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テクニカル分析はオカルトか?(1)

「上値や下値の抵抗線を引くということ自体が、私にはオカルトに思えてならない点です。
トレンドラインはいかようにも引けるからです。 ・・・・・・・・・・・・・」


こういう質問メールを頂いて、長い長いお返事を書いていたのですが、サーバーのログイン時間を超えてしまい、全てがふいになってしまいました。

そこで頭にきて、全く内容を変えて、この記事を書く事にしました。

私がテクニカル分析をお勧めするのは、実際にその有用性を確信していますし、デイトレーダーには必須で、唯一無二(テクニカル分析そのものは様々ですが、、)の武器だと考えているからです。

しかし、あなたが何を武器として選ぼうと、それはあなたの自由です。

そこを曲げてまで「ぜひ、テクニカル分析をよろしくお願いします」とあなたに頼み込む義理も筋合いも、私には全くありません。

例えば、私は自転車を徒歩より効率的な移動手段と考えています。
進化したセグウェイ だから「自転車は便利で楽チンですよ~」と紹介したりしたとしても、だからといってあなたがローラースケートを選ぼうが、セグウェイを選ぼうが、それはあなたの自由であり、私にとっては何の不都合も無いのです。

あなたが私の勧めに従って「自転車に乗ってみよう!」と決意したなら、あなたなりにしかるべき練習をする必要があります。
有る程度練習しさえすれば、殆どの人が乗れるようになるとは思いますが、中にはどうしても乗れるようにならない人もいるかもしれません。
その結果、「あんな、2つしか車輪の無い乗り物が、安定して真っ直ぐ進めるはずがない!」と結論されたとしても、別に私にとっては自転車が少しも否定される訳でもなく、どうでも良い事なのです。

これって、冷たいですか?

テクニカル分析の質問メールなら、私の可能な限りお答します。
しかし、テクニカル分析の可否論について議論するのはお互いに時間の無駄です。

デイトレーダーにとって「テクニカル分析は必須」と私は考えますが、これ以外にどのような考え方の人がいても、それは大いに結構な事ではあっても、私が困る事ではないのです。

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コメント (7)

M:

お世話になります。
執筆中の文章消滅は本当に腹が立ちますね。
心中お察し申し上げます。
ところでテクニカルに関しての質問には、なるべくお答えしていただけると記事にありました。
本当に嬉しい限りでございます。
その時には恐れ入りますが何卒よろしくお願い申し上げます。
失礼いたします。

私のお返事がどの程度お役に立てるかの保証は持てませんが、必ずお返事する事はお約束します。

ここのところ私事で、私個人にとっては大きな出来事があり、返事が遅かったり、「コメントの公表とコメント返し」が遅れがちになる事がありますが、しばしお時間を下さい。

但し、私の返事メールに、念のため自分のアドレスをCC:したところ「迷惑メールボックス」で受信する場合がある事に最近気がつきました。
私にメールされてからしばらくは、迷惑メールボックスも、普段より慎重にチェックして頂けますよう、お願い致します。

また、その逆に私が迷惑メールボックスで受け取って、うっかり削除している場合が無いとも限りません。
私にメールされる時は常に「件名=デイトレ」又は「件名=PDF希望」のいずれかにして頂く事、更にもし1週間経っても私からの返事が届かない場合は、誠にお手数ですが、再度件名=「デイトレ催促」で、催促メールを送って頂けますよう、お願い致します。

(たかとびさん、お優しいコメント、ありがとうございました。)

TOBY:

こんにちは、TOBYです。
せっかく返信を書いておられたのに、残念な限りです。
エントリーにしていただいたので、こちらに書かせていただきます。

私が言いたかった点は、テクニカル否定ではなく(もちろん、テクニカルそのものがオカルトだなんて言えません)、
「トレンドライン」は再現性がないという点についてです。
いかようにも引ける、というのは「=裁量で適当に」というようにしかとらえられないのです。

ちょっと言葉が足らなかったですね……。

私自身は根っからのテクニカル信奉者であり、システムトレーダであり、メカニカルトレーダです。

もし、先日のメールでお気を悪くされたのであればすいません。

>「トレンドライン」は再現性がないという点についてです。
>いかようにも引ける、というのは「=裁量で適当に」
>というようにしかとらえられないのです。

私の正直な意見として、トレンドラインや支持線・抵抗線
は、殆どの場合、チャート毎に「1通り」しかありません。
チャートのパターンによって自信の程度には差がありますが、「=裁量で適当に」という事では決して無く、

「客観的に、スッと、一気に、一瞬のうちに」

線は引けるものであり、引けないなら、そのチャートは「引ける状態ではない」というだけの事です。
(実際、引けないチャートも少なくありません。)

http://www.traderspage.biz/blog/2008/05/post_341.html
この記事の先頭のチャートも、「スッと一気に引けた」し(引く前から、頭の中に既に見えていた)、今見返しても、これ以上のトレンドラインは他に見つかりません。

「ローソク足の格PDF」に添付したチャートに線を引いた時も、例外なく全て「スッと一気に」だったし、それが後講釈でない事は、PDFの最後に添付した「取引明細書との完全一致」が証拠になっていると私は思っています。

後講釈を正当化する為に取引明細書を偽造する事は、技術的には不可能でないとは思いますが、決してバレないよう一点の矛盾も無く完璧にやり遂げる為には、想像を絶する細心さ、巧妙さが必要であり、私がそれをやったとして、その労力に相当する報酬が得られるとは到底思えません。
「スッと一気に」ですら、PDFの作成は私には十分に面倒です。

