前の初心者であると思う方は、数か月後にまたこの記事を読み返してみる事をお奨めします。このブログの右側サイドバーにある「ブログ内検索」で、「損させて下さい」とか「おまじない」で検索すれば、すぐにこの記事が見つかります。)

補足:このおまじないと「損切りは素早く、利確は遅めに」と唱えるのと意味的には同じなのですが、実際の効果は「損させて下さい」の方が遥かに上です。これがなぜなのかを考えてみたのですが、「損させて下さい」という人工的にしか存在しえない概念を繰り返し唱え、更にその結果としての成功体験を積み重ねる事で潜在意識のレベルで「トレード中は損させて下さいと考えるべきものだ」という事が本能と同じ深いレベルで定着するのではないでしょうか?「損切りは素早く、利確は遅めに」というのは、論理的な思考を伴うものであり、頭では理解できても本能的なレベルにまで落とし込むには複雑すぎるのかもしれません。あくまでも私の推測の域を出ませんが、、、?



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつものクリック、ありがとうございます

2010年5月21日

「マーケットさん、損させて下さい!」(2)

このおまじないは、早すぎる利確を戒める為に有効なだけではありません。
例えば、ポン円のチャートを見始めて30分経ってもポジションが取れないような時、ついエントリー基準が甘くなって大したチャンスでも無いのに、
エイヤッとばかりに発注してしまいがちですが、そんなエントリーをしても大抵はうまくいきません。
と言うより、そんな事を繰り返していればトータルでは必ずマイナスになります。

「ポジションが無いのは時間の無駄だ。
  とにかく入ってしまえば稼げるかも!」


という心理には強欲が支配的で規律はいい加減になっているのです。
そんな時に、「損させて下さい」です。
「今エントリーすれば儲かるかもしれないけど、それはルール違反です。
マーケットさん、こんな私に(今エントリーしない事で)損させて下さい!
お願いします。」

と考えて「損しても良いからルールを守る」という事を徹底します。
またある時は、

「絶好のチャンス!」

と思ってエントリーしたのに不発に終わり、損切りにもならない代わりにエグジットもできないような状態、要するにエントリー後に作戦ミスが判明するトレードがしばしばあります。
こういう時に粘って結果オーライの事も確かにありますが、基本的には既にエントリー時の判断が否定されている訳ですから、利益が拡大する事に期待して時間を浪費するより「損させて下さい」で小さな利か損のうちに切ってしまった方が、結局トータルでは良い結果になります。
次のチャンスを生かせる可能性が高まる(単位時間あたりの有効なトレードの発生率が高まる)からです。

トレードにおいて本能の言う事は九分九厘マイナスの結果しかもたらしてくれません。
なぜそうなのかの確かな答えは持っていませんが正しい事だけは確かです。マーケットにおける勝者と敗者の比がその証拠です。
なので、本能と真逆の意識を強制的に脳に送り込む事で本能をある程度中和し、優位性あるトレードを継続していく為のストレスを軽減する効果があります。(実はストレス軽減よりもっと積極的な効果があるのですが、それはあなた自身でトレードの中から感じとって下さい。)

最初は意識的に「損させて下さい」とつぶやく必要があります(私は声に出したりはしませんでしたが、、)が、ずっと続けていると不思議なことにこの感じがトレードしている間じゅう存在し続けるようになります。
勿論、最終的には稼ぐため、儲ける為にトレードしているのですが、そのトレードの作業中は「儲けたい。損したくない。」という意識に支配されているよりは、「損させて下さい」という意識でいる方が、明らかにトータルの成績ではプラスに働くのです。
ただ手法やルールについては、自分で検証して「これなら勝てる」というものを持っている事が大前提であり、やみくもに「損させて下さい」と考えながらトレードすれば勝てるというほど甘いものではありません。(とは言うものの、もしスプレッドや手数料やスリッページ等のマイナス要素が無いなら、実はこれだけでもかなり勝てそうだという気はしています。)



