1日24時間、どっぷりとトレード漬けの期間が2年近く続きました。 (夢でもトレードしてました。悪夢です。) でも、マイツールがおよそ完成した頃から予習の時間が激減しました。 予習でやっていた作業の殆どをツールが代行してくれるからです。 ツールを作りこむ時間も減少した事で、かなり自由時間が持てるようになりました。 ちょうどその頃に、知人からウェブサイト構築の協力を依頼されました。 「元SEだからできるだろう」と思われたようですが、ウェブサイトの構築経験など無い私は最初は断りました。でも少し調べてみると、ホームページビルダーでテンプレートを修正すれば、HTMLなんて勉強しなくてもなんとかなる事がわかり、引き受けてみたのです。 せっかくなら繁盛サイトにしようと思って、色々と本も読みました。 最初はPPC広告を使い、次第にSEOも効果が出てきて、思ったより早く結果が出せました。 インターネットの勉強をしている時に私の目に入ったのが”ブログ”という言葉でした。 どういうものか知る為には「作ってみる」のが最短と思い、ヤフーにアカウントを作り、空っぽのブログの前でしばし考えました。 (リスクの無い事には、考える前にまずやってみるというスタンスです。)
「何を書くか?」すぐ決まりました。「デイトレーダー生存率向上ブログ」というタイトルも1分以内に思いついたと思います。今年6月の事です。 ブログのコンセプトは 「初心者時代のダメな私を徹底的に教育する」 というものです。 ウェブサイトにせよ、ブログにせよ、このコンセプトを明確にするというのは、非常に大切だと思います。 多くの「株」ブログがありますが、まず何かユニークで人の役に立つブログを作ってみたいと思いました。「こんなに儲かってますから、あなたもどうぞ」みたいなのもありますが、これにはとても反感がありました。 そこで、「トレードって、普通は損するんだよ。それでもあんたやる?」という真逆の方向から入る事にしました。 従ってトレード収支等の「餌」で読者を引き付ける事をこのブログでは一切「禁じ手」としました。 何の「餌」もなく、「耳が痛い事ばかり書いてあるブログ」を読んでもらえるものでしょうか? 勿論何の自信も根拠もありません。 でも「初心者時代のダメな私を教育する」というコンセプトには、このスタイルが必要だと思ったのです。 失敗したって、トレードと違ってダメージは殆どありません。 この時点でアフィリエイトの知識だけはあり、「儲かればいいな」とは思いましたが、そんな事は二の次三の次でした。 まさに「存続」できるかどうかさえわかりません。 「デイトレーダー生存率向上ブログ」は日記ではありませんから、 「読者」に読んでもらえないようなら、すぐやめるつもりでいました。
コメントやメールで質問してくるのは、全て「初心者時代のダメな私」です。 だから、一生懸命アドバイスしてきました。 「初心者時代のダメな私」は、私が誰か全然知りません。(まさか未来の自分だとは) でも、書いてある事は理解できるし、なるほどと思う事も多い。 だから、「初心者時代のダメな私」は、私を信用してくれるようになりました。 「1日100アクセス」が果てしなく遠い目標に思われた頃を思えば、 現在の状況は大変満足すべきものになりました。 「トレードが改善しました!」 「損切できるようになりました!」 といった「ちょっと成長した初心者時代の私」からコメントやメールももらえるようになりました。 これほど嬉しい事はありません。 このブログの目的は着々と達成されつつあったのです。
ところが、やっと見つけた優良e-Bookを紹介したら、「なんだ、あんたe-Bookを売るのが目的だったのか?」と言われてしまった訳です。「初心者時代のダメな私」にです。 (これはコメントを書かれた方のみを言っているのではありません。 一つのコメントには背後に同様の意見が潜在していると認識しています。) とてもショックです。 しかしまた、そう言った本人も言いたくて言った言葉ではなく、原因は私にある訳です。 「初心者時代のダメな私」にもう一度私(このブログ)への信頼を取り戻させる方法があるでしょうか?
その回答が「閉鎖」です。 現在の多くの読者さんの全体集合が「初心者時代のダメな私」なのです。 その極一部分とはいえ「疑念」が生まれてしまったのは私の不徳のいたすところです。 最初からアマゾンで本を紹介しようとは思ってましたから、このブログは最初から「非営利」ではありませんが、商品によってこれほどアレルギーがあるものとは予測しきれませんでした。 「全員を満足させる事はできない。」という事はわかっていますが、今きれいに閉鎖することで、もう一度「初心者時代のダメな私」の信頼を取り戻せるなら、それでも良いではないかと思いました。 実際のところ、既に重要な事はほぼ全て書きました。 このまま「なんとなくグレー」なブログでだらだら継続するより、有期で閉鎖と決め、読者もそのつもりで、再度詳しく記事を読んでくれれば、その方が良いのでは?と思ったのです。 昨日はこのブログの事を「営利目的でない」と書きましたが、アフィリリンク貼ってるんですから、立派に「営利サイト」な訳です。自分でもちょっと混乱してました。 なぜ混乱してたか、その理由は次回の「収支」を読んでいただければ理解頂けるでしょう。 (つづく)





コメント (5)
たかやんさん
「初心者時代の自分を教育する」という観点は実に素晴らしいです。初心者には「耳の痛い言葉」が繰り返し必要です。1度聞いてできる人はいませんから。。。。
コメ欄でたくさん書くことはできませんが、アマゾンでの本のご紹介は実に有難いと思い、全てリストアップしましてあります。既に1冊は購入済みです。時間は掛かると思いますが、必読の書はすべて読むつもりでいます。ありがとうございました。
投稿者: ピッコロ | 2006年12月16日 17:06
日時: 2006年12月16日 17:06
猫の目から涙が…。
うちの黒猫ミー助が家出して1週間帰ってきません。
たかやんさんはブログ閉鎖するって言うし、最近良いことありませんよ。
せめて株で儲けるしかありません。もう一度ブログの記事を全部読み返します。
投稿者: Mickey | 2006年12月16日 18:35
日時: 2006年12月16日 18:35
人間は機械ではないし、
機械になろうすれば無理が生じる。
このブログで訴えてきたこととは真逆のようだけど、
「自分で自分を裏切ることはできない」
たかやんさんの人間らしさを感じることのできる文章でした。
とにかく半年でここまでやったのは凄い。
お疲れ様でした。
たかやんさんが作る、新たなブログの誕生を楽しみにしております。
投稿者: f-hiyoshi | 2006年12月16日 19:24
日時: 2006年12月16日 19:24
突然の閉鎖という事で正直驚いています。
今のやり方で本当に良いのか迷っていた時にたかやんさんのブログに出会い、一筋の光明を見た思いでした。
それに比べればe-bookやこちらで紹介されていた本を何冊か購入する事など、ほんの少しの恩返しに過ぎません、ましてやこれらの書籍を紹介していただいた事にも本当に感謝しています。
しかし何とか存続できませんか?寂しくなります。
投稿者: 匡 | 2006年12月16日 19:38
日時: 2006年12月16日 19:38
猫ちゃんに涙が。。。
投稿者: ピッコロ | 2006年12月16日 21:04
日時: 2006年12月16日 21:04