「ローソクの実体を取るか、ヒゲを取るか?」

というような質問もあったかと思いますが、その答えはトレンドラインを引く練習の中から自分で見つけて下さい。
それでも、あえて今すぐ答えるとすれば、

「チャート毎に、最善の1本が引けるように、複数のローソク足の実体やヒゲを「多数決的」に見比べて瞬間的に判断している。」

という事になりますが、練習した事の無い人がこの文字列を読んでも、何も得るものは無いと思います。

手塚治虫が色紙とペンを渡されれば、1分もかからずに見事なレオやアトムやサファイアやブラックジャックを、リクエストされるままに描きました。
マンガを書いた経験のない人が同じ事をすれば、犬か猫かの区別もつかないかもしれません。
この差は、練習量の差以外の何ものでもありません。
手塚治虫は天才ですが、それはクリエイティブな才能であって、既に存在するレオやアトムやサファイアやブラックジャックなら、凡人でも練習すれば必ず書けるようになります。

「誰が見てもパンジャの子、レオ」

を、誰でも練習すれば書けるようになります。
私も、今すぐレオが書ける訳ではありませんが、毎日練習すれば1ケ月とかからずに書けるようになると思います。
どんなに絵の下手な人でも、毎日繰り返し練習すれば書けるようになると信じます。

レオは複雑な曲線の集合体ですが、トレンドラインは「1本の線」に過ぎません。
練習しなければ引けませんが、練習すれば引けます。

信じる信じないは、あなた次第です。
あなたの選択がどちらでも、私は一向に構いません。

このコメントを書く数倍の労力が一瞬で水泡に帰したショックで、いかにも不機嫌そうな記事になってしまいましたが、これは私側の問題でありお詫びします。
TOBYさんこそ、一切気にしないで下さいね。

(補足1)
トレンドラインを引く時、その妥当性についてあまり思い悩まない事。
考えれば考えるほど問題は複雑化するし、直感的に引けなければ、どうせ実戦には使えないのだから、失敗を恐れず直感的に「スッと」引く練習を心がけるのが「コツ」と言えば「コツ」。
引いた線の妥当性は、すぐにマーケットから採点を受ける事ができる。
その時に「ああ引けば良かった、これはいけなかった」といった事を自覚するだろうが、それこそが「練習」の実体である。
人間のパターン認識やイメージに関する能力は、繰り返しの練習によって磨かれるものであり、磨く前から「光らない」と嘆いてみたところで、何も得る事はできない。

(補足2)
『為せば成る、為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり』  <<上杉鷹山>>

(補足3)
、、、という事です。
そんなに難しく考えなくても、少し練習してみれば、新たに見えて来る事もあるし、それを継続すればどんどん上達もします。

みこのす:

たかやんさん、おはようございます。

そうですよねぇ~。人間国宝なんて呼ばれる人たちはみんな、若い頃(中には幼い頃)から一つのことを練習し続けている人達ですもんね。
デイトレーダーで人間国宝はいませんけど、名人・達人、あるいは神様とかって言われたりする人達も、きっと同じ(ように見える)事を繰り返しているんだろうと思います。

名人・達人・神様は無理でも「なかなかやるじゃん!」くらいのレベルにはなれるものと信じて繰り返していくのが、結局は近道なんだと自分に言い聞かせてやっています。
もっともやり方が間違っていたら話になりませんけど...

そうそう、好きじゃなきゃなかなか続けられないのも事実ですよね。こちらで紹介されている書籍の「デイトレード」にも、「勝っているトレーダーは例外無くトレードを心の底から愛している。」みたいなことが書いてありました。

正しくて好きになれる方法...これを見つけるまでがまた一苦労だとも思います。

ちょっとピントがずれたコメントになっているようで心配ですが、懲りずにまた来ます。では。

http://www.traderspage.biz/blog/2008/05/post_341.html
この記事のコメントでも「通りすがり1972」さんのようなのがあったのですが、極少数派のどちらかと言えばかなり「変わった人」の意見として、軽く考えていました。

でもまあ、よく考えてみると、トレンドラインの引き方を学校で習う訳ではないので、人それぞれでイメージが全く異なっていて、簡単に思える人もあれば、徹底的に「曖昧」に感じて信頼するに足りないと判断する人もいるかもしれません。

「水泳には、クロール、バタフライ、背泳、平泳ぎ、横泳ぎ、、、と一杯あって、どれを選んで良いかわからないから嫌いです。」

と言うだけじゃなくて、実際に足の立たない深いプールに入ってみれば、どれを選ぶかではなくて、とにかく「泳げる」という事の意味・価値がわかってきて、イメージは一変すると思います。

泳ぐ事を極めるとなれば、北島選手みたいに才能や努力や運まで必要となってくるでしょうが、とりあえず使い物になる程度のトレンドラインを引けるようになるスキルというのは、「とりあえず溺れずに何分でも水に浮いていられる能力」程度に、私には簡単に思えます。

いくら書いても「抽象的」になってしまいますね?

「趣味悠々、簡単トレンドラインを引いてみよう!」講座

でも連載しましょうか?
しかしこれは、恐ろしく視聴率悪そうですね~?

たかとび:

それありがたいです。
実戦的な記事も見たいです。

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