補足:日経平均が大台を割ってしまいました。デイトレには問題ないのですが、特典PDFの絡みで始めたスイングトレのポジションは、かなりまずい事になっています。 普通なら(=デイトレの感覚なら)とっくに切っているところなのですが、なまじ「スイングの練習」という事で取ったポジションなので「長期投資だから」などの言い訳が頭からはなれずにズルズル今日まできてしまいました。常日頃から「プラスになるルールが見つかるまではペーパーで」なんて偉そうな事を言いながら全く面目次第も有りません。去年のスイングの確定利益額よりも小さなポジションサイズなので、ついいい加減なトレードになっているという事もありますが「実弾で練習」という私の傲慢なトレードにマーケットの神が罰を与えたのだと思います。反省しています。
一方、FXの方はかなりイイ感じになってきました。新しい教材にも出会えてつい時間を取られてしまい追加特典PDFの方が遅れていますが、その分は内容の濃さで還元したいと思いますので、申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ この記事が参考になったと感じられたらで結構ですので、ぜひクリックをお願いします。記事を書き終わった直後の現時点では36位。私としては本当に大事な事を書いているつもりなので下がったらショックですが、それは読者の判断という事で参考にさせて頂きます。
もし上がったら、調子に乗らせて頂きます。

2010年5月30日

投機のギャンブルに対する優位性

デイトレーダーの最重要事項 株にせよFXにせよ、投機にはギャンブルには無い優位性が有ります。
それは「勝てる!」と思う時だけ参加すればよく、「よくわからない?」と思う時には休む事ができる事というです。

ギャンブル、例えば競馬でも、ガチガチの本命なんてのが出てくる時には「堅いレース」というのも有るかもしれませんが、当然そういう時の本命はオッズが低いのであり「勝ちやすいレース」などと言うのは存在しないのではないでしょうか?
もし競馬で生活できている人がいるとしたら、恐らくは「勝ちやすい」レースが区別でき、その時だけ参戦しているのではないかと推測します。

一方の投機、例えばFXだと、三角持ち合いのパターンや支持線・抵抗線のブレイクなど、常に「絶対」は無いものの、「どう考えても買い(又は売り)!」みたいな瞬間は毎日発生しています。(毎日チャンスが発生するのは、戦場を短い時間枠に絞ったデイトレーダーだからで、スイングトレーダーには、むしろ発生しない日の方が多いでしょう。でも、だからスイングはダメと言うつもりはありません。スイングトレーダーの方がチャンスの頻度が低い代わりに狙う値幅が大きいだけの事です。)

チャンスが毎日発生していると言っても、その頻度は当然低くなります。
トレーダーの戦法にもよるでしょうが、1日1~2回程度と言う事もあれば、1時間に1~2回程度という事もあるでしょう。
例えば1時間に1回チャンスが来るとするとすると、エントリーに要する時間はせいぜい10秒程度、残る59分50秒は「待ち伏せ」(資金的には「休み」)という事になります。 (スカルピング的なトレードは、この限りではありません。)

ひたすらチャンスが目の前で開花するのを待ち続けて、その兆しが開始したら迷わずポジションを取ります。

「ポジションを取っていないと、損した気分がする」

なんて人は、投機よりラスベガスがお似合いです。

投機で勝ちたければ、ポジションが無い事(休んでいる状態)が既に優位性である事を認識し、「勝てる!」という時だけに限定して参加(勝負)して下さい。
ダマシにもあうでしょう。
利を伸ばそうとし過ぎて元に戻っちゃう事だってあるでしょう。
でも、トータルでは勝てるはずです。
それが投機とギャンブルの違いです。

あなたはこの投機の優位性を日々のトレードで意識できているでしょうか?
(余談ですが、「機」を見て「投」じるから投機なのであって、始終ポジションがないと我慢できないのは、投機ではなくてビョーキです。)


補足:ナンチャッテ、私だって「よくわからない」のにエントリーしてしまう事があります。そして、約定した途端に反省しています。殆どは結果もダメな事は言うまでもありません。こういうのは、勝ちトレードの後が特に多いようです。
また、異なる時間枠のトレンドがピタリと一致した場合、目先の抵抗線の下なのに、つい買ってしまうような事もありました。「読み」が完成した気になって、ついエントリーしてしまったのですが、これもブタそのものです。トレーダーの読みなんて、刺身の「つま」程度のものです。マーケットからのサインという「事実」が出るのを待ち続ける事こそがデイトレーダーの仕事です。
「待つ」「休む」事の優位性は、デイトレーダーがどんなに意識しても、意識しすぎるという事は決してありません。




ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年5月31日

投機のギャンブルに対する優位性(2)

もしエントリーした後に「またビョーキが出ちゃった!」と気付く事ができた時には、その場で直ちに、問答無用で、含み損益とは関係なく、そのポジションをクローズしてしまう事をお奨めします。

