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チャートか、板か?(3)

「チャートの何を見るか?(4)」では、チャートを見る上での最重要基本事項、「株価の停滞に注目し、ブレイクアウトを捉える」事について書きました。

確かに「基本中の基本」です。 これをもう少し詳しく書くと、

(1)まず日足チャートで「上昇中」なのか「下落中」なのかのトレンドを確認する。トレンドには数ヶ月に及ぶものもあれば、数日の場合もある。 トレンドが確認できると、「割高感」や「値ごろ感」といった、日常生活における当然の感覚を覚えるかもしれないが、これに惑わされてはならない。 あくまでも「トレンド」に「フォロー」する事が「収支プラス」の大前提である。

(2)トレンドが見えて「割高」や「割安」に見えても、抵抗線に数度ぶつかって「横ばい」していれば、更に高値(安値)に進む為のエネルギーは準備されていると考える。 抵抗線を「ブレイク」すれば、トレンドが再開する出発点であり、「横ばい」期間に相応する値幅を期待できる。

(3)横ばいにも、ペナントやフラッグといったパターンがあり、更にそうしたパターンにも「より確率の高い」パターンとそうでないものがある。ペナントやフラッグの意味も知らないのでは話にならないが、そうした本からの知識だけでなく、毎日多くのチャートを「意識的に」見る事で、「より確率の高い」パターンを見抜く「目」が養われる。

(4)絶好のパターンを見つけると、つい「もうすぐブレイクする」という先入観を持ってしまい、明確にブレイクしていないのにエントリーしていしまうミスを犯しやすくなる。 私は「ブレイクしたらすばやく飛び乗れ」と書いたが、「明確にブレイクした事を確認して飛び乗る」事の必要性も書かねばならない。矛盾しているようで矛盾していない。勝つ為のエントリーは本当に「容易」ではないが、「真剣」なトレードを積み重ね、その記録をしっかり保存していれば、必ず身につくものだと思う。いい加減なトレードを繰り返し、記録もつけていなければ、待っているのは「退場」だけだ。

(5)デイトレなのだから、トレンドはほんの数日のものでもエントリーの根拠になりうる。しかし抵抗線については、半年から1年程度は前に遡って確認しておく必要がある。 残念ながら、この抵抗線を自動的に表示してくれるチャートを私は知らない。だからこそ、抵抗線をチェックしておくことは、チェックしていないトレーダーに対する「優位性」となるのである。マーケットはトレーダーの積み重ねた「労力」に報いるものである。

等が考えられます。 実際には「指数やマーケットの状況」等も考慮しますが、それについては今後書きたいと思います。 上記の基本事項を守り、詳しくトレード日誌を書き続けて定期的に「過去の問題点と今後の課題」 などについて検証を続けていけば、確実に上達するはずです。

例えば私の場合、「ブレイクしたらすばやく飛び乗れ」という知識が先行しすぎて、「ブレイク直後にエントリーできなければ、そのまま見送る」という一見正しい行動が、実は利益を大きく損なっていた事を日誌から発見する事ができました。 勿論、「急騰」してしまってから飛び乗る訳ではありませんが、あまり厳格に「基本事項」を守っていても、それはトレーダーの未熟さゆえに「曲解」してしまっている場合も少なくないのです。 まさにマーケットの事は、マーケットから学べ!ですね。

またも、予定より長くなりすぎました。 「見せ板」同様に、チャートにも「見せブレイク」がある事はご存知ですよね。 次回はこれについて書いてみたいと思います。 (本当は今回一緒に書くつもりだったんですが、、、、)

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