「あっ、またやっちゃった~」

なんて思いながらも、利が乗れば「ヨシヨシ、シメシメ」、含み損になってきたら「戻れ~」みたいに、ポジションの行方を見続けているのは、ビョーキから脱する事を自ら放棄してるという事です。
これを繰り返すほどにビョーキは慢性化し、治癒が益々難しくなっていきます。

確かに、エントリーした後から振り返ってみると「根拠に乏しいエントリー」と思えるのだけれど、エントリーする寸前までは「今こそ、チャンスだ!」と確信できているような事はままあります。
こういう場合に
「せっかくエントリーしたのだから、とりあえず様子を見よう」
といのではなく、違反があったと気がついた時には直ちに病根を切除する勇気が大切です。
この考え方をするトレーダーは、少数派のハズです。
少数派しかできない事というのは、ほぼ間違いなく優位性が伴います。

間違った行動を起こしながら、それを意思の力で停止させる事なく、結果が出るまで見守って、

「結果オーライ (V^-°)」

だったり、

「やっぱり、ダメだったか~! (;´д` )」

なんて、ブタそのものじゅないですか?

「自分のポジポジ病を治さねばならない」

と考えるのは簡単ですが、本気で治したいのなら、気がついた瞬間に切る事を自分に課して下さい。
これが徹底できれば、慢性のポジポジ病であっても、次第に快癒へと向かうはずです。

更には、エントリーにおいてもエグジットにおいても、何かルール違反をした事に気がついたら、もうその日のトレードはそこで終了してしまう事を強くお奨めします。

「ルール違反したのに儲かっちゃった。ラッキー!」

もブタなら、

「ルール違反で大損しちゃった。よ~し、気合いを入れて取り返すぞ~!」

というのも、輪をかけてブタです。
いずれにせよ、ルール違反した直後に新しいトレードを始めるというのは、ルール違反がトレードに対してどれほど悪性の癌であるかが、まだよく理解できていない証拠です。

トレードで自己規律が破れたら即免停!
(少なくとも、当日だけでも。)

それくらい規律違反に対して深刻に受け止める事なく「ルールを守るぞ!」なんて考えているだけでは、自分を変えていく事など到底できません。


こうみえを切ってみても、やっぱり私にも「ナンチャッテ」はあります。さすがに株ではめったになくなりましたが、FXではあります。明らかに経験の差が出ています。でも、これを経験不足と言い訳していては、いつまで経っても株との差は埋まりません。禁煙と同じで、決めた事は決めた瞬間から即実行。また失敗する事があったら、また本気で再開すれば良いのです。
「今度から」「来週から」「来月から」と、嫌な事だからと先送りにするのは本気力不足です。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年6月 8日

デイトレーダーは健康第一(1)

デイトレーダーにとって、健康の大切さはいくら強調してもし過ぎる事はありません。
健康体でない為に会社務めができず、その為にデイトレで頑張ってる方も知っているので「健康でないとデイトレはできない」と言うつもりは毛頭ありませんが、全てのトレーダーが、健康な人もそうでない人も、

「昨日より今日元気である為に、何をしたか?」
「今日より明日元気である為に、何ができるか?」

という事について常に関心を持ち、かつ行動すべきであると思います。
肉体的なパワーが増せば、トレードにも必ずプラスの影響があります。
逆にパワーを失えば、トレードにも少なからず悪い影響が出ます。

現在喫煙習慣のある人は幸いです。
禁煙という、確実に今より元気になる手段が目の前にあるからです。
それは一般には大変な苦痛と努力を要するように信じられています。
私も間違いなくその一人でした。
でも「禁煙セラピー」を読むだけで、本当に簡単にできてしまうのです。
私と同じように「嘘だ!」と思うのも無理はありません。
だったら私と同じように
「いったいこの本は、どんな嘘をついてやがるのか?」
という好奇心で結構ですから読んでみて下さい。
すると、本当に高い確率でミイラ取りがミイラになれるのです。

太っている人は幸いです。
今より健康になる為のターゲットが明確だからです。
でも「太っているから減量すべきだ」というのは、前時代的な考え方であると私は思います。
次回は、現代人はどうダイエットと向き合うべきかについて、私なりの考えをご紹介してみたいと思います。


ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年6月 9日

デイトレーダーは健康第一(2)

とりあえず疾病が無いのであれば、そのまま漫然と日々を過ごすのではなく、何かしら目標を持って体を鍛える事をお奨めします。(病気の場合は自分で治そうとしないで、お医者さんのアドバイスに従う事が大切です。)

私の場合、大学を出てからほぼ同じ体重を維持できていたのですが、禁煙して半年後から急激に5Kgも太ってしまいました。
「禁煙すると太る」 というのは本当です。
しかしこれは、煙草という毒物から体が解放された事に対する正常な反応なのであって、これを禁煙をしない言い訳に使ってはいけません。
体重が増加する代わりにあらゆる点で健康レベルがアップしますし、増加した体重はコントロールすれば済む事だからです。
私の場合は5Kg増えてから対応を始めましたが、太る事が嫌なら最初から計画的にコントロールする事も可能です。

体重をコントロールしていく上で(いわゆる「ダイエット」ですね?)まず頭から消してほしいのが「標準体重」という概念です。

標準体重(kg) =(身長(cm)-100)× 0.9

や、

標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22


等が有名ですが、どこか変だと思いませんか?
筋肉や脂肪の量は人によってまちまちなのに、それらを一切考慮せずに身長だけをパラメーターとして算出しているからです。
標準体重を絶対視すると、体脂肪は平均的な量しかなくても、筋肉が多めの人は「体重オーバー」と見なされ、減量を指示されたりします。
逆に、筋肉が極めて少なくても、脂肪がそれを補って多ければ「はい、合格!
その調子です。」
なんて事も起こります。
数十年も前ならともかく、現代の医療従事者の間でさえこのような誤った認識がまかり通っているのは驚くべき事です。(勿論、ちゃんとわかっている人もいますが、、、)

「標準体重より5kgオーバーだから、なんとしても5kg以上は減量するぞ!」

みたいな考え方は、明らかに間違っているのです。
ダイエットに関心のある人でも、少なくとも半数以上の人は、この間違った考え方からダイエットをスタートしていると思われます。
スタートが間違っていれば、望むようなゴールにたどり着ける訳がありませんよね?

....................明日に続きます。



ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年6月10日

デイトレーダーは健康第一(3)

「標準体重」という言葉だけでも前時代の遺物のように感じられるのですが、ネットを見ているとそれに輪をかけた存在として「理想体重」という言葉があったのも思い出しました。
「最も病気になりにくい体重」という意味で「理想」なのだそうですが、全くいい加減な概念もあったものです。

たまたま昨日も「拒食症」を題材にしたテレビ番組を放映していましたが、人間には理想的な体重があり、それより重ければ重い分だけ「醜い」という思い込みがあるようです。
その為、とりあえず少し運動してみたりします。
でも、全然痩せない。
当然です。人間の体というのはプリウスなんて比較にもならないほどの超低燃費なのです。
テレビを見ながらちょっと腹筋してみるくらいでは何の効果もありません。
体脂肪1Kgを運動で消費する為には、例えばジョギングだと100Km走ってもまだ足りないのです。
毎日10Kmのジョギングといえば大したものですが、それを2週間続けてやっと脂肪1Kg程度のカロリー消費になります。

運動で痩せるのが難しいと知ると、今度は食事の量を減らしたりします。
中途半端に減らしてみても効果が出にくいので、例えば「リンゴダイエット」みたいに極端な減食に挑戦したりします。
根性さえ続けば、これは確かに効果があります。
1ヶ月に5Kgを超える減量だって十分に可能でしょう。
しかし、こういう急激な減量で減るのは体脂肪だけではありません。
筋肉も相当減少してしまいます。
筋肉というのは「力を出す」為だけにあるのではなく、肉体の飢餓状態においては「栄養貯蔵庫」の役目もはたし、いざとなれば惜しみなく自分の養分を溶かして体内に放出し、生命維持に貢献するのです。
「体重=悪」のように考えていると、体重が減りさえすれば手放しで喜んでしまいがちですが、減らし方によっては筋肉を減少させてしまい、後々更に事態を悪化させる事にもなりかねないのです。

人間は眠っている時も、ソファでテレビを見ている時も、常にカロリーを消費しています。
いくら低燃費と言っても、生きているからには休むことなくエネルギーを消費し続けているのです。
この最低限のエネルギー消費を基礎代謝と言います。
この基礎代謝量は人それぞれですが、この数値が高いほど「太り難い」という事になります。
ではどういう人の基礎代謝が高いかというと、年齢や体重等によっても違ってくるものの、筋肉が多いほど基礎代謝も高いというのは間違いのないところです。

で、もう一度先ほどの急激な減量について考えてみると、根性の減食で減量を成し遂げたとしても、その人は痩せる前より筋肉も減っているので基礎代謝も落ちており、減量前よりも太りやすい体質になっていると考えられます。
太った人が短期間のうちに痩せたのに、気が付けば元通りどころか、痩せる前より太ってしまう事が少なくありません。
「リバウンド」という言葉をご存じの方も多いでしょうが、単に元に戻るだけでなく、元よりも太ってしまいやすいのがリバウンドの恐ろしいところです。

それでは、ようやく準備も整いましたので、私が禁煙で5Kg太った時にどう考えどう行動したかについてご紹介したいと思います。
と思ったら、もう結構長くなってしまったので明日に続きます。
(一般的な「ダイエット」とは程遠いので、あなたの参考にして頂けるかどうかは疑問ですが、、、、)



こういう記事を書き始めたからか「たかやんは何歳ですか?」という質問が届きました。
そう言えば、この事には一度も触れずに今日まで来ましたが、別に隠すほどの事でもないのでお答えしたいと思います。でも、メールでお答えしてしまうのも能が無いので、私がどの程度の年齢とイメージしながらブログを読まれているのか、まずはアンケートを取ってみたいと思います。アンケートに答えて頂いたからといって、何もプレゼント等用意していませんが、興味のある方はぜひ投票してみて下さい。アンケートは、このブログの先頭右側にあります。

ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年6月11日

デイトレーダーは健康第一(4)

昨日の記事で「ちょっと腹筋してみるくらいでは何の効果もありません」と書きましたが、世の中には30分でも1時間でもエクササイズを続けられる人がいる事も事実です。コアリズムとかビリーズ・ブートキャンプとか、毎日継続できる人にはかなりの効果が期待できるでしょう。でも、やっぱり苦しいし、少なくとも私にはできません。仮にできた人も実は苦しいのは同じなので、気が緩んで止めてしまえばすぐに元に戻ってしまいます。ああいうエクササイズで年単位でスリムな体を維持できる人は、超人的な精神力が備わっているのであり、何か新しい宗教の教祖でも目指してみるのも良いかと思われるほどです。
--------------------------------------------------------------------


「太ったかな?」

と感じたら「痩せよう」と考える事は極自然な事だとは思います。
そして単純に「体重」を敵視し、減食や運動で痩せようと試みます。
でも、減食で痩せる事を選べば、仮に目標の体重まで痩せる事ができたとしても(基礎代謝は落ちているので)、より厳しい減食を継続していかねばなりません。
減食ではなく運動(=有酸素運動)によるダイエットを選んだ場合にも、毎日1時間程度はジョギングやエクササイズに時間を割く必要があり、これも痩せた後もずっと継続していく必要があります。
一時的に頑張ってゴールすればそれで終わり、というのであれば私にもできますが、ずーっと何年でも継続しなければ元の黙阿弥となれば、とてもやる気がしません。

そこで、禁煙で5Kg太ってしまった私が実行したのは「体重を増やす」事でした。
といっても、更に脂肪で太るのではありません。
脂肪はなるべく増えないようにしながら、筋肉を増量して体重を増やし、基礎代謝を上げる事で「体脂肪率」の減少を目指そうという作戦です。
最初の3ヶ月ほどは、ダンベルによる自宅でのトレーニングを行いました。
その後は週1~2回フィットネスジムに通うようになりました。
最新の筋トレ理論は、主にこの雑誌で勉強しました。
と言っても、やっぱりBookOffの中古本が中心です。
石井直方氏の書籍等もとても参考になりました。
大学時代に少し武道の経験があり、筋トレもド素人ではないつもりでしたが、やはり最新の理論に従うのが効率的です。

その結果、一時は更に3Kgほども更に増量しましたが、その後は次第に減り始め、現在は筋トレを始めた当時の体重になっています。

「なんだ、それじゃあ元の黙阿弥じゃないか!」

って言われそうですが、そんな事はありません。
胸囲=+6cm、上腕囲+2.5cm、ウエスト=2~3サイズダウンしたのです。
(重要指標である「体脂肪率」については、これを計れる体重計を最近買ったばかりなので、数値的な記録は残念ながら残っていません。)
食事は、野菜を多めに食べ、揚げ物や脂身の多い肉、甘いものは食べないようにはしていますが、空腹を我慢するような事はありません。
また、週1~2回の筋トレの直後は、甘いものも含め、好きなものを好きなだけ食べても大丈夫です。
筋力&筋量が増す事によるメリットは沢山あります。
でも、それはどなたでも推測可能ですよね?
何か、ここまでで質問はありませんか?


(補足)但し、筋トレは全力で取り組みます。ジムに行くと、涼しい顔で軽~いウェイトを上げ下げしてる人が沢山いますが、あんなのはリハビリにすぎず、筋量の増加は見込めません。重量・回数ともに限界まで追い込む必要があります。その為、1回のトレーニング時間はせいぜい1時間程度。トレードと同じで「集中」が大切で、ダラダラ時間だけかけてても何も良い事はありません。トレーニングが終わったらしっかりと食べて、あとは筋肉が超回復するまで、しっかりと休息をとります。しっかり休むというのは、筋トレは週1回でも十分に効果があるという事を意味します。こんな事は、大学時代には想像もできませんでした。

ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも、応援して頂いてありがとうございます。

2010年6月13日

デイトレーダーは健康第一(5)

実は、ちょっと後悔しています。

ほぼ90%もの人が、せっかく私の事を30~40代でイメージしてくれているというのに、私が自分でそのイメージを破壊しなければならないからです。

デイトレーダーの年齢















私は1957年生まれの52歳。
同年代の有名人を挙げると、

・石破茂さん
・そのまんま東さん
・岡田彰布さん
・山下泰裕さん
・孫正義さん
・・・・・・・・・・・

等の名前が並びます。
これはもう「中年」を通り越して「初老」の年代ですね?
実際、私にも成人した子供がいますから、早ければ孫がいて、本当の「お爺ちゃん」になっていたとしても何の不思議もありません。

でも私自身は、そういう認識を殆ど受け入れられずにいます。
年齢を感じざるを得ないのは、ここ数年で「老眼」が定着してしまった事くらいで、
むしろ体力は「今がピーク」くらいの感じです。
実際、デッドリフトで270Kg、ベンチプレスで160Kg(パーシャルですけど)を挙げていますが、学生時代はこんなに挙がりませんでした。
(精神的には、頭髪が昔のまま(若干白髪が増えましたが、、)というのも大きいです。数年に一度「遂に自分も禿げちゃったヨ~(涙)!」という夢を見るのですが、あれは実にショックです。)

筋トレは私には今最もホットな話題であり、いくらでも記事が書けるのですが、このブログでは「畑違い」という感じですので、これで終わりにしたいと思います。






(このトレーニング方法で私は変わりました。残念ながら日本語版は既に絶版となっています。もしBookOff等で日本語版を見つけたら、絶対お奨めです。)

















ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつも応援して頂いて、本当にありがとうございます!

2010年8月31日

「菅」対「小沢」

国民の大半は、小沢氏よりも菅氏を支持しているそうです。
これを意識したお調子者の菅氏は早速、

「どちらが首相にふさわしいか、よく考えて頂きたい!」

みたいな事をテレビカメラを横目で見ながらアジっていましたが、二者択一しかないとなれば消去法で菅氏に「×」がつき、小沢氏が「○」になる他無いと思います。

「クリーンな空っぽ」を取るか、「ダーティだけど、少なくとも空っぽじゃなさそう」を取るかと問われれば、このさい「空っぽじゃなさそう」に期待する他ありません。
好き嫌いで選ぶべきではありません。

あなたが溺れているところを想像してみて下さい。
キレイなワラと、バッチいけど丈夫そうなロープのどちらを選びますか?

「首相がコロコロ変わっては、海外から信頼されない」

という意見もありますが、「ダメなものはダメ!」なのであって、太郎ちゃんや由紀夫ちゃんみたいなのが何年も首相の椅子に座り続けたとしても、もっとひどくなるだけだったでしょう。
他の職業は知りませんが、一旦無能を露呈した総理大臣は、その後どう足掻いても「もう、ダメ!」なんです。
菅氏も立派に、ダメとバレてしまった首相です。

他に選択肢があるなら別ですが、今は小沢氏しか無いのですから仕方ありません。
あなたは、どう思いますか?


ブログランキング
↑↑↑↑↑ いつものクリック、ありがとうございます

デイトレーダー
新着コメント
  • 「菅」対「小沢」
    • たかやん
    • ぴょんきち
    • たかやん
    • ぴょんきち
    • たかやん
    • 匿名3号
    • milala
    • 匿名2号
    • Maki
    • たかやん

デイトレーダー生存率
のメルマガはコチラ!

ちょっとサイズオーバーですが、なんとか使えます。
メルマガ登録・解除
デイトレーダー生存率向上メルマガ
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